イナダマボ

なぜか見知らぬ人に話かけられやすい私と、何気なく出逢った市井の皆さんとで紡いだ思い出エ…

イナダマボ

なぜか見知らぬ人に話かけられやすい私と、何気なく出逢った市井の皆さんとで紡いだ思い出エッセイ「日常ミニドラマ」を執筆しています。 それらを通して「人本来の素晴らしさや魅力」「感謝や学び」などをお伝え出来たらと思っています(全100話位)。 一応毎日更新予定です……(*/ω\*)

最近の記事

奈良。探し求めていた、本物な方(2017年48歳)

アクセサリーの制作活動をしていた頃。 「ちょっとしたお仕事(委託販売の納品)」を大義名分に、いつもの「風水開運ひとり旅」へ。 訪問先は、修学旅行以来の奈良である。 実に30年ぶり位の奈良。なにはともあれ、初日に納品を済ます。 そして完全フリーになった2日目の早朝、この旅一番の目的である「念願の神社」を無事参拝。 その後、ほんの思いつきで、近場に鎮座する「別の神社」にもふらりと立ち寄ることにした。 「確か、ここもパワースポットなんだよな~」 それだけのふんわり知識で訪れた、

    • アパート隣部屋のおばさまに願いの叶え方を教わる(2015年 46歳)

      諸事情あって、当時2年間だけ1Kのアパートを「仕事場(と言う名の心の避難場所)」として借りていた。 折しも、人生の暗黒荒波に半ば沈没しながら、必死に舵取りをしていた頃である。 場所は、駅近の割に落ち着いた住宅街。3階建てで、1フロアが2世帯ずつとなっており、広さは4.5畳であった。 お隣さんは、おひとり暮らしのとっても快活なおばさま(70代前半)。 電車で20分弱かかる市外のトンカツ屋さんでフルタイムのパート勤めをされていたのだが、いつお会いしてもハツラツ元気!丸い笑顔に溢

      • 今日もエッセイ投稿お休みします~ 下書きを読み返すたびに修正したくなるので、三歩進んで二歩下がる状態が続いています。…ヘ…ヘルプミー😭

        • 何かを究めるには、『その道の心』を感得することが大切だと知らせてくれた女性(2020年 51歳)

          この年の新春早々、突如として茶道に興味を持ち始めた。 「な…なんでもいいから、一刻も早く茶道について知りたい!!お茶碗をクルクル回すこと以外に、なんでもいいから!」 人生半ばにして、貪るような知識欲。しかもその世界は、これまで一生関わることは無いだろう(どちらかと言うと苦手)と思っていた、自分と最も対極、かつ天上界を見上げるような敷居の高さである。 なのに、衝動的なこの目覚め……。我ながら理解不能だったが、とにかく本能の赴くままに、早速茶道の学びをスタートさせた。 と言って

        奈良。探し求めていた、本物な方(2017年48歳)

        • アパート隣部屋のおばさまに願いの叶え方を教わる(2015年 46歳)

        • 今日もエッセイ投稿お休みします~ 下書きを読み返すたびに修正したくなるので、三歩進んで二歩下がる状態が続いています。…ヘ…ヘルプミー😭

        • 何かを究めるには、『その道の心』を感得することが大切だと知らせてくれた女性(2020年 51歳)

          本日もエッセイ投稿お休みします~ ところで昨日で連投70日目。感覚的にはあっという間。 書いている時は遅々として進まないことが多いので、限られた執筆時間もあっという間。 キーボードが打ちにくいと思ったら爪がえらく伸びていた。 そんなことにも気づけない程に慌ただしい今日この頃です。

          本日もエッセイ投稿お休みします~ ところで昨日で連投70日目。感覚的にはあっという間。 書いている時は遅々として進まないことが多いので、限られた執筆時間もあっという間。 キーボードが打ちにくいと思ったら爪がえらく伸びていた。 そんなことにも気づけない程に慌ただしい今日この頃です。

          素晴らしい気風の観光案内所女性(2019年50歳)

          江戸情緒が色濃く残るとある観光地を、いつもの風水開運ひとり旅で訪れることにした。 開運旅なので、訪れるべくパワースポット(神社)はすでに決まっている。 が、せっかくの雰囲気ある街。他の見どころもチェックしたい。街自体はそんなに大きくはないが、そぞろ歩くにはうってつけなようなのである。 という訳で、電車を降りた私は、駅前の観光案内所へ突入。 まずは街全体を把握するためのマップを求め、キョロキョロ探索し始めた。 そこへ急接近して来られたのが、制服姿の年配女性係員さん。 なぜ

          素晴らしい気風の観光案内所女性(2019年50歳)

          働き方と生き方の意識改革をして下さったパート同僚(2014年 45歳)

          28歳で会社員を辞めてからというもの、それほどチームワークを必要としない仕事を、ぽつりぽつりとしていた。 主なものが、「フリーのイラストレーター(13年間)」と「広告代理店さんでのお気楽アルバイト(なんだかんだと17年間)」。あとは、アクセサリーの制作販売(4年間)、短期のパートやアルバイトなどで、イラストレーターの時は徹夜で大変だったりしたが、自分さえ頑張ればなんとかなる環境であった。 だがしかし!42歳を迎えようかという時、突如として「怒涛の変革期(大暗黒期)」が襲来!

          働き方と生き方の意識改革をして下さったパート同僚(2014年 45歳)

          本日もエッセイ投稿お休みします~ それはそうと、最近のじっとり湿度に、鬼門である夏の到来を感じる今日この頃。 「暑さで脳が回らなくなる前に残り50話位をUPしたい!」と焦る気持ちと、気力についてゆけない体力(視力)をかばう気持ちが複雑に入り混じっております ( ╯□╰ )

          本日もエッセイ投稿お休みします~ それはそうと、最近のじっとり湿度に、鬼門である夏の到来を感じる今日この頃。 「暑さで脳が回らなくなる前に残り50話位をUPしたい!」と焦る気持ちと、気力についてゆけない体力(視力)をかばう気持ちが複雑に入り混じっております ( ╯□╰ )

          私の想念を証明して下さったお坊さん(2014年 45歳)

          実父が他界した、この年5月。 約7か月後に、旦那の母方の叔父さんもこの世を去った。 お通夜の連絡が来た時、もちろん旦那は即決で参列することになったが、私はかなり迷った。 一番の理由は、まだ喪中で気持ちの整理がついていなかったから。それに加えて、私にとって叔父さんは一度しかお会いしたことのない存在であり、義母が他界してからは更に遠い存在となっていたからである。 『どうしよう……』ぼんやり迷う。 しかし、何だかんだと旦那の支度を調えているうち、成り行き上、急遽私も参列すること

          私の想念を証明して下さったお坊さん(2014年 45歳)

          本日も「創作大賞2024」作品を仕上げるため、通常のエッセイ投稿はお休みします。 いつもスキをして下さる皆さま、ありがとうございます! 今ちょっと時間が足りず、なかなか皆さんの記事を拝見出来ないため、落ち着いたら拝見させていただこうと思っています!

          本日も「創作大賞2024」作品を仕上げるため、通常のエッセイ投稿はお休みします。 いつもスキをして下さる皆さま、ありがとうございます! 今ちょっと時間が足りず、なかなか皆さんの記事を拝見出来ないため、落ち着いたら拝見させていただこうと思っています!

          友達関係を考えるきっかけを与えて下さったおばあさんとのひと時(2008年 39歳)

          私はこの日、友との待ち合わせのため、自宅から最寄り駅へと足早に向かっていた。 18時近いのにまだまだ明るかったその季節は、おそらく夏が近づいていた頃だったかと思う。 駅までは20分ほどで、現在「このまま行けば、ちょっと早く着くかな?」というベストな状況。いつものルートである、車通りの激しい街道沿いの、長ーい下り坂をずんずん下っていった。 坂の1/2を下った頃であろうか。少し先にある、歩道沿いの駐車場ブロック塀(膝の高さ)に、おばあさんが腰かけられている姿が小さく目に入った

          友達関係を考えるきっかけを与えて下さったおばあさんとのひと時(2008年 39歳)

          本日エッセイ投稿お休みです。 そしてこれから「創作大賞2024」のエッセイを仕上げていくため、通常のエッセイ投稿はお休みがちになります。 その間、つぶやきで連投狙います。よろしくお願いします😌

          本日エッセイ投稿お休みです。 そしてこれから「創作大賞2024」のエッセイを仕上げていくため、通常のエッセイ投稿はお休みがちになります。 その間、つぶやきで連投狙います。よろしくお願いします😌

          声を授けてくれて下さった方(1969年 0歳)

          これは、私の生後3か月頃の話である。 母から何度となく聞かされた話ではあるが、何しろ彼女は夢の中を生きているような人ゆえ、若干怪しい部分があるかもしれないことを予めお断りしておく。 さて。私が誕生した当時、家族は父の仕事の関係で川崎のとある街に住んでいた。 大きな川に隣接したその街は、商店街が賑わい、昭和的下町ハートフルな空気感に包まれた、とても暮らしやすいところだったのだそうだ。 北海道の小さな漁師町出身の母は、バリバリの専業主婦。父は遠洋漁業大型船の船員で、乗組員の方

          声を授けてくれて下さった方(1969年 0歳)

          ご婦人の神対応@地元デパートでの出入口(2023年53歳)

          地元の小さなデパートは、お野菜の質が良く、意外とリーズナブル。 なので、チャンスがあれば袋一杯に買い込んでしまう。 そんなある日の帰り。手動扉の出入口にて。 本当にありがとうございました😭

          ご婦人の神対応@地元デパートでの出入口(2023年53歳)

          予測不可能なおじさま店主さんの閃きトーク(2017年48歳) 余談

          こちらは本エピソードの余談です。ちょっと長いので分けてUPします。 本エピソードは、前回をご覧くださいませ😌 ※本エピソードはこちら👇 余談その1:店主さんの情熱から分かったこと 本エピソードではカットしたが、店主さんは、ホーリーバジルの「リーフレット」や「活動団体のホームページ」もわざわざ探して見せて下さっていたのだった。 ……いや~なんとも情熱的!濃ゆい! 私は、店主さんの心意気に恐れ入ったのとともに、なぜこちらのお店が「エネルギッシュディープタウン」にあるのかもち

          予測不可能なおじさま店主さんの閃きトーク(2017年48歳) 余談

          予測不可能なおじさま店主さんの閃きトーク(2017年48歳)

          “色んな意味”で活力漲る、お隣東京の“とある街”。 そこは、夜になると一層活気づくことで有名であり、実際訪れても、濃厚で渦巻くようなエネルギーにのみ込まれそうになる。 そんな街の一角に、ひっそりと小さな自然食品店がある。 そう、何故か「エネルギッシュディープタウン」に「ナチュラル&ヘルシー」なお店が唐突に存在しているのだ。 ちなみに、その自然食品店は小規模なチェーン店である。 以前は我が地元にも姉妹店があり、度々“酵素パウダー” や“焼きナスの歯磨き粉” などを購入させて

          予測不可能なおじさま店主さんの閃きトーク(2017年48歳)