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職業訓練でWebプログラミングを学んだアラサー その1

長年勤めてきた販売を退職して、職業訓練でプログラミングを学んだ。退職した経緯はこちらから読める。

いろいろな経緯を経てきたけど、現在は東京にてweb制作会社に勤めるために就活中だ。

販売員として働いてきてWEBの世界なんて全く何も分からない、パソコンなんてYouTube見たりネットサーフィンするくらいしか使ってこなかった私が、Adobeソフトやプログラム言語を駆使し、パソコン1台でWebサイトを作れるようになるまでを書こうと思う。

そもそもなぜWebプログラミングを学びたいと思ったか。きっかけはコロナ禍である。

アパレル販売員として従事していた私は、コロナ禍になってお客様への接客スタイルに大きな変化が訪れた。マスク着用によってお客様の表情の些細な変化が読み取れず苦戦する接客、ソーシャルディスタンスのために一歩距離をとったコミュニケーション。

その難しさと比例するように増えたのが、ECサイトの売上SNS上でのお問い合わせだ。在庫確認はもちろん、お取り置きやお取り寄せ、顧客様になるとSNS上での商品紹介や新作案内などのオンライン上での接客も増えていた。

ふと実店舗の意味やスタッフがいる意味とは何か、と考えた。もちろん人間同士でないと成り立たないことはたくさんある。でも現在を見ると、ネットとリアルでのハイブリット接客を求められていることが多く、需要が高い。
対人であることは大前提として、それが行われる場所は必ずしも「ここ(店舗)」でなくてもいいわけだ。

ハイブリット接客をしているうちに、ネットの便利さに驚いた。予約を取れるサービスがあったり、資料や写真、動画を共有できる機能、顧客様を簡単にまとめられるアプリまである。もちろん私が当時、そういったものに無知だったということもあるが、様々なサービスの多さとそれらを駆使して行う接客の楽しさ、お客様ひとりひとりと向き合えている感じがして面白かった。

私が大好きなアニメ「攻殻機動隊」のキャラクター、草薙素子少佐が残したある名言がある。

それにしても、ネットは広大だわ。

攻殻機動隊;草薙素子

まさしく、その通りだ。自分の知っている世界だけではなく知らない世界、どこへでも行ける。このネットを構成している世界を知りたい。これからはネットの世界になるのかもしれない。

そう思ってからは早かった。すぐネット、WEBサイト、アプリはどういった仕組みで生まれているのかを調べて勉強するようになった。

まず初めに取り組んだのが、多くの人がトライしたことあるであろうProgateというサービス。

プログラミングのプの字も知らなかった私のような初心者でも非常に簡単になっていて、可愛いスライドでわかりやすく各プログラム言語の解説や実践ができる。触りだけ理解する程度なら会員登録して無料版だけでも十分だけど、サブスクで¥1,078/月払えば全てのレッスンを受けられる。

学校に通ったり通信教育を受けたりするのは費用的に厳しいな、と思っていた私にとってはありがたいサービス。Progateで勉強していたおかげで、のちに通うことになる職業訓練ではスムーズに理解することができた

Progateを進めていくうちに、物足りなくなってきた。もっと細かいところまで勉強したくて本を借りて読んでみたけど、よく分からない。独学の限界を感じ始めていた。

そんな中、完全に未経験で知識も浅いままなんとなく、web制作での転職先はどのようなところがあるか知りたくてハローワークに行った。完全に気まぐれで行ったのだが、この時ハローワークに行ってなかったら今の私はいないであろう転機が訪れるのである。

その2へ続く

Masumi



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