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文章を書くことが苦手でも継続して書ける方法

私は文章を書くのがあまり好きではない。

好きではない、と書くと語弊がある。苦手なのだ。何を書けば良いのかわからないし、たまたま題材が思い付いたとしても、思考を文章へと構築することが難しく感じる。

そんな私が、noteで文章を書き続けられている理由がある。それは、頭の中の整理整頓ができるからだ。整理整頓ができることで、頭の回転が速くなる。

マーケティング会社unnameの宮脇氏が書いた、頭の回転についての考察記事を読んで、自分の中にあった思考が言語化されスッキリと整頓できた。

私自身、頭の回転が早い方ではない。だからこそ、日々の生活の中で「書く=思考力を上げる」練習をしている。思考力とは自分の経験や知識をもとに考える力のことだ。

頭の回転の速さ=思考蓄積量だと宮脇氏は述べている。
思考の蓄積量を増やし整理することで、必要な時に必要な情報を素早く思いだすことができる。要は頭の回転が早くなるのだ。

書くこと=思考の整理整頓

この記事を読んで、私なりの思考の蓄積術を深掘りしてみたくなった。実践している思考力を上げるための文章の書き方を紹介しようと思う。
まず、そもそもなぜ文章を書くことが蓄積術として、頭の中の整理整頓に繋がると感じるのかを書いてみた。

思考のインプットができる

文章を書くことで、本を読んだりニュースを見たりした内容を自分自身に落とし込める。学生時代、参考書の内容をよくノートにまとめていただろう。あれと同じだ。ただ読んで頭の中に知識として残すよりも、大事な部分を要約して書き留めることで、記憶に残りやすくなる

思考のアウトプットができる

インプットした知識などの思考全般は、自分なりの意見や解釈と共に書き起こすのがコツだ。綺麗な文章にならなくても良いし、単語を書き出すだけでもメモ程度でも良い。とにかく頭の中に浮かんでいる考えを書き出すだけで、アウトプットになる。
私がこの記事を書いている今も、宮脇氏のnoteを読んで自分なりのアウトプットをしている真っ最中なのだ。

あとで見返して思考の整理ができる

例えばこのnoteで書いた記事なんかを私はよく見返す。この時はこんな思いを持っていたとか、こんなこともあったなど、自分の思考を遡ることができる。これは文章を書いて、目に見える形で残すことならではのメリットだろう。
自分の思考を見える化しているので、もし同じような題材について話すような機会があったら、きっと相手に説得力を持って伝えることができるはずだ。

私なりの文章の書き方

とはいえ、やっぱり書くのは難しいと感じている方もいるだろう。そんな方のために、文章を書くのが苦手な私がおすすめする、私なりの文章の書き方をご紹介しようと思う。

書きたい題材について調べてみる

これは所謂インプットだ。読んでいる本についてでも良いし、気になっていること、XやInstagramで見たことについてでも良い。自分が出来る範囲でその事柄についてリサーチしてみる。新しい知識を増やしてみるのだ。

書きたい題材について自分の意見を書き殴る

例えば「筋トレと寿命の関係」について、さまざまな意見がある中で自分なりの思考を思いつくままに書いていく。

ネットで調べたところ、健康のためなら1日10分程度で良いそう。

骨子を考える

あらかた自分なりの意見をアウトプットできたら、その中から骨子を書き出していく。

骨子
読み方:こっし
提案や計画などの物事において、要点となる事柄を意味する語。物事を構成する骨組みという意味合いがある。

weblio辞書

具体的に言うと、大まかな見出しを書いていくのだ。書き出した見出しに自分の意見を少しづつ書き足し、肉付けしていく。肉付けし終えたら少々綺麗に並べる。前後を入れ替えても良い。とにかく、読みやすくなるように意識する。

ここまで来れば、頭の中の思考はスッキリと整理されて、綺麗になっているはずだ。

文章を書き終えたら

そして最終的に書き上げた文章は、家族でも友達でもSNSの見知らぬ方でも、とにかく読んでもらう。読んで、誰かに意見をもらう。そうすることで、題材に対する自分の意見を知ってもらえるだけではなく、それに対する意見をインプットできる。思考力をさらに磨き上げることができる。

自分では中々気が付かない、文章の読みやすさや、伝わりにくい表現も知ることができる。思考力だけではなくて文章力も同時に鍛えることができる。
思考力も文章力も上がったら、自然と頭の回転も速くなっていることだろう。

文章を書くのが下手、苦手などは関係ない。日々、たくさんの情報に触れ続けている私たちが、このごちゃついた頭の中を綺麗に整え、思考力として自分の力にしていくには、文章を書く。これに尽きるのだ。

Masumi

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