見出し画像

Webデザイナーを辞めようと思った理由を書いてみた。

こんにちは。
この記事では私が今までフリーで頑張ってきたWebデザイナーとしての仕事を辞めたい、もうしたくないと思った理由を書いた。
あくまでも個人の意見なので、Web制作関連の仕事を否定しているわけではない。それを念頭において、興味がある方はぜひ読んでいただけたら嬉しい。

今の私

現在、職業訓練を経てフリーでWeb制作を行なっている。
スポットで受注している案件が多く、ガッツリ制作に携わっているかと言われると、そうでもない。
かといって、でっかい案件を受注するぞ!と意気込んで営業なりしているわけでもない。今は東京に住みながらローソンのバイトもしているのが現状だ。

以前勤めていた会社を辞めて、職業訓練校に通うことになったきっかけはこちらから読める。


そして、職業訓練に通うまでのストーリーはこちらから。


そんな感じで現在に至るわけだが、実はさまざまな事情があり、地元の方に戻ることになった。いわゆるUターンだ。
そういうことで地元でまた職探し、というわけなのだが、引っ越しに伴う就活をしていくうちに、いろいろなことを考えた。考えるきっかけになった。

どんな仕事がしたいか

まずどの分野で仕事を探すかだ。もちろん今まで約1年間、Web制作をやってきたんだからその道で探すのがベストかもしれない。ところがこの1年、実際にWeb関係で働いてみて思ったのが、なかなかやりがいを感じられないということ。

なぜやりがいを感じられなかったのか、洗い出してみたところ大きく3点あがってきた。

web制作をもうしたくない理由

まず一つ目は、自分の作りたいものを作れるわけではないということだ。何言ってんだ、と思われるかもしれない。まさしくそうだ。クライアントあっての我々の仕事なのだから、クライアントの要望に応えた上で予想を上回る結果を出すことが使命だ。

職業訓練での個人制作やグループ制作、ポートフォリオ用の作品を作っていた時はとても楽しかった。それはひとえに自分が作りたいものだったから。仕事となるとそうはいかないのが現状だ。そのどうしようもないジレンマに自分で自分に嫌気がさした。

そして二つ目は、もっと体を動かして働きたいという想い。元々接客業を長くしてきた私にとって、シンプルにパソコンの前にずっと座っていることが苦痛だった。

もちろん、作りたいものを作っているときは楽しかった。でも一つ目の理由でも書いたように仕事になると次第に退屈さを感じてきて、結果パソコンに向かうことが嫌になってしまったのだ。

三つ目は、「ありがとうが」身近に感じられないこと。どうしてもWeb制作に携わっていると、メールやチャットなどのツール越しでのコミュニケーションが増えてくる。仕事仲間やクライアントからの感謝の言葉も、文面でしか伝わらない。

もちろんそれでもありがたいのだけど、やっぱり直接言葉で言われた方が、個人的には心に響く。また頑張ろう!というモチベーションにも繋がってくる。

結果、何がしたいのか

私は何がしたいのか、改めて考えたときにやっぱり接客業がしたいと感じるようになってきた。元販売員で店長職までしてきた私は、やっぱり人とメインで関わる仕事がしたい、人が喜ぶ姿を見たい、その思いが強かったのだ。

せっかく職業訓練まで通ったのに辞めるなんて勿体無い、手に職付けられていいじゃない、長く働けそうで安心ね。もちろん分かっている。でもこのままやりたいことを我慢して続けていって10年後、やっぱりあの時やりたいことをしておけば良かった、なんて後悔してしまうことが怖い。
そもそも、やりたくないことを10年後も続けているか、自分にそこまでの自信もない。

最後に

頑張ること、努力することはもちろん大事だけど、我慢をしてしまうと自分のバランスが一気に消える。その一線がすごく難しい。楽しいはずのことも楽しめなくなるし、日々の生活にも悪い影響が出てしまう。

私は自分らしさを守るために、やりたいことをやると決めた。

Masumi.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?