【中年男性向け】騙されない方法【考えてみた】

あまりこの言葉は使いたくないし、そういうカテゴライズをすべきではないという前提の上で。
「弱者男性」という言葉がここ数年、悪い意味で脚光を浴びていて、ここ最近でもいろんな事件が起きています。
この言葉の定義って色々あるかと思いますが、いわゆる「独身で非正規雇用の中年男性」みたいなのが一般的なのでしょうか?

その人たちに関連する事は、ほとんどが「お金を騙し取られた」とか「恋愛絡み」のもの。

僕も含む中年男性の難しいところって、人によって経済状況も人間関係も全然違うこと。
だから一概に「救済」と言っても、一律の対応はしづらいのだと思います。

そんな中でも個人的に、どうすれば騙されたり、社会に対して恨みを抱いたりすることをなくせるかを考えてみました。

僕の考えてみた対策は……





「自分だけで叶えられる夢を持つこと」

月並みかつ青臭い回答でごめんなさい。

”夢を持つ”という部分より、”自分だけで”という部分が重要です。
そしてこれは、弱者ではない中年男性にも有用だと思っています。

40代に入ると、ある程度、老後のことを意識するようになり、それまでに歩んできた人生から、自分のその後がおぼろげながらも見えてくる。
そういう中で、仕事で成し遂げたものが少なかったり、孤独だったり、(人によっては)独身だったりすると、将来に対する不安が募る。

そこで、その心の不安を埋めるのを他の人間に求めてしまう人がいる。
自分の子どもだったり、女性だったり。

ただ、それは止めた方がいいと思うんですよね。

だって、人も社会も自分の思う通りに動いてはくれないし。

心の不安の解決は、「自分」に求めた方がいい。
だからこそ、「自分だけで叶えられる夢を持つ」というのが大事だと僕は思うんです。
その夢は、「独立する」でも「海外に住む」でも「1億円貯める」でもなんでもいい。

ある程度わがままなものでいいと思います。
他人には理解されなくてもいい、むしろ理解されないものの方がいいと思います。

ひとつ、「これ」だと言う長期的な目標設定を立てることで、不安な気持ちや孤独感は緩和されるし、自分にフォーカスできて生活が充実していく気がする。
誰にも左右されない「自分軸」ができるので、結果として、子どもや女性に過度に期待したりすることもなくなるし、詐欺師みたいな人たちの明らかにおかしい要求に対して「おかしい」と気づけるようになる。

もちろん、この年齢から夢を見るといっても、時間は限られているし自分の社会での立ち位置が固定化していたり、人によっては責任の重い仕事をされている方もいるでしょうから、それを叶えるのは大変なのはわかります。
でも、たとえその夢自体は叶わなくても、その実現に向けて努力している中で、これは個人的な経験ですが、それに”近い”別なものが叶ったりする。

気づけば、自分一人で人生を楽しめるようになっている。

中年男性の良いところは、それまで生き抜いてきた中で身につけた”知恵”があること。
だから、誰でも工夫すれば、ある程度は自分で自分を楽しくできるようになれると思うんですよね。

読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。