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いま、転職活動で感じていること

現在、もっぱら転職活動中である。とはいえ、noteは引き続き、3日に2記事ぐらいのペースで書き続けたかったのだが、そううまいこといかなさそうで悔しい。

べつに何も、机にむかって黙々と、1分1秒を惜しんで勉強などをしなければならない、というわけではないので、強がりでもなんでもなく書こうと思えば今日のように書く時間はつくれる。ただ、良く言えば「一点集中」、悪く言えば「じぶん、不器用ですから」と、どちらをとっても我が身可愛さで、書かないことをつい正当化してしまっているじぶんがとても恐ろしい。

そんなわけで、いまの僕に書けることはと考えた結果、「現在、転職活動で感じていること」について少しばかり筆をとろうと思い立った。

前提としてまずお伝えしておかなければならないことは、僕は新卒で建設系の会社に正社員として入社した。そこで約4年間ほど勤めたあと、派遣会社に登録をして大学図書館にて司書として働きはじめて現在にいたる。

なので、実質的な“転職活動”は、今回が初めてである。過去に、公共図書館の司書として採用試験を受けたことがあるのだけれど、そこは1次試験が集団面接であり、そこで落ちてしまったために基本的な質問を5つぐらい答えて終わった。なんとも中途半端に挑んで、あっけなく散った。

今回の転職で、参考にしている本がある。

まだ僕自身が受かったわけではないため、紹介できる立場ではない。ただ、結果がどうであれ、この本は非常に勉強になる。

転職において、意識しなければならないことは、“自分と会社とのフィッティング”だ。

たとえば、僕は、建設系の会社を希望しているのだけれど、「資格があって、実務経験が豊富にあって、つよいリーダーシップを発揮できる人」が、すべての会社から必ずしも受け入れられるかというとそういうわけでもない。まだ知識も経験もないけれど、建築が好きで、建築を学びたいという意欲だけあるまっさらな若者のほうが、一から育てていけるという理由で採用される可能性があるかもしれない。

ようは、まず自分がどういう人間なのかを知り、つぎに相手企業がどういう人間を求めているのか、これらを知ったうえで、“自分と企業の接点”をつたえることが、転職においてはなによりも大切になる、ということが本書には書かれている。


ところで、転職エージェントとうまく付き合うのはむずかしい。

僕は最初、とある大手のエージェントひとつと、建設系特化の専門エージェントひとつで、計2社に相談をした。しかし、前者は、大手だからあるていどは仕方がないのだが、会話のなかで二言目には「たくさん応募しましょう!」「とにかく応募しましょう!」と言ってくるので驚いた。素人なのだからとりあえずは従えばいいのかもしれないが、途中で疲れてしまい、申し訳ないがメールで辞退の連絡をした。

後者のほうは、いまでもお世話になっている。来週は、いよいよ1次面接があるので引き続き対策をすすめていきたい。だが、その担当者がなかなかのポンコツで困っている。

たとえば、の話がある。こういうエージェントを利用したばあい、履歴書などの提出書類は基本的な内容を僕自身でつくったあと、その情報をエージェント企業へと送る。あとはエージェント企業がパソコンでWEBの履歴書に記入をし、体裁をととのえ、最終的にエージェント企業から相手企業に送付までしてくれる。履歴書といえば、姿勢を正して油性ペンでていねいな字で書き、証明写真をノリでペタペタ貼ったりしていた僕にとっては、新鮮というか、「そこまでやってくれるのか」と少々手持ち無沙汰なきもちになったりもした。

しかし、僕も最終的に確認するのを怠ったのもあるが、その担当者がつくった書類が、とにかくミスが多くて、怒りというかもはや呆れている。前職の入社年度をまちがえていたり(まじか)、必死に考えてつくった自己PRを推敲するまえのまま提出していたり(ほんまありえん)と、散々であった。

だから、エージェント企業に直接電話をして、担当者とはべつの人間に事情を話した。「ちょっともう、○○さんは信用ができないです。」と顔も見たことがない電話越しの相手に吐露してみた。幸いにも(?)、「書類のミスは全面的にこちらの責任になるので、長屋様の落ち度は一切ないことを相手企業に念押ししたうえで、正しい書類を再提出させていただく」という返事をもらった。

ただ、僕はその担当者個人にたいして不満がまだ残っていたので、その後にかかってきた電話は無視していた。

そうしたら、「今日、仕事?」と彼のほうから友達にたいして送るかのようなメッセージが来たので、「あ、もうこの人はあかんわ」と僕のなかで見切りをつけた。そういうゆるい態度が気に食わないのに、そもそも自分のミスでこうなってるのに、その口のききかたなんやねんって。

とりあえずは、来週に面接をひかえているのでその企業には全力でのぞみたい。そのあとは、べつのエージェントを検討している。建設専門の会社だけでもいくつか候補はあるのだし、もっと言えば、受ける企業だって星の数ほど日本には存在する。

いまの段階では、僕と企業は対等の立場だ。僕にだって、入る会社を「選ぶ」権利がある。面接で語る内容は、理屈と情熱をもってたっぷりと伝える。しかしながら、最終的にどこの企業を受け入れるかは、気負わずにゆっくりと考えていきたい。星の数ほどある企業のなかから、“たったひとつ”とフィットすればそれでいいのだ。

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