一級建築セコカンに挑戦します
昨年は、京都・観光文化検定2級を取得した。
学生時代は、勉強にたいしてかなり受動的に取り組んでいて、「なんでこんなことを…」とぶつぶつ呟きながら机に無理やり座らされていた記憶がある。そんな僕だが、20代後半になり、「学ぶって楽しい!」そう感じる瞬間が増えてきた。
仕事でも、現在は図書館員として図書館で勤務しているのだけれど、じつは同僚のなかにも司書の資格を持っていない方はいくらでもいる。でも僕は、どうせ働くのなら体系的に図書館・司書というものを知りたいと思い、働きながら大学に入りなおして司書の資格を取得している。前述の京都検定も、おなじ理由で学び始めた。
建設業の資格について。
そして今回、建築の仕事に転職するにあたり、建設業は資格とは切っても切り離せない関係であることを改めて知った。そもそも、建築士の資格を持っていない人間が、人の家を建てられないのは当たり前だが、「じゃあ自宅なら無資格で建てていいのか」というと、当然そんなこともない。知識のない人が勝手に建てた家に欠陥があって、それで被害を受けるのは住んでいる人だけではないからだ。
というわけで、建設業にはさまざまな資格がある。国家資格も数多い。
目標は高く。
そのなかで、やはり目標としているのは、一級建築士だ。僕もいつかは取りにいきたい。近年は、どの業界でもそうだが、人手不足が問題になっている。とくに建設業は顕著で、一級建築士をもつ人は、50代以上の割合がぜんたいの68%を占めている。
とはいえ、じゃあ誰でも取れる資格なのかというと、当然そんな甘い試験ではない。僕じしんは、大学で建築系の学科を出ていないため、2024年時点では受験する資格すらない。
セコカンとは?
その一方で、現場の人間の人手が足りていないのも事実である。そこで最近、受験資格がゆるくなり、学科を出ていない僕でも(学科試験のみだが)受けられるものが出てきた。
それが、「一級建築施工管理技士」である。
一言でまとめるとこの資格は。
ただ、まあ。受けられるから受けるのかというとそういうわけでもない。
シンプルに、これからの仕事に直結する資格であることは間違いないし、なによりも、資格手当がもらえることが大きい。さらに、昇給にも影響があることは、面接の時点でしつこく何度も念押しされている。「1日でもはやく取ってください(笑)」と。
単純な僕は、駅前の大型書店でテキストと過去問をすぐに買った。両方で6000円もした。あまり書きたくないのだが、受験料だけで1万円以上するのは正直痛かった。ただ、取ってしまえば半永久的に毎月数万円の手当が出るので、勉強にも気合いが入る。
ようはこの資格を一言でまとめると、コスパがいい国家資格、だ。
試験本番は、2024年の7月21日(日)。今日からほぼ4か月(120日)ある。いや、120日しかない。
noteで建設の資格について書いてもあまり身近に感じられる方は少ないのかもしれないけれど、4か月後にここでいい報告ができるよう頑張るので、応援よろしくお願いします!
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