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我が家の防災グッズは、こんな感じです

年始からの大災害により、あらためて我が国が、世界的にみても“災害大国”であるという自覚と、「いつかは自分も」という恐怖感をいだかざるをえなくなった。

僕は、数年前から、それこそ京都でひとりぐらしを始めた頃から“防災グッズ”を集めている。

このリュックひとつにまるごと一式が入っているものを買っただけだけれども、この年始に持ってみたら、あまりの重さに文字どおり“腰をぬかした”。買ったときはそれこそ、「避難時にサッと」みたいな謳い文句に惹かれたのだとおもうのだが。あれから数年のあいだに、お茶や缶詰なんかを仕入れては時々入れたりしていた結果、気づけば7.5kgになっていた。

重さこそあれ、中身はパンパン。ひつようなものは、すべてこのなかに入っている。最近は、あまり開く機会が減ってはいたものの、最高の防災リュックという自負があった。

だが、気づいた。準備しだした当時は僕ひとり用のリュックであったが、いまは彼女とふたりで暮らしているため、「ここからさらに倍になるのか?」「さらに重たくなるのか...?」という危機感がめばえて、いい機会なので中身を整理してみることにした。

◆◆◆

入っていたのはこれだけだった。おもっていたよりもだいぶ少ない。

・水(500㎖が4本)
・お茶(350㎖が2本)
・ラジオライト(ハンドル回して発電する)
・レトルトのご飯類
・缶詰(おかずとフルーツ)
・携帯用の炊飯器と食器
・ライターと固形燃料
・携帯用トイレ
・トイレットペーパー
・防寒ポンチョと寝具
・ウェットティッシュとドライティッシュ
・軍手
・スリッパ
・ウォーターバッグ(6.5ℓ用)

◆◆◆

無駄なものはないけれど、ふたりが安全に生き抜くためにはやはり何かが不足している気がした。スリッパなど元々僕のぶんしかなかったものは当然もう1セット追加するとして。新たにひつようなものはないかと話し合いながら考えた結果、

・タオル
・ゴミ袋(大中小)
・生理用品
・ラップ(食器を洗う手間を省けるかも?)

以上の4つを加えることにした。しかし、賞味期限がちかい缶詰や350㎖のお茶などは災害時に飲むには適していないと判断して抜いたので、結果的には7kgに減っていた。もちろんこれでもだいぶ重いし、リュックをふたつに分けるなどして負担を分割したほうがいいのかもしれないけれど。

災害の準備なんて、そもそもすべてが想定のなかでやるしかない。経験者などの意見を聞いて、絶対にひつようなものは用意しておく。あとは、個人の家族構成や、自宅から避難場所までの経路や距離などによってもひつような準備は大きく変わる。

大事なのは、家族みんなが情報を共有していることだとおもっている。要不要の選択は、そのつどあらためてしていければいい。

こんなものは一生つかう機会がないに越したことはないのだけれど、そうも言っていられないのが、日本という国の現状である。

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