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産休中の学びと復帰後の学び ー第1子出産(反省)編ー

こんにちは。まくらです。7歳(小1)・3歳(2歳クラス)を育てながら、東京都内の企業で企画職をしています。2016年と2021年に子どもを出産し、2022年4月に2度目の育休から2時間時短勤務で職場に復帰しました。その冬に、会社で初めて時短取得中に管理職として昇進させてもらい、2023年4月から課長をしています。

今はそれなりに自分の事が分かり、育児と家事、フルタイム勤務で、限られた時間の中でも学びや趣味を選び取ってやっていると自負する私も、第1子の出産前後は迷走していました。

限られた時間の中でも学ぶ

これが人生を着実に進めるために欠かせないことのひとつだと考えています。しかしながら、「何を学ぶか」が重要。今回のnoteでは、これを間違ってしまった私の失敗談を紹介します。


第1子出産前・育休復帰後の学び

産休中の簿記の試験勉強

第1子産休中に簿記3級の試験を受けました。
数ある学びの中からなぜ簿記を選んだかというと

簿記3級:
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」

引用:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3

とされていたからです。

これを読んで、専門職ではなく今後超ゼネラリストとして、仕事人生を歩んでいく私にとって、経営関連の知識として「役立つ」と思ったことと、今後子どもが生まれるにあたって、やっぱりお金の知識は大事だと思ったのが理由です。

さて、結果ですが、見事に落ちました(苦笑)

調べてみると、簿記3級に合格するためには100時間の勉強時間が必要*と言われているそうです。実際にこんなに勉強していませんでした。

*出典→ユーキャン、簿記3級って難しい?合格率や試験概要を解説【2023年最新】

私の場合、産休中に引っ越しをしたこと(家探し~引っ越しまで)や、里帰り出産のために頻繁に実家に帰っていたこと、更に「最後の一人時間」と思って(実際はそうじゃないです!)、ミュージカルを見に行ったり、マタニティエステに行ったりと盛りだくさんの産休でした。前述のふわっとした目的で勉強していたので、今しかできないことを我慢してまで、簿記を勉強する熱意はありませんでした。落ちたのも当然の結果です。落ちたことについても、出産前の今しかできないことを優先したということで悔いはありませんでした。

今は夫に子どもを見てもらってエステに行くし、出産後こそ休むべきと思います!

育休復帰後のFP(ファイナンシャルプランナー)勉強

第1子の育休復帰後は、軽くモチベーションダウンしていました。そんな中していたのがFPの勉強です。

第1子の育休復帰後のnoteはこちら。後半にモチベーションダウンしていたことをつづっています。↓

第1子育休復帰後は、自分時間がうまく取れておらず、自分時間と言えたのは、会社に行く途中に立ち寄るコンビニかマックで休憩する15分。ストレングスファインダーで学習欲がトップ5に入る私としては、何かを学んでいないとなんとなく落ち着かない。

ここで選んだのがFP(ファイナンシャルプランナー)の参考書。子どもが生まれて改めて、家計管理という観点でお金について知識をつけたいという気持ちがあって選びました。参考書を選んだものの、そもそも試験を受ける気持ちはほとんどありませんでした。
そうであれば、家計管理や資産形成をするための個人向けの本を選べばいいのに、なぜか選んだのがFPの参考書でした。この本自体はマンガ付きで読みやすい本でしたが、今思えば貴重な一人時間になぜこの本を読んでいたのか…。もったいない!!

選択を間違った理由

結論:目的を明確に

基本的には、何か特別知りたいことがあってではなく、なんとなく「学ばないと、学びたい」ということから始めたのが失敗だったと思います。学ぶことが目的になっていました。

結論:中途半端な学びはリスクヘッジにならない

学ぶことが目的になっていたからこそ、なんとなく役立ちそうな資格に目が向いてしまっていたのですね。お金について勉強するなら、資格につながるFPの参考書という思考になっていました。

更に、こんな状態での学びは中途半端になってしまうと思います(体験談)。私の場合は、落ちてもいいと割り切れたのでまだよかったですが、中途半端に力を入れて、落ちて心が落ち込んだり、自信を失ったりしたら、とってももったいないことだと思います。


2022年には「リスキリング」が流行語大賞にノミネートされるなど、学びが必要ということは間違いないと思います。ただ、それは目に見える学びでなくてもよいと思います。もちろん、たまたま始めた学びがジャストフィットというセレンディピティもあり得るのですが、偶然の産物・幸福な偶然で確率は低いと思います。

子どもを持ちながら働くことへの漠然とした不安

ちなみに、私の学びが迷走した原因の一つは、子どもを持ちながら働くことへの不安があったと思います。今までのように働けないことで自分に自信が持てない。何かした方がいいのではないかという空回りです。第1子産休中も復帰後も、自分の内側と周りの状況をみられていれば、選んだ学びはこの2つにならなかったのではないかと思います。

もちろん、時間を増やすことができなくても、やり方は変えられるし、制約があるからこそできる働き方や、親としてワーキングマザーだからこその視点での力の発揮もできるものだと、2人目育休から復帰した今は思います。

不安とどう向き合うか

あなたは何を学びますか?
あなたはなぜ学びますか?
私の失敗談があなたの素敵な学びのヒントになったら嬉しいです。

私のnoteでは、7歳3歳の子どもを育てながらマネージャー職をするオーバー40女性の妊娠・産休・育休・職場復帰体験談(失敗からの振り返り含む)や、子育て(モンテッソーリ教育のエッセンスを取り入れた「子どものできる」をサポートする関わりの実践)などをテーマにしています。2024年4月からは週1-2回で記事を公開中です。もしよければ、フォローしていただけると嬉しいです! 2024年4月末時点、仕事が忙しく、くじけそうになっています。でもがんばります~。

追伸:チームメンバーが妊娠し、彼女がまもなく産休に入ります。それを視野に、妊娠~産休・育休~職場復帰用の資料を作成しました。期間限定で無料で共有しています。関心があれば、こちらのnoteもご覧ください。



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