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おひとりさまの入院。ありがとう! ホントにありがとう! 「マスコミ独身女子友だち」という同志たち。

男の親友Cのほかに、「お願い助けて!」「うん、予定があるなら!」と、快諾してくれたのが。マスコミ独身女子友だちだ。

別に、独身を選んだのではなく、たまたま仲良くしてもらっているのが、そういうメンバーだったから。


また、既婚マスコミ友だちは、仕事が多忙すぎて頼める感じではなかった。


また、お願いしたいことがデリケートなことの可能性もあるので、男子には声を書けなかった。

マスコミ友だち、という言いかたも、たぶん古いのだろう。


メディア関係と今は言うのかもしれないが、仲良くなった当時、そんな風に言っていたので、そう書くことにする。

わたしも含めて、みんな20代だったころ、散々遊び、飲み倒した友だちだ。


Dちゃんは、うちに郵便物を取りに行って、必要なものとともに病院に届けてくれた。

Eちゃんは、今考えるとなんでそんなことを頼んでしまったのか! なのだが、屋上のコインランドリーで洗濯をしてくれた。

Fちゃんは、このころちょっと出張とか、いろいろ忙しい時期だった。


Eちゃんが洗濯をしてくれた日。わたしはつぎにDちゃんに頼もうと思っていた。ただ、ここで事情が変わる。

Dちゃんの家で、トラブルがあり、できないという話に。
そこで、わたしはようやく気付いた。

あ、これはお願いしちゃいけないやつだった。だって、わたしがレンタルパジャマを頼めばいいだけなんだから。


もう、みんなに平謝り。特に、洗濯なんかさせてしまったEちゃんに。

ああー。申し訳ない。友だちにどういうことを頼んでいいのか、
「いいよいいよ。」
と言ってくれても、どういうことまではだめなのか、少しわかった気がする。少しというのは、またヘンなお願いをしかねない自分だと、理解しているからだ。

もちろん、あとからお礼を贈った。


しかしホント、申し訳なかった。
だからなのか、看護師さんからは、

「コインランドリーの洗濯は、おうちの方でお願いしています。」

と言われていたのだった。

「家族がいないので、友達に頼むんですけど。」


と言ったら、しぶしぶOKしてくれたけど。

でも、これから家族がいないおひとりさまが増えて、入院してくるようになったら、こういう病院の「家族だけ」というルールはどうなるんだろう?

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昭和43年生まれの死別(再婚)おひとりさま。入痛かったり苦しかったりするとき、「家族の方を~」と聞かれなくてもいい社会になってほしい!と思った、入院、手術、股関節脱臼×3プラスハードなせん妄体験記。

死別のおひとりさま。母がギリ手伝ってくれる半人前のおひとりさまだが、その協力も今回限りと知る。 変形性股関節症で入院5回、股関節脱臼3回、…

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