せたがや作文教室

高清水美音子 死別(再婚)のおひとりさま。初婚で生まれた息子とも死別。 元月刊誌、男性…

せたがや作文教室

高清水美音子 死別(再婚)のおひとりさま。初婚で生まれた息子とも死別。 元月刊誌、男性週刊誌編集者。フリーライター、せたがや作文教室主宰。 現在は病気療養中で活動休止中。

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  • おひとりさまの入院。

    死別のおひとりさま。母がギリ手伝ってくれる半人前のおひとりさまだが、その協力も今回限りと知る。 変形性股関節症で入院5回、股関節脱臼3回、手術3回プラス、ハードなせん妄1回。シングル友だち複数人との連携や、ある病院からの、これまた強烈な「ハラスメント」など、波乱万丈な1年を書く体験記。ほぼ毎日更新で月500円。こりゃ安い!

  • お題への参加作品

    主に山根あきらさんのお題に参加した物語作品です。

  • 野球がある人生。

    横浜DeNAベイスターズファン。プロ野球に関する記事をいろいろ。

  • メンバーシップ限定記事

    千代田区立ちよちよカレッジ@タイトル付けクラブ、ちよちよカレッジ@主張ばっちり小論文クラブのメンバーシップ、会員限定記事です。有料記事だけではなく、シリーズ記事は一緒にインして、続きを読めるようになっています。

  • わたしのお題で書いてくれた作品

    たまにわたしが出すお題で、書いてくださった皆さんの作品集。

記事一覧

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いまさらプロフィール

あまりきちんと考えないままnoteをはじめて、最初のプロフィールも稚拙だったので、改めてプロフィールページを作りました。真面目に、再投稿! ■名前 高清水美音子(た…

アフターコロナ時代の病院面会事情と、びっくりした看取り病院。

多くの病院が、おそるおそる面会を解禁し始めている。 でも、アフターコロナの面会は、まだまだ厳しい。 だいたいが、予約制。 時間は午後2時~5時。 ちょっと前、母が入…

おひとりさまの入院。ありがとう! ホントにありがとう! 「マスコミ独身女子友だち」という同志たち。

男の親友Cのほかに、「お願い助けて!」「うん、予定があるなら!」と、快諾してくれたのが。マスコミ独身女子友だちだ。 別に、独身を選んだのではなく、たまたま仲良く…

今年八十歳になる偉大な母、入院支援に駆け巡る!

Vol.12 今年八十になる母が、わたしの入院を全面的に支援。大変ありがたいことこの上ないのだが、移動はすべてタクシーなので費用がかかる……。 ぐだぐだと、否定的なこ…

山根あきらさんに「君に届かない2」が紹介されました!

ありがとうございます!

君に届かない2

「よーし、1、2!」 5人の男たちが整列した。手にはそれぞれの得意な武器を持っている。 大池隊長が話し始める。 「えー、われわれ、真行寺美智子さんを守る会はー、今…

通院、入・退院の荷物持ち。おひとりさまでやれたのも、男の親友Cのおかげ。

Vol.11 姉妹がやらないと言い放つ入院、通院のお手伝いをしてくれているのが男の親友Cだ。9歳下の従弟も活躍。まったくなんだわたしの肉親は? おひとりさまの入院、手…

輸血用の血液を採る~。計800mlなり。キャア! わかる人にはバレちゃうわ!

Vol.10 手術用の自己血液を採取。800mlとるということは、わかる人には体重がバレる! 手術は成功、人工関節は先生にあげた。 2日に分けて、自分の血液を採って冷蔵して…

亡くした息子の闘病を思い返したら、「ツラいなんて言ってられっか!」と、手術の後、いつも思う。

Vol.9 10年前に脳腫瘍で亡くした息子。その闘病の様子を思い出すと、これくらいでツラいなんて言ってられない! 前回、こんなことを書いた。 でも、亡くした息子のこと…

全身麻酔の手術ってこんな感じ。

Vol.8 変形性股関節症の最初の手術。体験した人だけがわかる全身麻酔の手術の様子をご紹介。ま、かなり人によると思うんですけど。 下着と手術着だけで、手術室に行く。 …

「#君に届かない」が山根あきらさんに紹介されました!

ありがとうございます!

#君に届かない

「君に届かない~、この気持ち~、届けたい~ でも~♪」 流行りの歌謡曲が流れている店内。ここは、新橋の居酒屋だ。 「でも~♪ じゃないと思うんですよね。」 今…

かばんいっぱいにとれたら#わたしのかばん

いいもの、みつけたわ。 おかあさんてづくりの ようちえんかばんいっぱいに いれて、 おかあさんや おねえちゃんたちに みせよう。 「こんなにいっぱい とってきた…

入院期間のお手伝い。My sisters? もちろん、たいそう仲が悪うございます。

Vol.7 姉妹の中の悪さと、入院という緊急時代への対応。 妹A、妹Bと呼ぼう。どっちが上かも、設定しない。

レンタルパジャマが1日600数十円~? 中国産の派手なパジャマが2日分の料金で1着、買えるぞー!

Vol.6 便利だけど……高い! レンタルパジャマ(アメニティ付き)は、二日の料金で、中国製の派手なパジャマが1着買える! さーっとネットで見てみたのだけど、どこもレ…

入院にも「保証人」が必要だったり、代わりに別のモノが必要だったり。

Vol.5 入院手続きに必要なもの。保証人を頼むのは結構面倒くさい。この病院は、「保証人」か「保証金」でオッケー。おひとりさまに優しい。 さあ入院手続き。 書類にサイ…

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いまさらプロフィール

あまりきちんと考えないままnoteをはじめて、最初のプロフィールも稚拙だったので、改めてプロフィールページを作りました。真面目に、再投稿! ■名前 高清水美音子(たかしみずみねこ) ■家族 夫(再婚)、初婚で産んだ息子と死別のおひとりさま。 ■経歴 元月刊誌、男性週刊誌編集者。 ■現職 フリーライター、せたがや作文教室主宰(現在閉室中)。 ずいぶん前の著書がいくつか。 ■病気など ・指定難病「多系統萎縮症」。 今のところ、左手がやや使いにくいくらいで困ることはあま

アフターコロナ時代の病院面会事情と、びっくりした看取り病院。

多くの病院が、おそるおそる面会を解禁し始めている。 でも、アフターコロナの面会は、まだまだ厳しい。 だいたいが、予約制。 時間は午後2時~5時。 ちょっと前、母が入院した病院は、平日のみだった。 それじゃ、働き世代はお見舞いに行けないじゃない! と、こころの中でツッコんだ。 面会の時間も短い。 せいぜい、20分。 「個室の方は30分」なんてところもあった。なんだよそれー。 しかも、わたしの入院した病院ではどこでも、受付と同時に、タイマーを持たされる。受け取って、はいスタ

おひとりさまの入院。ありがとう! ホントにありがとう! 「マスコミ独身女子友だち」という同志たち。

男の親友Cのほかに、「お願い助けて!」「うん、予定があるなら!」と、快諾してくれたのが。マスコミ独身女子友だちだ。 別に、独身を選んだのではなく、たまたま仲良くしてもらっているのが、そういうメンバーだったから。 また、既婚マスコミ友だちは、仕事が多忙すぎて頼める感じではなかった。 また、お願いしたいことがデリケートなことの可能性もあるので、男子には声を書けなかった。 マスコミ友だち、という言いかたも、たぶん古いのだろう。 メディア関係と今は言うのかもしれないが、仲良くな

今年八十歳になる偉大な母、入院支援に駆け巡る!

Vol.12 今年八十になる母が、わたしの入院を全面的に支援。大変ありがたいことこの上ないのだが、移動はすべてタクシーなので費用がかかる……。 ぐだぐだと、否定的なことしか言わないうちの姉妹の言動を見て、 「いいわ! わたしがやるわ!」 と、入院支援に名乗りを上げたのが、今年八十になる母だ。 ううううおかあさん、ありがとう。 シルバーカーを押して歩く母。むかしからの気合いと根性はまだまだ変わらない。ただ、体力はもちろん配慮しなくてはいけない。 わたしは、8月の手術の

山根あきらさんに「君に届かない2」が紹介されました!

ありがとうございます!

君に届かない2

「よーし、1、2!」 5人の男たちが整列した。手にはそれぞれの得意な武器を持っている。 大池隊長が話し始める。 「えー、われわれ、真行寺美智子さんを守る会はー、今日も元気に、世の輩から、美智子さんを守る! これが唯一にして絶対の使命である!」 「はい!」 4人の隊員が、声を合わせて返事をする。 真行寺美智子さんとは、この町で評判の「美熟少女」である。 もうすぐ、60に手が届くというのに、その美しさと、可憐さ、初々しさから、「美熟少女」と称されている。ぽやーんとした

通院、入・退院の荷物持ち。おひとりさまでやれたのも、男の親友Cのおかげ。

Vol.11 姉妹がやらないと言い放つ入院、通院のお手伝いをしてくれているのが男の親友Cだ。9歳下の従弟も活躍。まったくなんだわたしの肉親は? おひとりさまの入院、手術、退院には、助けてくれるメンバーが必要だ。 母の最後の大活躍は後述するとして、わたしが頼れる男メンバーは、東京に住んでいる9歳年下の従弟、そして男の親友Cである。 東京に住んでいる従弟は、最初の入退院のときに大活躍してくれた。入院は自力でして日曜に一度、荷物のやり取りをし、退院にも迎えに来てくれた。 あり

輸血用の血液を採る~。計800mlなり。キャア! わかる人にはバレちゃうわ!

Vol.10 手術用の自己血液を採取。800mlとるということは、わかる人には体重がバレる! 手術は成功、人工関節は先生にあげた。 2日に分けて、自分の血液を採って冷蔵しておく。手術で、輸血が必要になったとき、自分の血液でまかなうためだ。 輸血部とかいう、ちょっと地味なお部屋で、1回400mlずつ採る。 いやー! わかる人には、わたしの体重が何キロ以上がわかっちゃう! むかしは200mlしか採れなかったんだけどねえ……。 ま、それはいいとして、やっぱり今もむかしも、

亡くした息子の闘病を思い返したら、「ツラいなんて言ってられっか!」と、手術の後、いつも思う。

Vol.9 10年前に脳腫瘍で亡くした息子。その闘病の様子を思い出すと、これくらいでツラいなんて言ってられない! 前回、こんなことを書いた。 でも、亡くした息子のことを考えたら、 こんなこと、実は毎日だったとしても余裕だ。 寝ないと死んじゃうかもだけど。

全身麻酔の手術ってこんな感じ。

Vol.8 変形性股関節症の最初の手術。体験した人だけがわかる全身麻酔の手術の様子をご紹介。ま、かなり人によると思うんですけど。 下着と手術着だけで、手術室に行く。 今回や、14歳のときの肩の手術はストレッチャーで行ったが、 一番最初の変形性股関節症の手術は、 歩いて夫と一緒に手術室に行った。 まさに「ドクターX」のような手術室で、 夫が、 「こえーな。」 と言ったのを覚えている。 足が痛いってのに、なんで歩かせていったのかしらね? 嫌な病院! そして、自分でベッドに

「#君に届かない」が山根あきらさんに紹介されました!

ありがとうございます!

#君に届かない

「君に届かない~、この気持ち~、届けたい~ でも~♪」 流行りの歌謡曲が流れている店内。ここは、新橋の居酒屋だ。 「でも~♪ じゃないと思うんですよね。」 今日は、卒業後5年ぶりに、元・P大学歌謡曲研究会のメンバーが集まって、飲んでいるのだが……。 「おい、牧田。でも~♪ じゃないって、どういう意味だよ。」 元部長の香田が聞く。他のメンバーたちは、 「また始まるか? 歌謡曲評論が!」 と、にやにやしながら見ている。 牧田が言う。 「歌謡曲評論じゃな

かばんいっぱいにとれたら#わたしのかばん

いいもの、みつけたわ。 おかあさんてづくりの ようちえんかばんいっぱいに いれて、 おかあさんや おねえちゃんたちに みせよう。 「こんなにいっぱい とってきたの?」 「ちゃかちゃん、すごーい!!」 「すこし ちょうだい!」 「あ、あたしにもー!」 きっと こんなかんじに なるわね。 わたしは、 「おねえちゃんたち だいじょうぶ。ふたりのぶんも ちゃあんとあるから。」 って言って、 おかあさんが おかしをくばるみたいに、わたしがおねえちゃんたちに くばるのよ。

入院期間のお手伝い。My sisters? もちろん、たいそう仲が悪うございます。

Vol.7 姉妹の中の悪さと、入院という緊急時代への対応。 妹A、妹Bと呼ぼう。どっちが上かも、設定しない。

レンタルパジャマが1日600数十円~? 中国産の派手なパジャマが2日分の料金で1着、買えるぞー!

Vol.6 便利だけど……高い! レンタルパジャマ(アメニティ付き)は、二日の料金で、中国製の派手なパジャマが1着買える! さーっとネットで見てみたのだけど、どこもレンタルパジャマあるのに、値段とか詳細が全然出てない。 きっと、わざとね。どこも談合したように、HPに出してない。 ただ、中には、 「レンタルパジャマを推奨させていただいております。」 と、半ば強制しているところもあるわ。 イヤな感じね。 この病院は、1日、600数十円。それに、シャンプーなどアメニティが

入院にも「保証人」が必要だったり、代わりに別のモノが必要だったり。

Vol.5 入院手続きに必要なもの。保証人を頼むのは結構面倒くさい。この病院は、「保証人」か「保証金」でオッケー。おひとりさまに優しい。 さあ入院手続き。 書類にサインしたり、「入院のしおり」的なものをもらって、必要なものを確認したりする。思ったよりも、けっこう時間がかかる。 そこで、どの病院にもある「入院保証人」の書類がある。 この病院は良心的というか、おひとりさまに優しい病院で、「入院保証人」か、「入院保証金10万円」のどちらかでよかった。 これまで、夫や息子なども