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なんか変じゃないかなあ?

私、最近は移動が多いので色んなシーンに出会います。

シーン1
電車の中でビールの空き缶がコロコロと転がってきました。
吊り革につかまって立っていた若いサラリーマン風の
男性はコロコロの空き缶を見事なステップで
かわしました。
電車がブレーキをかけると男性の足元を通り過ぎていった空き缶は
見事にまた彼の足元に戻ってきましたが、
同じような軽快なステップで
缶をかわしました。
私はその缶を拾い上げて、自分の降りる駅まで持って
ゴミ箱に捨てました。

シーン2

大きな荷物を持って階段を上がろうとしている
数人の旅行者。
エレベーターの場所がわかりにくいので、
声をかけて案内しました。
近くには同様に荷物を持ってエレベーターに
向かった人もいましたが、みな無口でした。

シーン3

飛行機を降りる時に小柄な女性が荷室から荷物を
取り出そうとしていました。
明らかに届きそうにないので、

私はお取りしましょうか?
と、声をかけて荷室の奥から荷物をとって
渡しました。
奥にあった荷物は身長180の私でもなかなか厳しい場所にありました。

それでもCAさんはサポートはしませんでした。
ただ、その後

『お荷物ありがとうございました。』
と、声をかけて頂きました。

お客様の荷物の出し入れのサポートをCA
はしない。
というルールになったのでしょうか?

シーン4

明らかに渡れない速度で歩いているおじいさんがいました。
私はひとまず車を静止しながら、渡りおえるまで一緒に
歩きました。

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誰が飲んだかわからないビールの空き缶を拾うのは不衛生です。

見ず知らずの人に声をかけるのも、ハラスメント
と言われるリスクがあります。

他人の荷物の上げ下ろしの際は損壊する
リスクがあります。

おじいちゃんを助けるつもりで自分が車に轢かれるかもしれません。

それでも、
誰も声をかけない。
誰も手を貸さない。

のは、なんだかちょっとな世の中だなあと思います。

私は、なにか特別な思いで特別な事をしたつもりじゃないし、
ちょっと前には、そういう人たちは街に居たと思うんです。

さて、そんな私ですが、新幹線を降りる時に、ポケットに
ペットボトルを置き忘れそうになって、隣のおじさんから
激しく叱責されました。


みえにくい。というのはいいわけです。

大変失礼しました。

正義、大切なこと

の基準が変わっているように思う
この頃です。




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