私は暇人

最近の投稿を見返すと、『よくもまぁ、こんなにもめちゃくちゃ長文続きで文章書けるな自分』と客観的に見て引いてしまった笑  それと同時に、『つくづく暇人な私』と改めて思う。こんなブログを書き始めた今、現在も、正にぶっちゃけ暇な訳だ。なんて言いながらも、ブログを書き進める自分の手が止まらないのだから、我ながら本当に『よく続けられるな』と感心する。

今回のブログのテーマは【暇人】について。私はきっと、実家を出たその瞬間から【暇人】になったのだと思っている。というのも、実家で過ごしていた頃は、固定概念があったが故に、毎日基本、何かしらの活動をしていた。当時の仕事も正社員で、もちろん忙しかった平日に加えて朝晩の日課&休日のイベント等に対しても、大変積極的だった。だから、その合間を縫って友達との予定を立てては遊んでいた。自分1人の時間は、ダイエット目的でランニングマシンを走りながら、当時好きだった某アイドルのDVDや出演番組等を見て充実していた。今の私のように【暇人】とは程遠い生活だったというのが、正直なところ。

実家と固定概念から同時に脱出した当時の私は、それが一変して急に何も無くなった。スケジュールを見ても、以前からは想像出来ない程にガラ空き状態。そりゃそうだ、全部無くなったのだから。それからというもの、私のスケジュールは、時間を共にする相手がいなければ、本当に何も無くなった。そして、1人の時間を『自分が良ければそれで良し』の感覚で、とにかくダラダラした日常を送るようになった。当時の私は、【暇】という実感を避ける為にも『私はダラダラした生活が楽しいんだもんね。だから満足してるんだよ』なんて思っていた。ただ、そんな1人暮らし生活から、今度は同棲を始めた私。転職して約1年の頃だったこともあり、自分のキャリア、自分の経済面、自分の生き方、更には将来の2人の生活についても、以前より真剣に向き合うようになった。

【暇】というワードの考え方も、ココ最近特に変わったと実感する。私は、『暇を暇と思って時間を過ごす』ことは、きっと少なかった。同じ【暇】でも、私はそこに【自分の意思】として納得して過ごしていたので、『有意義な時間』の感覚であった。しかし、そんな私の感覚から変化が起きている現在。『暇を暇と認めた上で、自分が納得出来る時間の過ごし方を求める』ようになった。その具体的な過ごし方の中には、これまでのような【ダラダラ過ごす時間】を自分の意思で【制限】するようになった。そして、それ以外の時間に家事をこなすことはもちろん、【私の時間】として意識するようになった。すると、何となく、これまで【自分でセーブしていた自分】を呼び起こした感じがした。具体的な話を以下に説明する。

私は『自分のために使うお金』に対して、大変シビアになっていた。というのも、別に無い訳ではない。以前からもブログで発信しているように、あくまでも『私が独断で勝手に制限している』だけ。それに加え【自分の時間】があることを自覚するようになったのも、つい最近の話。つまりは、それらは基本的に『無意識で、自覚が無いままに制限していた』ということ。
自覚した直後の私は、今度は急にこんなことを思った。【自分の為に使う時間とお金】が【今現在】あるはずのに、『使わないなんてもったいないかも!』ってこと。そんな思考が生まれたのは、【いつも、何かと不安が先行していた私】からすると、大変珍しいこと。別に、これまでも『無理して我慢していた訳ではない』のは私の本音。だけど、その裏には【自分の為に使う時間とお金】に対して『大切な人の為に使いたい』と思っていたのだ。しかし、それなのに実際のところ、【時間もお金】も『余っている』とか『自分が思うほど有意義に使っていない』ことを自覚したのが大きなきっかけだった。

そして、前回の投稿にあるように、たまたま予定が重なって忙しい今月。それに加え、明日から始まるGW。私の連休は、10連休も確保されている。『ここぞとばかり!』みたいな気持ちも否定出来ないくらい、【私が今、私の気持ちが向くこと】を全力で取り入れた。結果、見事に密なスケジュールになった。その中には【自分の時間】として、『ダラダラする』とか『家事をこなす』なんてことも含めている。もちろん【自分の意思】【自分のバランス】として、納得した上での話。

【私は暇人】って気持ちは、正直毎日思っている。だけど、決して以前ほどネガティブではない。むしろポジティブで、【私は暇人】だから出来る、【日々忙しい人達の手の届かないこと】を全力で取り組みたい気持ちが、今はある。【私は暇人】だけど、確実に【自分の意思】な訳で、暇を上手に使える人間になりたい。そして、その積み重ねが『気づいたら毎日充実してる!』みたいな未来の私を想像する。『自分の意思で、暇な時間を充実させること』が、また1つ私の成長に繋がることを実感したのである。



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