何色が好きなのか【ジュエリー大好き】

ジュエリーやアクセサリーを購入するとき
何を基準に決めていますか?
好きなデザイン、値段、流行り、好きな素材、
いろいろな理由、きっかけがあります。
これはあなたの「好き」を分解するマガジンです。


今回は、石の「色」を基準に考えて
選んでみようという提案です。

自分の心に忠実にやってみよう。

石の世界は懐が深い

加工屋勤務時代、個人作家さんとのお仕事では
鉱物の幅の広さをたくさん教えていただきました。

一般的には「宝石」とは見られなくても
魅力的な石はたくさんあるのだと知りました。

恥ずかしながら当時、宝石以外の石は
ほぼ扱ったことが無かったのです。

ダイヤをはじめド定番の貴石、半貴石しか
留めたことが無かったわたしは、
毎日試行錯誤しながら加工していました。
全部違う、全部初めての石。

個性の強い、懐の深い石の世界でした。
色のバリエーションも豊富で楽しかった。

石、いろいろ、色、いろいろ

むずかしいことはさておき、
一般の方がジュエリーを購入するとき
いちばんわかりやすい選び方は何か。

それは「石の色」です。
メインの石の色で選んでみる。

あなたにも好きな色、ありますよね。
私は緑と黒と赤、そして紫です。

洋服を選んだり、部屋の壁、持ち物
好きな色を身近におきます。

だったら石も、何も考えず
「好きな色」を探せばいい。

グレード、産地、貴石か半貴石か
それらはとりあえず横に置いといて。

透明な緑?ミルキーなブルー?
ピンク系、ギラギラオレンジ、
真っ赤、真っ黒!

好きな色なら直感で選びやすい。

蘊蓄はあとでいい

グレードや産地、評価など
石にはそういったものが付いて回るので
「良いもの」を探そうとすると
いつの間にか自分の「好き」とは
離れてしまいます。

条件付きで石を探してしまう。
条件付けで説明したくなる。
つい蘊蓄を傾けたくなります。


「あれ?ワタシ何してたんだっけ?」

ほらね、本来の目的を忘れちゃう。
だから、
くわしくなるのは後からでもいい。


気軽に好きな色から探してみませんか?


記号・リュウコ


【おまけ】倉敷自然史博物館の鉱物のページ


鉱物の色について調べても
分かりやすい解説が少ないです。

倉敷の自然史博物館のページです。
かなりわかりやすい解説だと思います。
地味です。でもわかりやすい。

なぜその色になるのか、
ご興味ある方はぜひ。

こちらは本です。
https://amzn.to/3zZ5vaH

くわしく勉強するのも
パラパラと写真を見るのも
どっちも楽しめるシリーズの中のひとつ。

諏訪恭一さん関連の本はおすすめです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
お好きな色の石が見つかりますように💎





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