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【環境問題】公害について考える

こんばんは!まなてぃーです🧜‍♀️

今日は日本の公害問題についてです。

私の中で公害と言うと
水俣病やイタイイタイ病等の4大公害病のイメージがありましたが、
生態系が狂ったり天体観測に障害が及んだりといった公の害全般のことを指すようです。

つまり環境問題とほぼ同義ですね。

違いと言えば、
公害の方は加害者と被害者の関係が明確なのだそうです。

環境問題は誰もが加害者であり被害者でもあります

今では公害より環境問題と言う言葉の方がよく使われますが、
それは特定の地域や国内で起こる公害被害への対応だけでなく、
地球規模での対応が求められるようになったというわけですね。

1.日本の公害問題


環境基本法で規制している公害は7種あります。

大気汚染
自動車や飛行機の排ガス、森林火災等で出る有害物質が空気を汚染しています。

水質汚染
工場排水や下水、石油流出事故により川や海が汚染されています。

土壌汚染
化学農法やプラスチックゴミ等により痩せ細ってしまった土地があります。

悪臭
感覚公害のひとつで、近年の傾向は飲食店等サービス業からの苦情が多いそうです。

騒音
鬱やストレスを招いたり、子どもの集中力を奪い、読解力を低下させます。
動物同士で交わす鳴き声も聞こえなくなります。

振動
建設作業にかかる苦情が最も多く、工場・事業場と続きます。

地盤沈下
地下水の過剰採取により、建造物損壊や洪水時の浸水増大等の被害をもたらします。

その他にも最近では光害問題が話題となっています。
夜遅くまでの過剰な明かりが睡眠の邪魔をしたり、
明かりのせいできちんと成長できない生物もいます。

また、放射性物質による汚染は大気も水質も土壌も汚染します。
その土地に住めなくなるだけでなく、農業や漁業もできなくなります。

なお、4大公害病の原因は
有毒物質を魚や大気を通して体内に取り込み続けてしまったことです。
大気汚染や水質汚染との繋がりが分かりますね。

2.対応


公害病で苦しんだ地域は様々な苦難を乗り越え、今では環境都市宣言をしています。
人間の誤った行為への反省と未来への意志が見られます。

また、コンポストトイレを作って活用したり吸音効果に優れた素材の道路を建設する等、
日本各地で具体的な対応も見られます。

エネルギーの無駄遣い対策であるLED導入は、
かなり浸透していますね!

そして、毎回挙げられるのが法の整備。当然公害についても様々な法が整いました。
公害対策基本法(現在の環境基本法)、大気汚染防止法、水質汚濁防止法…。
環境基本法には、上述した7種の公害を規制したり、環境教育を進めること等が盛り込まれています。

しかし、反省がすすむ一方
公害の規制がまだ厳しくない開発途上国に大気汚染をもたらす工場をつくったり、
有害なゴミを捨てたりする企業が出てしまったことも事実です。
無視できない事実として書き記しておきます。

3.できること


空気や水や大地を汚した結果、
環境が破壊され、私たちの健康や命まで損なわれてしまいました。

そのことを反省し地球を守る為に、
1人の力は小さくてもできることと言えば…
化学物質を使わず自分で野菜を育てる、
ポイ捨てしないゴミを拾う、
通学や通勤に車を使わない等々沢山挙げられます。

また、日本は世界で唯一原爆が投下された国ということを環境面からもアピールすることは、
できることと言うより日本がしなければならないことのように思います。

個人的に使命だなと思うのは、
環境基本法にも定められている環境教育を進めることです。

今の職場では未就学児を相手にしていますが、
小さいうちから地球のことを知ったり興味を持てるような働きかけをしたいと思っています。
一緒に実験したり楽しく伝えられるといいな🤗
園児だけでなく保護者や地域、世界にも発信することができると思っています。

このnoteもそうですが、アウトプットはとても大切だと実感しています。
相手の為にも自分の為にも必要な作業ですね。
皆さんのアウトプットも是非お聞かせください。

加害者にも被害者にもならない為に、
明日から、今この瞬間からどんな行動を起こしますか?

See you on Sunday. 👋

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