見出し画像

営業ってやっぱり人を売るんじゃない?

前回の記事の中に
後で読み返したら、自分で書いておきながら、ちょっと違うかな?
と思う部分があったので、そこのところ触れておこうかなと思います。

「営業は物を売るんじゃない、自分を売るんだ」ってよく言われるけど、

「物あっての人だと思います」と書きました。

私も本当は営業の終着点は
「自分を売る」

が正しいと思ってはいるんです。

ただ、ここで誤解が生まれるのは、

商品を断られても、まだその時点で、決定的な失敗ではないけど

自分を断られたら、その先は無い❗️

ということだと思うのです。

ある時点で、
「営業職は職人だ」

と周りに言っていました

準備と段取りがすごーく大事で、最初は基本を重視

が良いんじゃないか?というのが私の考えです。

よく
「カリスマ営業マンの営業テクニック」
みたいな本をみますが、あまり役にたたないんじゃ無いかな?と


もう少しで、カリスマの仲間入り!
レベルの方たちには参考になると思うのですが、

営業でもし悩んで、その手の本を読むと

いろいろすっ飛ばして

「まずは自分を売るんだ!」

になる恐れは十分にあると思います。

ちょっと考えれば

昨日今日あった営業の人が

いきなり「自分を売ろう」
というのが見えてしまったら、ひきます。

私が何時もやる失敗は
自分のよく知っている話になると、
嬉しくなって、
口数が増えてしまうことです。

本も読んで、
いろんな知識は絶対に必要だと思うのですが

自分を売ろうとすると、
「相手より、自分」
になってしまうんですねえ、これ。

私も、会社員として25年

仲間と独立して会社経営、7年

本当、長いだけで
カリスマ営業にはほど遠いけど

「この人営業、苦労するだろうな」

という人はまあ分かります。

立派なエピソードはそんなに無いけれど、
面白いと思うものをひとつお話しします。

そのお客様に商品を買っていただきたかったけど、
どういう訳か、いつも
子供のお迎えギリギリの時間に会うことになる

話の途中で、なんだかんだ言い訳して、私は帰る
(子供のお迎えとは言えなかったです。)

3回位そんな状況が続いたあと、
お客様の方から

「お忙しいのに、何時も来ていただき、すみません。購入を検討しているので、次回はお時間をいただきたいです。」

ちょっとびっくりしました。

購入のおすすめはほとんどしていないし、
なんなら、サッと帰ってしまうし。
(そりゃ、購入していただきたくて3回も会っているんだけど、説明する時間が取れないだけですー)

お客様は勝手に勘違いしたんですね。

「あの人は、さぞかしスゴい営業マンで、だから忙しくてたくさんお客様もいるのだろう、付き合っていた方が良いのではないか?」

随分後で、そうおっしゃてました。

意図せず、自分を売っていたということです。

結局、何が言いたいんだ?私は

そうそう
自分を売るという考えは正しいと思うけど、
その技術は難しいんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?