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【宅建士の本音】引越しの挨拶をしない3つの理由!不動産屋はやれと言うが私は"しない"

(2022年3月24日加筆)

こんにちは。ラッキーな宅建士松ジューです。

今回は引越しの挨拶がテーマです。
昔からよく"引越ししたら向こう三軒両隣"へ速やかに「今度引越して来ました〇〇です、よろしくお願いいたします」と挨拶に行けと言われてきました。

アパートやマンションの賃貸を扱う多くの不動産屋でも引越しの挨拶はした方がいいと、聞かれたお客には言っているようです。
借りて住んでいる住人同士の関係を円滑にし、余計なトラブルを未然に防ぎたいがための行動です。

私も賃貸の仲介をしたお客に、引越しの挨拶はした方がいいのかと聞かれたら、しないと気持ちが悪いのであればすればいいのではないか、というニュアンスで答えています。

挨拶そのものは決して悪いことではないし、しちゃだめですよ、なんてことは言えないからです。


しかしながらですよ、本音を言えば私は引越しの挨拶はしない派です。その理由が3つあるので、説明していきます。


【理由1 誰の物か】

私が引越しの挨拶をしない理由1つめ。
「そもそもこの部屋の持ち主は誰?」というスタンス。

アパートでもマンションでもいいですが、部屋を借りたからにはその建物の持ち主がいるわけで、挨拶をするのならその大家さんにするべきです。

もちろん徒歩圏でない遠くに住んでいる大家もいますし、そんなところまでわざわざ出向く必要は全くありませんが、引越しの挨拶を誰にするべきかと問われたら、まずは大家さんである事は間違いありません。


【隣りとの関わり方】

では部屋の両隣りはどうしたらいいのかといいますと、無下にしない程度に無視をするのです。

こちらからは積極的には関わらないが、階段や通路でたまたま不運にも出くわしてしまった時は、こんにちはと言ってちょこんと会釈をする。

そこでガン無視しちゃうのはさすがに印象が悪すぎて、トラブルの火種を作ってしまいかねないので、私はあなたを決して無下にはしていませんよ、というメッセージを含んだ自衛のためのポーズですね。


引越しをするたび私はいつもそういうふうにしていますが、何も問題はありません。

皆たまたま同じ大家から部屋を借りているだけの住人なのですから、上も下もなく、先に借りているからといって、偉いというわけでもないですし、契約を交わして住んでいるお互い様に違いありません。


【理由2 防ぎたい人間関係】

理由2つめ。
「余計な人間関係を作りたくなかった」から。

さきほどの1つめの理由にも関連してきますが、引越し時にわざわざ隣に挨拶に行くことによって、これから先、共用のゴミ捨て場や駐車場などで出会う度に最初の挨拶の時のような、がらにもないテンションの愛想笑いを浮かべて、一言二言声をかけ続けなくてはならなくなるなんて、罰ゲームすぎるという考え。

おはようございますぅ、今日は寒いですねえ、とか、おやおや出かけですか?、いいですねえ、などと、その度エヘラエヘラし続けるのは辛くないですか?


中にはそういうのが好きな人もいるでしょうけども、私は無理。
ならば最初からスルーしておけば、自らそんな高いハードルを作ることもなく、ゴミ袋ポン!車をバン!で速やかに外出もできるというものです。

そして最後の理由が一番大事なのです。

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