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ハンマータイム備忘録 構築編

ヨーリオン禁止後の青白ハンマータイムの採用カードについて、現時点での個人的な見解。個々のカードの使用感等の参考になれば。ご意見等あればコメントもしくはtwitter(@PoohYutaro)まで。

サンプルリスト

「丸い」リスト。叩き台に。

メインボードの確定枠

平地 4枚

ヨーリオンの禁止でイゼットやRB scam等の月デッキが明確に増加しているため、基本土地は青マナカウントを減らしてでも多めに採用したい。

青マナカウントの土地 10枚

妥協できる最低ライン。早い段階に青マナを要求する展開は少ない上、サーガからのバネ葉もあるので割となんとかなる。
白マナカウントについては後述。

墨蛾の生息地 2枚

土地21枚だと色マナの関係上2枚が限度。22枚の場合は3枚採用も視野に入る。

ジンジャーブルート 1枚

初手にあると弱すぎて泣きたくなるが、1枚あるだけでサーガ3章からのキルパターンが圧倒的に増える。

羽ばたき飛行機械 3枚

2-3キルのパターンに大きく貢献するカードだが、ロングゲームを見るマッチアップで真っ先にサイドアウトするカードのため3枚。
サイドインできるカードを多めに取るなら4枚採用も。

現実チップ 1枚

色を増やす理由。抜くなら白単でいい。殴れることを忘れがち。

バネ葉の太鼓 2枚

0マナクリーチャーを多く取っていない都合上、素引きでテンポよく使えるパターンが少ないため主にサーガでのサーチ用に2枚。
クリーチャーの構成次第では増量も検討できる。

メインボードの採用検討枠

土地

土地枚数は21~22枚、白マナカウントは15~16欲しい。青マナ要求が多めの構築にする場合は11枚目の青マナを採用する等、自由枠の他のカードに合わせて組むべし。

メムナイト

サーガからのサーチは基本的にジンジャーブルートで事足りるので、採用するなら追加の0マナクリーチャーとしての採用になる。
ラガバンと相打てるのは羽ばたき飛行機械にない魅力ではあるが、レン6に撃ち落とされると悲惨。

ルーンの与え手

レン6で撃ち落とされないため、ほぼ確実に除去を吸ってくれる優秀な避雷針。クリーチャーカウントの都合上、追加の0マナクリーチャーを取らない場合は1~3枚採用したい。
プロテクション無色で装備品が外れることに注意。

獅子の飾緒

装備品サーチで持ってこれる肉&気休め程度の墓地対策。白マナを大量に出せるデッキでもないのであまり強くはない。試した結果、一回もサーチすることがなかったので抜いた。

鍛冶屋の技&呪文貫き

マネーパイルが消えて孤独が飛んでくることが減ったので呪文貫きの信頼度が若干上がった。
メインボードであわせて3~4枚は採用したい。

鋼打ちの贈り物

5枚目以降の石鍛冶。1枚入れているリストが多いが何枚が正解かは未だによくわからない。大したカードじゃないくせに地味に高いのが腹立たしい。

極楽のマントル

現実チップ+純鋼が揃ったときの爆発力を大幅に上げてくれる。装備品サーチで持ってこれる0マナの金属術カウントという点も大きく、1枚は採用したいカード。

イラクサ嚢胞

装備品サーチで持ってこれる肉。飾緒のようなユーティリティ性能はないが殴り値が高い。修正値はエンチャントもカウントするため、紙で使う際は注意。
素引きしてもギリ許せるカードだが、採用した結果ほぼサーチすることがなかったので抜いた。

テフェリー

コンボを安全に通すことに使える他、メインから無理なく続唱系デッキをメ対策でき、サイドの枠を節約できる。
チャリス等の致命的な置物も一時的に対処可能、自身の装備品戻せるなど、とにかく万能。
重いので多くは取れないが、メインサイド合わせて2枚は採用したい。

サイドボード

除去

3~5枚程度は取りたい。

流刑への道

クリーチャーなら何でも当たるのは魅力的だが、序盤打ちにくいのはかなりネック。濁浪を強く意識するなら採用も考えられる。

白行進

マナ効率的に損はするものの、置物も壊せるうえに独創力を概ね1マナで妨害できるため便利。サーガを割れることもあり、ミラーでも一番取り回しのいい除去となる。除去枠はこれを2~3枚からスタートしたい。

虹色の終焉

白行進と違いPWに触れるが、ソーサリーのため対独創力やミラーのガードが下がる。現状ではあまり優先されるカードではないように感じる。

四肢切断

便利枠。サイドインできるデッキが多いため追加の除去枠としては優秀。サイド後は色マナがよりシビアになることが多いため、無色マナで構えられる除去は貴重。迷ったらこれ。

天界の粛清

月に親を○された人用、と思いきやレン6とオムナス、ヨーグモスとグリストを両方見れるなど、意外と便利。刺さるデッキが周りに多いなら採用圏内。

漸増爆弾

こちらにも刺さるため採用しているリストは少ないが、サイ・独創力・ミラーというメタ上位のデッキに刺さるうえ、チャリスにも対処できる。タップアウトしながら構えられる点が優秀。
サイと独創力に対しては羽ばたき飛行機械をサイドアウトするため、自軍への被害は意外と少なかったりする。

ヘイトベアー&置物

基本的に自分からマナを寝かせて動きたいコンボデッキなので、可能な限り妨害は構えるスペルではなく置物やクリーチャーで行いたい。
そのため枠の許す限り採用することを推奨。

ブレンタンの炉の世話人

ラガバン絶対許さないおばさん。火力に当たらない装備先としても優秀だが、ヴェクの聖別者に枠を譲りがち。

封じ込める僧侶

踏み倒しメタだがサイにもリビエンにも無力なので現状だと厳しいか。自分にも影響があるので、サーガ3章や石鍛冶の起動からクリーチャーを出せなくなる点は注意。

ラヴィニア

続唱とピッチスペル、力線の束縛をまとめて咎められるため、続唱系デッキに対しては最高のサイドカード。どんな環境でも一定数いるトロンをついでに見ることができる点もgood。
色拘束の厳しさを考えたとしても複数枚採用したい。

ドラニスの判事

基本は続唱対策のためラヴィニアで事足りるが、死亡//退場や火//氷の2点で死なないなど地味な差別化ポイントは存在するので、一考の余地はある。

ヴェクの聖別者

基本的にはプロテクション赤黒の生物として運用する。墓地対策はおまけ。RB scamやヨーグモス等の不利対面にワンチャンス作れるカードでもあるので複数枚採用したい。

静寂をもたらすもの

ピッチエレメンタルを多投するデッキに対するメタ。ヨーグモス等にも有効だが、マネーパイルが消えたため基本的には失職。

墓掘りの檻

墓地対策に加えて中隊や召喚の調べなどにも刺さるが、リビエンや続唱に無力だったりと結構ガバガバ。ヨーグモスとの相性を改善したい場合は採用候補。遺産との両立も可。

大祖始の遺産

安定の墓地対策。ドローもついているため迷ったらこちらでよい。

真髄の針

説明不要の万能サイド。だいたい母聖樹か爆薬って言っとけばいい。

その他スペル

オルヴァール

構える必要も唱える必要もない、最強の独創力メタカード。基本的にハンマー対面でフィニッシャーを入れ替えることはしないため刺さる。
周りに独創力が多いなら採用する価値は大いにある。夏の帳は諦め。

神聖なる月光

刺さる範囲が広くアドバンテージも失わないため、魅力的なカードではあるものの、上手い相手には見透かされやすい。
このデッキで2マナ構え続けるのは厳しく、泣く泣くキャントリで打つ事もしばしば。
採用するときは自分のサーガ起動を消し飛ばさないように注意。

マナ漏出

良くも悪くも普通のカウンター。困ったらサイドインできる丸いカード。

金属の叱責

採用しているリストは少ないが、悪くないカードではある。
だいたいマナ漏出でたまに1マナで打てて強い、くらいに考えるのが吉。

市民の鉄梃

サーチできるディッチャ。起動までが遅いがトークンが残る点は悪くない。問題は枠がないこと。

万力鎖

ミラーを楽に勝ちたいなら。枠がない。


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