ポケモンへの愛を語る②

アニメの第1話を見て、ポケモンが大好きになった私は、ゲームにも夢中になった。

はじめてプレイしたのは、ピカチュウバージョンだったと思う。ちゃんとエンディングまでやり通したのは、金銀かクリスタルバージョンの時だ。
持っていたのは、銀とクリスタル。

どちらのバージョンだったか、ケンタロスをつかまえた私はニックネームをつけ、愛情深く育てていた。
手持ちからはずすことはほとんどなく、最後まで一緒に戦った。

レベルを上げまくったから強かったな。

ゲームを進めるのに必要なわざマシンだかひでんマシンだかの技も覚えさせた。
その中で、〈なみのり〉も覚えさせていた気がするんだけど、絵面を想像するとなんだかシュールだ。


今プレイするとしたら、たぶんケンタロスは手持ちにしないと思う。

でも、タイプとか効率とか、そんなものを考えずにただ好きだからという想いで続けてみるのもなんだかいいかもしれない


とか思ってみたり。


ケンタロス強かったし。

ニックネームをつけたことで愛着が湧いて預けられなかったということもあるんだけども(笑)



ゲームから学んだこともある。

どのバージョンの時だろうか、ミュウが幻のポケモンだったのは。

どう入手したのか、3歳年上の兄はミュウを持っていた。
私は持っていなかった。
持っていなかったけどうらやましいとかいう思いはなく、どちらかと言えば「ミュウ持ってるなんて、兄ちゃんすごい!!」という感じだった。

ある日友達の家で遊んでいたときに、ミュウがミュウツーに進化させる方法を聞いた。そこではじめて知った私は、すぐにでも兄に教えたかった。きっと喜ぶはずだ。

そんな思いで帰宅したのに、帰ったら、兄はいなかった。

でも、兄が帰った時に、ミュウがミュウツーになってたらきっと喜ぶはずだ。
もしかしたら褒めてくれるかもしれない。


とにかく良いことしか想像できなかった。


そして私は、兄に確認することなく、勝手に進化させた。


勝手に進化させてしまった。


ミュウからミュウツーに。


帰ってきた兄に、得意げに報告した。
聞いた兄は、私が想像していたものとは違う反応をした。

それはもう、想像していた反応とは180度違った。

めちゃくちゃ怒ったのだ。めっっっちゃくちゃ怒った。

ケンカすることはあっても、一方的に怒られることはあまりなかったので、すごくびっくりした。びっくりしたし、焦った。そしてすごくショックだった。

期待でいっぱいだった気持ちはしぼんで、大変なことをしてしまった、うれしいことじゃなかったんだ、と絶望的な気持ちになった。


兄がなぜあれほど怒ったのか、全てを理解できたわけではない。


でもたしかに、このできごとから私は学んでいる。


なぜなら同じ過ちを繰り返してはいないからだ。(笑)



追記
ミュウからミュウツーにはできないんでしょうか?(笑)
記憶が違ってるみたいです。
ミュウを持っていてことと、何かを勝手に進化させて怒られたことの記憶がくっついちゃってるようです!



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