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台湾2ヶ月目でマンダリンについて思うこと

""に惹かれて台湾へ越してきてから2ヶ月が経ちました。
公用語であるマンダリン(中国語/台湾華語)が面白いです。

店員さんが昼夜を問わず「ハローグッモーニン」と言ってくる

ドラッグストアに行ったときのことです。黙ってお店に入っていったら、店員さんがこちらに向かって「ハローグッモーニン」と声を投げてきました。

「えっなぜ中国語話者じゃないと分かった」と「えっいま夜なのに!?」が錯綜していたのですが、その後もコンビニや惣菜屋なんかで同じようなことを経験しました。

何度も聞くうちにこれは恐らく、いつぞやのYoutube で見た

「歡迎光臨 <<huān yíng guāng lín>> ㄏㄨㄢ 一 ㄥˊ ㄍㄨㄤ ㄌ一 ㄣˊ」

に違いない、と結論することになりました。発音はこちらのサイトにあります。

日本語だと「いらっしゃいませ」に当たるようですが、お店を出るときに言われることもあります。

日本語もくだけると段々「っせー」になってくるように、台湾でも「ハローモーニン」と言っても歡迎光臨として機能するかもしれません。未検証です。

中国語のコスパについて

Google Lends の翻訳機能をよく使います。
これを使うと、カメラのレンズにかざした文字を自動で翻訳表示してくれるのですが、

ちなみに歯磨き粉のパッケージです

例えばこれを翻訳させてみると、

超・読めません。

英語がどうとかいうのではなく、文字が小さくなっている。文字数が増えすぎて収まっていないんですね。これは日本語に訳しても同じようなことが起きます。

逆方向をやっていないので何とも言えないですが、中国語→英語・日本語では文字数の増加が顕著な気がしています。

日本語訳。元の字よりだいぶ小さく表示されています

これ、例えば読書感想文の課題なんかで用紙一枚以上、みたいなノルマがあった場合、日本より多くの内容を書かなければいけなくなるんじゃないか。台湾における原稿用紙一枚の平均文字数が気になります。

文字数の観点では、中国語はコスパがよさそうです。Twitter の140文字以内でより多くのことが書けるのかも。

中国語のプログラミング言語を作ったらどうだろう。少ない文字数でスマートにコードが書ける、とか?

if (…) 

なら

如果 (…) 

…うーん、だめそう。

「體」は骸みたいな仰々しい意味かと思ったら只の「体」だったのでびっくり。他にギャップを感じたのは「聯」など。

一方で一文字の画数が多いので、同じ内容を中国語と日本語で書いた時、中国語のほうが文字数が少なくても、たとえば鉛筆の芯の減りなどは同じぐらいかもしれない。

ひょっとしたら誰かこういうこと調べたりしてるんじゃないか。

每日も使う
たまに面白い台湾の日本語シリーズ。

そんなことばかり考えている、2ヶ月目。
好きな言葉は「然後」と「如果」と「例如說」です。語感が良いという理由だけです。ㄖとかㄌの音が好きなのかもしれない。「雖然」もいいけど会話で必要になるほどまだ喋れたためしがないです。

大象體操のライブのMCで彼らが喋っていることを(ある程度)理解するのが目標ですが、先は長そうです。(この2ヶ月で3回ぐらいは彼らのライブを見ました。台湾万歳。)


台湾で見つけた色(というか台湾ブランドの靴下の色)を使って絵を描きました。

台湾とか香港の、街中でも堂々と生い茂っている曲がりくねった木々が好きです。

1ヶ月目に書いた記事はこちらにあります。



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