宗教についてのデータ #3

リュディアです。宗教についてデータに基づき調べてみたいと思います。情報源は文化庁の宗教統計調査結果のページです。

このページの中の令和3年12月31日現在(※政府統計の総合窓口(e-Stat)のホームページへリンク)にアクセスし、エクセルファイルをダウンロードしました。では見ていきます。

今回は信者数についてみてみます。信者数は次のように定義されています。

信者とは,具体的には,神社では氏子,崇敬者,寺院では檀徒(だんと),門徒,信徒,キリスト教会では信者,教会員などと呼ばれるものを指します。文化庁の宗教統計調査では信者数として,「貴宗教法人(団体)で定める信者の義務を果たしている者」の数を各宗教団体に求め,その報告に基づいて集計しています。

では次の表を見てください。

合計が約 1.8億人となっており日本の人口を超えています。資料に説明は書かれていないのですが神道系と仏教系の双方で数えられている人がそれなりの人数あるんでしょうね。実際、私も近所の神社の氏子であり、浄土真宗のお寺の檀徒でもありますので二重に数えられていると思います。

法人数と同様、キリスト教が少ない印象を受けました。皆さんはどう思われますか?また日本人の信仰心の感じからいって人数が多すぎるように思います。自分が知らないところでカウントされている方も多いのではないでしょうか?もう少し実体に近いデータはないか、と思って探していると NHK のページに次のようなものがありました。2018年のデータなので少し古いです。

自分が無宗教であると考えている人が 62% いるそうです。こちらの方が周囲の人からうける印象に合致しますね。信仰している宗教として仏教が 31%、神道が3%となっています。

他に信仰心の有無についてもデータが示されています。52% の方が信仰心が無いと回答するんですね。いわゆる「お天道様が見てるから悪いことはできない」という感覚も薄れてくるのかもしれませんね。

次回は世界の宗教についてみていきましょう。

では、ごきげんよう。

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