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LINE APIで実現するデータドリブンなユーザーコミュニケーションとは?

こんにちは!ソリューションコンサルティング2チームの須田です。

今回は認定バッジを獲得されたhachidori様の寄稿になります。

hachidori様は、 Technology Partnerの中でも各分野に優れたパートナーにおくられる認定バッジ<Notification>を獲得しています。

認定バッジ制度についてはこちら↓

この記事では、hachidori様のご紹介や、同社のLINE APIを活用したお取組みなどをご紹介いたします。

本記事がLINE APIのご実装やツール導入/検討をいただく上でのご参考となれば幸いです。

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こんにちは!

本記事を寄稿させていただきます、hachidori株式会社の濱田拓馬と申します。

私自身は、hachidori株式会社のチャットボット開発支援事業を行うhachidori事業本部という部署の責任者をやらせていただいております。

今回は「Technology PartnerとしてのLINE APIへの期待や活動について」というテーマで、hachidori株式会社より記事を寄稿させていただきます。

hachidori株式会社について

最初に弊社の紹介をさせてください。

hachidori株式会社は、「すべての人に価値ある仕事を」をミッションに、チャットボット開発支援事業(hachidori)、バイトテック事業(CAST)の2つの事業を行っております。

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また、2021年2月10日には会議の3割削減を可能にするビデオ報連相ツール「recit(レキット)をベータ版でローンチしました。

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『効率化』と『最適化』の2軸で、すべての人が、人間にしかできない価値ある仕事に集中できる世界を作りたい。

そんな思いで、私たちhachidori株式会社は、これからも新しいサービスを展開していきます。

本記事のサマリー

国内初のチャットボット開発ツールとして、LINEを通じたチャットボットの開発をリードしてきたhachidoriのこれまでの取り組み、なぜhachidoriが選ばれるのか、LINE APIを活用した今後の展望について、お話させていただきます。

今までの取り組み

hachidoriは、国内初のチャットボット開発ツールとして2016年に産声をあげました。チャットボットを含めた複数のインターフェースのチャットボットを、だれでも簡単に作れるノンプログラミング開発ツールとして、注目をいただきました。

こちらは、リリース当時、AI系のメディアに取り上げていただいた記事です。※現在hachidoriのロゴが変わっています。

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出典:Ledge.ai 2016年6月の記事
https://ledge.ai/hachidori/

これまでに8,000を超えるチャットボットがhachidoriのプラットフォーム上で開発され、その多くに私たちメンバーが開発支援や運用支援という形で携わって参りました。

中でもチャットボットの割合は非常に多く、優に半数を超えます。

それだけの数のチャットボットに携わってきたhachidoriですが、LINE株式会社様とのお付き合いも長く、LINE株式会社様の中には、LINEの方が作られたhachidoriのマニュアルがあったり(当社のマニュアルよりもわかりやすいという噂も...)、hachidoriを使いこなして趣味のようにチャットボットを楽しんでいる社員さんもいらっしゃいます。

各種事例の紹介

さて、当社事例の一部をご紹介させていただければと思います。

<株式会社エアトリ様>

格安航空券・飛行機チケット・LCC(国内線)の比較サイト「エアトリ」では、Messaging APIだけでなく、エアトリ様側の基幹システムのAPIとhachidoriを連携することによってLINE公式アカウント内でも航空券検索が可能になっています。

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※お使いのバージョンによって画面のデザインが異なる場合がございます。

実際にお使いいただければ一目瞭然ですが、もはやLINE公式アカウントというよりは、ネイティブアプリです。

しかもインターフェース自体はネイティブアプリではなくLINEなので、操作が簡単であるゆえに通常のネイティブアプリよりもユーザーフレンドリーです。

また、定型的なお問い合わせは自動応答で解決できるようになっています。これによって3割程度の問い合わせ負荷軽減に成功しました。

<アイペット損害保険株式会社様>

犬と猫のための医療保険を展開されるアイペット損害保険様では、LINE通知メッセージを活用して複数のKPI改善に成功されました。

中でも喜んでいただけたのが、契約更新時の写真不備による契約不成立を80%改善できたという実績です。

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※お使いのバージョンによって画面のデザインが異なる場合がございます。

さらには、LINE公式アカウントへの集客についても課題があったため、LINE広告のご提案をさせていただき、友だち獲得に対する成果報酬で運用できるメニュー「友だち追加」を運用させていただきました。

当社hachidoriは、チャットボット開発支援だけではなく、LINE広告やCPC広告などの集客面においても、一気通貫でサポートさせていただいております。

LINE APIにおける当社の強み

LINE APIにおける当社の強みは、以下の2つに集約されると思います。

1.外部システムとの連携を前提としたインテグレーション力

LINEでAPIを使った取り組みを検討する上で、「LINEを単に自動化する」ということでは効果は限定的ですし、面白くありません。

単に自動化することで満足するのは企業側だけで、実際にLINE公式アカウントを利用するユーザーではないはずです。

hachidoriは、「ひとまずAIを」「ひとまずチャットボットを」「ひとまずLINEを自動化」、そんなご要望を頂いても、こちらからお断りさせていただきます。

お断りという言葉は強過ぎましたが、そもそも何のために?を徹底的にヒアリングすることで、目的を達成するために必要な要素をご提案いたします。

それがたとえ標準仕様でできない、もっと言うとチャットボットだけではできないとしても、hachidoriは周辺サービスとの連携も豊富なので、他社様のサービスをご紹介し、連携することで目的を達成するソリューションをご提供します。

2.国内最大級の実績で培ってきた、企画力

必要な情報・開発リソース・予算がそろっていても、肝心の「何をするのか=企画」が決まっていないなんてこともあります。

例えば、漠然と予算とKPIだけが決まっていて、中身(企画)は未定といった場合、当社にご相談いただければ、これまでの数千の実績の中から近しい事例などを参考にいくつかの方向性をご提案させていただきます。

これからの方針

サードパーティCookieの規制などによってますますリマーケティングがしづらくなることは明白ですが、LINE APIには追い風だと思っています。

LINE株式会社様もそれを承知の上で、LINEの分析機能やセグメント機能のアップデートが盛んに行われています。

つまり、ユーザーの許諾取得を前提に、LINE公式アカウントを通じて得られるデータをリマーケティングデータとして活用し、顧客との接点もLINEに集約していく、そのような流れは確実に加速すると考えています。

LIFFアプリやLINEログイン、ID連携などを使えば、LINEと自社サービスとの連携は簡単に実現できますので、LINEに集約することのデメリットはもはやありません。

hachidoriは、クライアントとユーザーをLINEというチャネルで繋ぐハブであるとともに、クライアントシステム同士や、外部システムとの連携をシームレスに実現するためのシステム間ハブとしての役割を担います。

今後は、マーケティングデータの統合管理、分析、データを用いたユーザーへのメッセージ配信など、LINEというチャネルを主な顧客接点として利活用したい企業様へのご支援を、より一層強化していきたいと考えております。


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