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LINEマーケットプレイスって従来のソリューションと何が違うの?

先日開催したLINE SMB DAYにて、「LINEマーケットプレイス」のサービス開始を発表いたしました。

本記事では、主にLINE APIを使ったサービスを提供する企業向けに、LINEマーケットプレイスの概要を交えつつ、従来のソリューションとの違いを紹介します。

自己紹介

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私は、2020年4月にLINEに中途入社、ソリューションコンサルティングチーム(SCT)に配属されました。現在、主にTechnology Partnerを中心にLINE APIを活用したソリューションの創造を支援しております。
(SCTについて別記事紹介しております)

2020年3月に本プロジェクトを発表してからサービス開始までの間、SCTはアプリの開発企業募集や説明会の準備、進捗管理に関する部分、また週次定例を通して開発支援をしておりました。

LINE公式アカウントをもっと便利にもっと手軽に活用できる

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LINEマーケットプレイス」は、企業・店舗がLINE公式アカウントをもっと便利にもっと手軽に活用できる「アプリ」が紹介され、売り買いできる場所です。

メッセージ配信の効率化や管理、店舗での予約やテイクアウト注文など、LINE公式アカウントの機能を拡張するためのアプリを紹介しています。

まだ概要をご存知ない方はまずは以下をご覧ください。

現在提供しているOAMとLINE API

LINE社としてLINE Official Account Manager(OAM)でさまざまな機能を提供しており、店舗や中小企業含めた多くの企業・団体にLINE公式アカウントをご利用いただいております。

OAMを使えば例えば1:1チャットで友だちとのきめ細かいやりとりができたり、メッセージ配信を活用してセールやキャンペーンの案内などができたり、友だちとコミュニケーションを取ることができます。

またLINE社ではLINE公式アカウントなどを便利に使うためのAPIを公開しております。これらのAPIを活用することでサービス間の連携や効率的なメッセージ配信を実現できます。

弊社のTechnology Partner各社もこのようなLINE APIを活用して、ソリューションやサービスを提供されています。

OAMとLINE APIを活用したソリューションにおけるハードル

例えば、ある個人運営の飲食店がLINE公式アカウントを使ってテイクアウトの注文受付を開始するとします。

OAMを利用した場合、1:1チャットなどで注文を受け付けることができます。ただお客様には決められたメニューから商品を選択いただく必要があります。お客様もテイクアウトできる商品を知りたくてもお店側の返信を待たなくてはいけなくなります。また、注文商品や受け取り日時の確認などもあり、お客様が増えれば増えるほどコミュニケーションに手間がかかります。

そういった場合にはLINE APIを使ったテイクアウトのサービスを利用していただくと良いかと思います。ただLINE APIの利用開始の部分に限っては、慣れてない人に少し難しい設定作業が必要になります。

設定作業の一部として、まずLINE公式アカウントにAPIを通してメッセージ配信ができるMessaging API Channelを発行します。更にLINE公式アカウント上でのユーザーのアクションの送信先として、そのサービスベンダーから指定されたWebhook URLを設定します。

その他にもいくつかの設定作業が発生します。このような設定作業は、普段からITシステムに携わる方を除き、多くの方にとって難しいと思います。またLINE APIを利用したサービスを提供される企業にとってもオンボーディングコストがかかっていたかと思います。

LINEマーケットプレイスなら手軽に利用開始できる

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LINEマーケットプレイスではMessaging API Channelではなく、LINEマーケットプレイス専用Channelを使って、各社がサービスを開発しています。LINEマーケットプレイス上ではこれらのサービスを「アプリ」と呼んでいます。

アプリの場合、LINE公式アカウントごとに新規でMessaging API Channelを発行や、Webhook URLを設定することなく、手軽に利用開始できます。

テイクアウトを始めようとした飲食店を例にとると、LINEマーケットプレイスから注文を受付する機能を持ったアプリを選択、今すぐ入手をクリックすると、アプリの利用開始に必要な情報登録画面が出ます。

その他決済などの設定を済ませ、アプリを利用するLINE公式アカウントを選択すれば、利用開始できます。

あとはそのアプリ独自の設定が必要です。管理画面でメニューを登録したり、営業時間などを登録すれば使えるようになります。

※注意
アプリによって異なる部分もございますので、ご利用の際には各アプリ提供企業にお問い合わせください。

「#LINE公式アカウントをもっと便利に」するアプリを募集!

LINEマーケットプレイスと今までのソリューションの違い、ご理解いただけましたか。
今後も、多くの中小企業に利便性の高いソリューションを手軽に使っていただく世界観を目指しております。

世界観にご理解いただき、アプリを提供したいという企業さまがいらっしゃれば、ぜひお問い合わせからご連絡ください。

ご連絡お待ちしております!


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