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LINEのTechnology Partnerが考える、LINEミニアプリの可能性とは?

こんにちは!ソリューションコンサルティング2チームの須田です。

今回は認定バッジを獲得されたサイシード様の寄稿になります。

サイシード様は、 Technology Partnerの中でも各分野に優れたパートナーにおくられる認定バッジ<Engagement>を獲得しています。

認定バッジ制度についてはこちら↓

この記事では、サイシード様のご紹介や、同社のLINE APIを活用したお取組みなどをご紹介いたします。本記事がLINE APIのご実装やツール導入/検討をいただく上でのご参考となれば幸いです。

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1. サイシードってどんな会社?

自社開発のAIや、LINEミニアプリなどのテクノロジーを用いて、企業のDXを推進するAIソリューションを提供している会社です。

弊社はクライアント企業の事業パートナーとして、クライアントの課題を見極めるためのコンサルティングからシステム開発・システム導入後のグロース支援までを一気通貫で提供しています。

今回は、LINEミニアプリ・LIFFアプリ開発を統括する、松岡遼馬(まつおか りょうま)がお届けします。

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サイシードでは顧客に合わせて、ミニアプリ・LIFFアプリのスクラッチ開発を中心に行っています。

特に、既存ビジネスモデルを変革するような新しい事業を企画し、システム開発からグロースまで一気通貫で携わらせていただくケースが多いです。

2. なぜスマホアプリよりもミニアプリ(LIFFアプリ)なのか?

弊社がLINEミニアプリ・LIFFアプリを提供する大きな理由として、従来のスマホアプリと違い、アプリストアからのDLもメールアドレスの登録も不要なため、利用導線が圧倒的にスムーズな点があげられます。

LINE公式アカウント上で動くLIFFアプリの場合、対象のアカウントを友だち追加するだけですぐにサービス利用できてホーム画面にも登場しないので、「いちいちアプリをDLするほどではない」とか「毎日は使わない」アプリにとってはちょうどよい”距離感”だと考えています。

そして世の中の99%のスマホアプリはこの”距離感”に位置していると思いますね。

3. サイシードが開発したLINEミニアプリの事例

ここで、最近弊社が開発したLINEミニアプリ・LIFFアプリの事例を2つ紹介します。

3-① LINE公式アカウント上で有料会員制メディアを展開する『VOGUE GIRL +』

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『VOGUE GIRL +』は160万人のLINEの友だちを持つ『VOGUE GIRL』のLINE公式アカウント上に構築したLIFFアプリです。

LINE公式アカウント上の友だちは、有料会員になると会員限定の記事の閲覧やイベントへの参加ができるようになります。

月額利用料はクレジットカード・LINE Pay・キャリア決済のうち好きな決済方法で、毎月引き落とされます。

LIFFアプリ上でサブスクリプションサービスを展開した面白い事例として紹介しました。

3-②LINEからタッチレスでエレベーターが呼べる『エレトモ』

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※お使いのバージョンによって画面のデザインが異なる場合がございます。

日立製作所および日立ビルシステム向けに、感染症リスク低減に向け、LINEでエレベーターの呼び出しが行える「タッチレスエレベーター呼びサービス」を開発しました。

エレベーターと連動したLINE公式アカウントと友だちになり、LIFFアプリ上から現在階と行先階を選択することで、タッチレスでエレベーターの呼び出しができます

また、LIFF上で現在地を取得しているため離れている場所からの呼び出しや連続呼び出しなどのイタズラはブロックできるようにしています。

LINEを使ったIoT事例は珍しいので紹介しました。

4. ミニアプリの可能性

新型コロナウイルス後の社会変化に対応するために、日本でも物凄い勢いでデジタルへの大転換が起こっています。

リモートワークに始まり、テイクアウトが恒常化し、あらゆるイベントがオンラインで開催されるようになりました。

もっと身近なところでは、「店舗予約」や「お会計」など、何もかもデジタルに移行しつつありますよね。

その際に最もユーザーフレンドリーなアプリが、ミニアプリだと考えています。

中国ではすでにスマホアプリとミニアプリが同じくらい使われているので、2021年から2022年にかけて、日本国内でも急速に市場が拡大していくと予測しています。

5. まとめ

ミニアプリの大本命であるLINEミニアプリでは、モバイルオーダーや順番待ち・美容室予約など、様々な企業がパッケージのサービスを安価で提供しているため、これから益々多くの企業が利用することになるでしょう。

パッケージサービスでは不十分な場合は、弊社でオリジナルアプリの開発をお手伝いさせていただければと考えています。


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