Luriha

電車で通えるアメリカの大学、イタリア(長期)&フランス(短期)の12年に渡るヨ…

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電車で通えるアメリカの大学、イタリア(長期)&フランス(短期)の12年に渡るヨーロッパ生活、の経験も踏まえた視点から発信しています。 お堅い話題、ゆるい話、音楽その他のいろいろなオススメ紹介など。 お好みに合わせて楽しんでいってくださいね♪

マガジン

  • Musica * Danza

    音楽(ムジカ) や舞踊(ダンツァ)の動画つき記事。 ジャンルはいろいろです♪

  • Personale

    〈ペルソナーレ〉=〈個人的な〉〈私的な〉ことに関する記事。

  • Italia

    イタリアに関する記事。 文化、人びと… 生活するなかで知り、学んだことを中心に。

  • Giappone

    〈ジャッポーネ〉 イタリア語で〈日本〉は、こう言います。日本や日本文化についての記事。日本がより幸せになることを願って。

  • Pensieri * Idee

    思考(ペンシエーリ) 着想(イデー) 。 私の頭や心から生まれ、言葉にせよと語りかけてきたものたち。

最近の記事

♪ E Più Ti Penso

アンドレア・ボチェッリさんの曲を  前にもご紹介したところ 予想していなかったのだけれど 好評で、 しかもずっと 多くの人たちに 今でもアクセスされ続けているみたいで、 それなら  他にもまだ 好きで繰り返し聴いている素敵な曲があるから それもご紹介しようかな? 歌詞を日本語に翻訳して、 ちょうどこの動画には  きれいな日本の桜がでてくるから、 どうせなら 季節を合わせて  桜が咲く頃に、記事をアップしようかな? …と思っていたのに ここ最近 重めな内容の記事に取り

    • せいじお兄ちゃんのこと

      *最初に* 今回の記事では、初の試みをしています。 一つは、 YouTube動画など Web上にあるものではなく、 自分のデバイスで作成したファイル(音楽)を 記事内に埋め込んでいること。 二つめは、 有料部分を設けたことです。 なぜか?という理由や 内容は 記事をお読みいただければわかりますが、 「え、いつもと雰囲気が違う…😨」 と戸惑うかたもいるかな?と思ったので (それか、私が何か間違いをしてたり💦) 事前にお知らせしておきますね😉 ***** この カセッ

      有料
      200
      • 来し方を語りたく ⑤

        親との関係が良くない環境で育ったことは 私の人生において 一つの 主要なテーマを成す事実だけど 実際のところ最近まで  私自身はずっと そんな記憶を 『もう過ぎた事』として忘れていた。 今の現行の日常生活でも  毎日多くの 様々なことが起こるし もう昔のことだし それに どんな家庭でも大体、似たようなものでしょう と思って。 10代の頃はとくに 同級生たちが 「お母さんとショッピングに行くの♪」とか 「うちのお父さんがさぁ…」とか、 本当に楽しそうに笑顔で話すの

        • ♪ Be the light

          ONE OK ROCKの この曲の、 このタイトルの言葉は、とても深い。 東日本大震災が この歌が生まれるきっかけになったと聞いた。 あれは  地震として 未曾有の大きさの悲劇だったから 聴く前は自然と  励ますメッセージなのかな と思っていたけど この歌、そして   Be the light という言葉は、 ただ優しく 慰めたり 励ましたりするだけのものではなかった。 顔を上げて しっかりと自分の足で立つんだ、 一歩を踏み出せ と 悲しみがとても深いことを  じ

        ♪ E Più Ti Penso

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        • Musica * Danza
          22本
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          14本
        • Italia
          16本
        • Giappone
          15本
        • Pensieri * Idee
          15本

        記事

          女性の日に

            昨今では日本でも 『3月8日は女性の日』という認識と、 街の花屋さんで、ミモザの花を見ることが多くなった …とネットで書かれているのを目にしたけれど 本当かな? どう思われます? 去年この記事で、イタリアの「その日」のことを書いたけど↓ もし、ほんとうに日本でも 『女性の日』を祝う風潮になるのなら、 イタリアのものを導入して欲しい と 個人的には思う。 こういうのって 日本だと すぐにまた どこかの業界が商業化を目論んで 何かをこじつけたヘンな商品や、 本場の

          女性の日に

          『Springtime à la Carte』という、O・ヘンリーの可愛らしい短編を思い出しながら… 菜の花と茎ブロッコリを足して〈春色のカルボナーラ🌷〉にしてみました。 パスタは今回は、ペンネ・リガーテ。 美味しかったので、アイデアレシピのひとつとしていかがですか?😉

          『Springtime à la Carte』という、O・ヘンリーの可愛らしい短編を思い出しながら… 菜の花と茎ブロッコリを足して〈春色のカルボナーラ🌷〉にしてみました。 パスタは今回は、ペンネ・リガーテ。 美味しかったので、アイデアレシピのひとつとしていかがですか?😉

          Caro Maestro 〈カーロ マエストロ〉

          小澤征爾さんの 突然の訃報に接して 思いがけない悲しいニュースに ショックを受けた。 数年前  深刻なご病気か、体調不良になられたあとに 回復されて また指揮をされていたお姿を  どこかの報道で見た覚えがあるから 「お元気になられたんだ、よかった」 と安易に安心してしまい、 以後 とくに注意して続報を追ってもいなかったので このようなニュースは 「そんな、急に…」と感じてしまう驚きもあり、 そのぶん 衝撃も強かった。 とても悲しい思いで 胸が詰まって、 やりきれない…

          Caro Maestro 〈カーロ マエストロ〉

          来し方を語りたく ④

          このタイトルの記事を書き始めてから 予想されたこととはいえ そして 最初から、 それを克服するために始めたとはいえ 封印することで 少なくとも表面上は忘れていた さまざまな事が 次々と思い出されてきて、 いわゆるフラッシュバックや せっかく遠ざかっていた 感情の揺り戻しに また襲われるようになり 身体も心も石化してしまう状態に陥るので こいつはマズイ… と しばらくは この 『記憶の扉』を閉じてしまっていた。 でも 実を言うと これまでにも何回か 同じ試みを繰り返

          来し方を語りたく ④

          日本人の強さ

          日本のほんとうの強さ 日本人の強さ 日本人であることの強さ …… この話のタイトルにはどれが相応しいだろうか と迷って、 一応選んだけれど まだ確信が持てない。 ほんのひと月くらい前に YouTubeのおすすめで ショーゲンさん という画家さんのチャンネルと出会った。 彼が アフリカの小さな村の 村長さんから聞いたという、 日本人についての  ほんとうに不思議で、 でも  とてつもなく大切な、 メッセージの数々…… もし まだ観たり、聞いたりしたことがない方は どう

          日本人の強さ

          イタリアの病院で過ごした大晦日

          元気な状態で過ごした  イタリアでの大晦日も 多々ありますが 今回は特別に😉 レアな 入院生活中に迎えた大晦日のお話。 ちなみに この入院生活とその後の、 痛くて 辛くて 大変だったリハビリは 語れと言われれば お話ししたいエピソードが たくさんあり過ぎるくらい あるのですが 気が向いたら、いつか書きますね♪ なぜ入院していたかという理由。 それは ある年の もう寒かった10月の夜、 大きいバイクで住宅街を  低速で走っていたルカと私が 交差路に差し掛かったとき 一時

          イタリアの病院で過ごした大晦日

          聖なる夜に

          Christmas Time In Blue 聖なる夜に口笛吹いて …というのが 今回ご紹介したい音楽のタイトル。 知っている人にとっては懐メロだけど あまり多くの人には知られていない、 素敵なクリスマスソングのひとつ。 それをそのまま 記事のタイトルにしようかな?  とも考えてみたけど 今年は戦争も  自然災害も  去年よりもっと増えてしまって 宗教が違うからクリスマスは関係ない  という話より ほんとうに実際問題として クリスマスどころではない境遇にいる人が 世界

          聖なる夜に

          韃靼人の奢り

          パリ生活の2ヵ月め。 私は フィレンツェの フランス文化会館経由で申し込んだ 語学学校のホームステイ先を出て オペラ座近くの日本食店にあった掲示板の 広告で見つけた部屋に引っ越し、 モンマルトルのうしろの Lamarck-Caulaincourt (↑メトロの駅の名前。18区) というところに住んでいた。 (関係ないですが、私がパリに住んでいた当時は この言葉のスペルのどこかに 「œ」か「æ」の文字を使っていたと思うのですが いま調べても出てこない… なんで?)

          韃靼人の奢り

          寛大なこととお人好しであることはちがう

          これは自分に言い聞かせるようになった言葉。 それまでに 本当に いろいろな人達と関わってきて 本当に いろいろなことを経験してきて 少しずつ  疑問を持って考えながら、 自分の考えに迷いながら、 だいぶ大人になってから 今では 確信している と言える言葉。 日本人は真面目で お行儀が良くて 愛想も良いし、責任感もあるし 大好きだ と褒めてくれるイタリア人は多い。 これは 今(現代)だけではなく それまでの歴史のなかで 多くの、 そして一人一人の日本人たちが 地道に積み

          寛大なこととお人好しであることはちがう

          意思表示を怖れないこと

          私は時々、文化や社会、国際情勢などに関して、 自分の意見を記事に書く。 日本では一般的に そういった話題での意見表明をすることは タブー視されていて、 そのタブーを破って自分の意見を話す人がいると まるで悪人かのように 「非常識で頭のおかしい人」と看做して、 距離を取ろうとする傾向もある。 いろんな意見があるのだから 自分の考えを言うと、 別の考えの人が傷つくかもしれない、 嫌な気持ちにさせてしまうかもしれない。 だから遠慮すべきだ という理屈。 多様性を認めるべきだ

          意思表示を怖れないこと

          「僕には聞こえたよ」

          私だけじゃなく  日本人には わりと居ると思うんだけど 話す時、私の声が小さくて 相手が聞きづらかったり、 聞こえなかったりする ってことが、 昔からあった。  電話でだけじゃなく、目の前で話していても。 イタリア人は お腹から声を出しているみたいで 声が〈大きい〉というよりも、 声がよく〈響く〉。 私にとって普通の声量で話していると、よく 「Come ?!」(なんだって?) と 大きな声で聞き返されて、 あーごめんなさーい💦( i _ i ) という気持ちになることが

          「僕には聞こえたよ」

          同じ高嶺の月を見るかな

          〈分け登る ふもとの道は異なれど 同じ高嶺の 月を見るかな〉 この歌が 誰に いつ  どんな状況で詠まれたものなのか、 私は知らない。 この歌を いつ 誰から教えてもらったのかも 憶えていない。 まだ子供のころ 活字で読んだのではなく、 〈音〉で覚えた気がするので …母か、祖母だったろうか?… けれど私は いつの頃からか 世界のすべての『宗教』というものの本質を、 この歌で とらえるようになっていた。 人が 日々を生きていくこと。 生を営んでいくこと。 その時間は

          同じ高嶺の月を見るかな