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Angels with Scaly Wings制作者による新作の情報が初公開

かねてより制作中であることが仄めかされていた『Angels with Scaly Wings』制作者であるMB Saunders氏が手掛ける新作ビジュアルノベルゲームの予告編が公開されました。1分半の短い予告編の中では9から0までの数字と共に意味深なテキストが流れ、新作の内容をうかがわせています。

9 factions vye for power
9つの勢力が力を求めて争い

8 ways this might end
8つの結末があるかもしれない

7 million people depend on it
7,000,000人の命運が委ねられている

6 bullets that tried to stop us
6つの弾丸が我々を阻み

5 friends that made the difference
5人の友が世界を変えた

4 years since the great journey saved us
世界を救った旅から4年の後

3 cities stand tall in a broken world
3つの都市が荒廃した世界にそびえる

2 civilizations attempt to live in harmony
2つの文明が共に歩もうと試み

1 murder threatens it all
1つの殺人がそれを脅かす

0 is coming
そして"0"が来る

Visual Novel Teaser - "Strands of Fate"

氏の前作『Angels with Scaly Wings』をプレイ済みの方はお気づきの通り、様々な要素が前作の内容と一致します。世界を変えた5人の友は前作のメインキャラクターの数と一致しますし、6発という弾の数は前作のヴィラン、レザが所有していたリボルバー拳銃の装填数です。AwSWのトゥルーエンドでは竜たちが人間の世界へと移住して共に歩む未来について示唆されていましたが、ティーザーの内容はそれを強くうかがわせる内容となっています。

仮にこれがAwSWの続編であるとすれば、AwSWのトゥルーエンドから4年後、世界再建のために手を取り合ってきた人と竜の世界で重大事件が起き、関係に亀裂が走ってしまう…といった導入から始まる物語なのかもしれませんね。

なお、MB Saunders氏は一連のティーザー公開の中でAwSW前日譚である『Angels with Broken Hearts』との関連についても言及していました。仮に先述の通りAwSWトゥルーエンド後の話だとすれば新しい舞台は人間の世界になりますので、特にレザ編は新作の舞台について大きなヒントを与えてくれている可能性があります。拙訳ですが筆者による日本語化プロジェクトが進行していますので興味のある方はぜひご覧ください。(ダイマ)


とはいえ全ての情報は断片的なもので、何ら確証はありません。AwSWとの関連性をにおわせるようなテキストは全くのミスリードで、関係のない作品である可能性もゼロではないという点にご注意下さい。

今は公開された情報を元に新作についての期待を膨らませて欲しいということでしょう。AwSWファンはさらなる情報の公開を楽しみに待ちましょう。