流産という経験も私の一部だから
今週、7週で流産となったようです。
急いで病院に来なくても大丈夫ということで、来週早々受診予定です。
仕事や予定は、変更せず、いつも通り過ごしました。
というのも、色々説明したり、手続きしたり、考えたりするのが億劫で、
幸い、その都度、痛み止めなどで対処しながら、楽しみにしていた舞台も見に行けました。
ただ、今後の自分の体がどうなるのか、処置は必要となるのか等わからなかったので、
上司には伝えておこうと思っていました。
少しの覚悟はしていたものの、
妊娠して幸せの絶頂からどん底へと数日で突き落とされ、
心も体のアンバランスな中、
何もなかったように元気に明るく振る舞うことは、
私にはできなかったし、
する意味も見出せなかった。
(だからと言って、悲壮な顔で過ごしていたわけではありません。普段が元気すぎるだけです。。)
なので、親しくしてもらってる同僚や、友人、上司にはお伝えしました。
こんな事、言われても困るだけかな。
弱い、迷惑って思われるかな。
と、最初は思っていました。
だけど、段々と、自分の中で、
ある思いが強くなっていきました。
今回、待望の妊娠をして流産をした。
すごく幸せな気持ちの後に、やりきれない不安と恐怖、そして、最後に静かな悲しみがあった。
それが、どれくらいの悲劇なのか測りたいわけでも、比べたいわけでもない。
ただ、それが私の人生で直近に起こった事で、まだ心身ともに回復したとは言い難い。
それが今の私。
そして、この経験が、良い意味で、私の人生や人格に影響を与えていくと確信しています。
だから、私は、せめて信頼している人には、今の自分を隠して、何もなかったようなふりをしたくないと思いました。
甘えかもしれないけど、
それも含めての私と向き合ってよね!
誰だって、良いことも、悪いことも経験しながら生きてるんだから。
と開き直ってる自分がいましたw
というわけで、信頼できる数人の人に、この事実を伝えたら、すーっと心も楽になりました。
今週、宮沢賢治の舞台を見ました。
色んな経験を乗り越えながら、時間の後ろに高き芸術をつくっている途中です。
読んでくださり、ありがとうございました。
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