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綾鷹になりてぇ〜(自暴自棄)

※ふと読んだ漫画の一コマから
過去ず〜っと持ち続けていた気持ちを生々しく思い出したので、気持ちの供養として書きます。

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その昔、クラスの男の子とうまく関われず
「不細工」「お前の隣の席とか最悪だわ」
「〇〇(苗字)菌がつく」「お前と同じ班かよ!給食まずくなるじゃんよ〜」
という内容を複数の男子から言われていました。(小学校1~4年生くらいの頃と、中学校でもちょっと言われたな……)

体育や行事でチームを決める時は
リーダーが「自分のチームに欲しい」と思う子を
ひとりずつ指名していく方式で私は最後まで選ばれず、最終的にはどこのチームが私(を含む残留組の2~3人)を引き取るかで揉め、押し付け合う事態にまでなっていました。
(先生、売れ残る子が毎回同じメンバーになっていることに気づいてくれ!!この方式は小学生には残酷すぎるんよ!!)

そして相手が女の子であろうと
うまく関われないことに変わりはなかったので、
呪いの言葉「2人組になってくださ〜い」では毎回「仲良しペアの邪魔しちゃってごめんね……」と思いながら、3人目として仲間に入れてもらいました。

そんな私が大人になり、
ゆるくて可愛いキャラクターやぬいぐるみに夢中になる中でどハマりした「すみっコぐらし」!!

・北極が寒すぎて逃げ出し、あったかいものに囲まれて暮らしている寒がりの "しろくま"。

・お母さんが珍しい生き物なため狙われており(?)、身の安全のために離れて暮らし&正体を知られないように自分は "とかげ" であると嘘をついて暮らしている恐竜の子。

・(恐らく本当はカッパなんだけど)
頭にお皿がないゆえ自分の正体がわからず、「うーむ自分は何者なんだ? "ぺんぎん?"」と思いながら色んな動物の生態について勉強しまくっている、抹茶大福みたいな子。

・丸っこい身体がコンプレックスで(スリムになりたい)、謙虚すぎて自分の言いたいことや欲求を言えず、人知れず後悔ばかりしている "ねこ"。

あぁ、なんといじらしいことよ……(涙)

その中でも特に共感してしまう子が
「脂身だから」と残されてしまい、美味しく食べてもらえなかった"とんかつ"&「しっぽだから」と残されてしまった"えびふらいのしっぽ"!!

「誰かわたしを食べて!!」
「わたしも美味しく食べられてみたい!!」
「今度こそ、食べてもらえるかな……?」

いやーーーー、わかる、わかるよ……(涙)

残りものになってしまう気持ち……
みんなみたいに美味しく食べてほしい、そのために生まれてきたんだから!!ってなる気持ち……

もちろんかわいいキャラクターなので
夢が叶って本当に食べられちゃうのは寂しいし、
ファンとしては「願いが叶わないでほしいような、でも切実だからいつかは……叶うといいね……ウッ」っていう複雑な気持ちなのですがw

「私も一度でいいから〇〇してみたい」という気持ちの切実さがすごくすごくわかるので、つい応援したくなっちゃうのです。


体育のチームメンバーとしてすら選んでもらえなかった私なので、当然モテた経験なんて皆無ですし、甘酸っぱい青春なんて無縁すぎて「画面の向こうの世界」「選ばれし者だけの特権」としか思えませんでした。

学生時代は似たような子としか話さなかったので
彼氏がいる子のほうが特殊というか、「クラスの中でも特に華やかな子だけの特権」と思っていました。(芸能人みたいな一部の子だけが経験するものだと思ってた)

しかし、大人になってみると
中高生時代にお付き合い経験がある人は自分が思っていたほど珍しくないことがわかり……私は大変なカルチャーショックを受けました。(脳天にイマジナリーのギロチンを落とされたくらい、一気に自信をなくしましたw)

え、え、まじ!?
みんなサラッと青春謳歌してたの!??

私、人生のスタンプラリー押せてなくない!??

努力すべき時に努力できなくて、必要な経験をスルーしたまま大人になっちゃったの!??
待って、すごい取り残されてる気がする!!!

いやー、めちゃくちゃ焦りました……


私は高校の文化祭でギャルの子に化粧をしてもらった日、家に帰ったら「何その顔www」超笑われたのでメイクにもなかなか興味をもてなかったし、

親が真面目な昭和人間だったので雑誌に載っているような"今風"の服は買ってもらえなかったし、自分のことをブスだと思っていた&当時の趣味が食べることしかなく、よく肥えていたので「オシャレをする勇気」が出ませんでした。

なんというか、
(私が勝手に怖がっていた)華やかな子から
「あいつがオシャレしてるのウケる〜www」
って思われるのが怖かったんですよね。。

しかし、大人になってから猛烈に
10代の頃にかわいくなる努力をすればよかった!!!!うわぁぁぁ〜〜〜〜ん!!!!!!
という激しい後悔の気持ちが襲いかかり、
毎晩のように枕を濡らしておりました。


やっぱりさ、FacebookとかLINEとかで
よく知ってる子の苗字が突然変わってたり
結婚しました報告とか見ると焦るじゃんね。

私は正直な話「子どもいらない派」なので
その方面では全く焦ってなかったのだけど、
誰からも選ばれないことがコンプレックスでした。


でも、そんな時期を7~8年くらい経てからの今
すごく思っていることは、
年をとってからでも、充分可愛くなれる!!
自分のことを大切にして楽しく生きていれば、(恋愛に限らず)いい縁は絶対に向こうからやってくる!!
ということです。

私は今のところ独身ですが、
6つ年下の恋人がいます。とても素敵な人です。

(※私が生きづらさ全開だったとき、好きな文章を書く人に恋人がいることがわかると裏切られたような気持ちになっていたので、書くかどうか迷いました。でも「ボロボロだった人の元にも幸せは訪れるよ〜!!つらい局面が続いていても、次の章に移り変わる時がちゃんとくるから希望を捨てなくて大丈夫だよ〜!!」という意図で書いております。)

6つ年下……ということは、
相手が大学を卒業してから色々落ち着くまで
少し待つ期間が必要だったということです。

若い頃に違う人と出会っていたら、
今の恋人とはきっと出会えなかったと思います。

毎日わんわん泣いてばっかりで
このまま女として枯れて死んでいくんだ……
誰からも選ばれずに終わる人生なんだ……
一度でいいから、愛されてみたかったよー!!
という気持ちでいっぱいでしたが、希望を捨てずどうにか死なずに生きていた結果、ベストタイミングでご縁が巡ってきたんじゃないかな〜と思います。


素敵なことが起こる年齢が、
早い人もいれば遅い人もいる。

10代で青春してもいいし、
30代で青春してもいいし、
60代で青春してもいい。
青春の内容は、自分の好きなものでいい。

ちっちゃなご褒美を沢山もらえる人もいれば、
重厚で大きなご褒美をドン!と渡される人もいる。

モテモテ人生を歩む人もいれば、
むっっちゃ太くて強靭な "赤い糸"(もはや赤い綱)
が1本だけある人もいる。
赤い糸の相手が、仕事や趣味などの人もいる。


綾鷹はとっても美味しいけど、
お〜いお茶も美味しいし、生茶も美味しいし、
ジャスミン茶も紅茶もプーアール茶も
みんなみんな、とってもおいしいお茶だよ!!

お茶ぁぁぁぁぁ!!!!!

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