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#0 始まりのストーリー
はじめまして!佐野月咲(さの るなさ)です。
アイスホッケー選手です。今年の春に、ハーバード大学を卒業して、今シーズンからオーストリアでプロとしてプレーすることになりました。そして、今更ながらNoteを書き始めました。少しずつの投稿になるとは思いますが、丁寧に自分の言葉で書けたらと思っています。よろしくお願いいたします。
自己紹介
まずは少し詳しい自己紹介を。
1998年生まれ。東京都出身。中
現役中に、次世代アイスホッケーキャンプを主催する理由。
今年も次世代へ向けたアイスホッケーキャンプを開催することになりました!「スポーツを通して世界を広げる」ということをテーマに、小学生から高校生の選手に対して2日間、氷上練習・陸上トレーニング・講義を行うプログラムになっています。
昨年の6月に記念すべき第1回を開催することができ、今年で2回目。今回は、アイスホッケーキャンプの一番の目的から、なぜ現役中にこのスクールを主催しているのか、ということにつ
「メンタル強い」ってどういうこと?アスリートのメンタルトレーニングとメンタルヘルス、の話
アスリートとメンタルの話をしてみます。色々勉強して、メンタルトレーニングの個人契約をしたり、自分で本を読んだりして、そして「自分」という実験体を通して現段階での私が思っていること。そしてずっと考えていた、「メンタルが強い」と「メンタルヘルス」は別物なのではないか、ということについても。
ゾーンに入っている状態とは???
アスリートにとって、メンタルは物凄く大きなファクターであって、どれだけスキ
#20 海外でアスリートをしてる私が自炊1年目で作っているほんっっっっとに誰でも作れる料理とお供に小話。
ハーバードに進学するまで、つまり高校を卒業するまでは、実家で毎日お母さんが作ってくれる美味しいご飯を3食お腹いっぱいに食べていた。中学・高校に毎日持参するお弁当も母が作ってくれたものを持って行った。
大学に入ると4年間の寮生活が始まり、3食の食堂でのご飯も学費に含まれているため、食堂でアメリカンなご飯を食べていた。うちの大学の食堂は、決して美味しいという評判があるわけではなく、友達と外食すること
#19 【独り言エッセイ】心を買わせてください
ある作家さんのエッセイ集に日常アイテムとしてファックスが出てきた。私が生まれる前のエッセイ。30年前ほどに出版されたエッセイで、当時その作者の方は33歳。
エッセイは、生き方も、考えていることも、20代後半から30代前半の心情もどこか親近感を感じる。その人の作家としての生き方や大人だけど「ちゃんと」はしてない私生活を覗けて安心感を感じる。そこにある心や考えは同じなのに、出てくる物はちゃんと、平成
#14 【独り言エッセイ】真冬の夜は一杯のGlögiと共に世界中にいる家族のことを考える。
10月の終わりになると、いろんなブランドのglögiがスーパーに並び始める。紙パックに入ったものや、瓶に入ったもの。その中でも、アルコールのない、ラムレーズン風味のものにはまっている。
サウナから上がって一息ついたら、冷蔵庫からglögiをだしてカップに注ぎ、電子レンジであっためる。本当は鍋で温めたほうが手の混んでいる感はするが、そんなに大量に飲むわけじゃないのでレンチンで十分。
コップに入れ
#12 【独り言エッセイ】フィンランドでの日常アップデート
フィンランドに住んでいる。フィンランドのアパートに住んで、フィンランドのスーパーで買い物して、毎日フィンランド語を浴びている。旅行ではなく、リーガルな居住許可を持って、ここに住んでいる、と、いう事実にたまに自分でもびっくりする。当たり前だけど一年前は、というよりも数ヶ月前まではこの場所を想像もしていなかった。
ものすごく正直にいうと元々海外旅行欲もあまりなく日本大好き、他の国の観光名所などにも割