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めざせ!えほんセラピー犬。~すばこ~

~ルナちゃん、18:00の散歩~

今日のルナちゃん、速いです。
下り坂は、もちろんですが、道草がないんです。(笑)
だから「さ・ん・ぽ」ではなく「さんぽ」というわけなんです。(笑)
そんな、1日や2日で「さんぽ」になるわけがないですよね。
(間)
はい。
ごめんなさい。
答えは「超小粒おやつをあげていました」
電柱や曲がり角のタイミングで、ちょくちょくあげると、止まりません。

夕方は図書館へ行っていたので、帰宅が遅くなりました。
お世話係さん「ルナちゃん、おまたせしました。散歩だよ」
申し訳ないので、散歩中に、かなりの頻度であげていました。(笑)
ちょくちょくあげると、進みます。(大笑)

今日の図書室


出典:朝日小学生新聞 令和6年5月9日

東京都・小笠原諸島にある無人島である西之島では、噴火により前の生態系は失われましたがその後、昆虫や鳥の繁殖が確認されています。(略)
海鳥が巣の材料として集めた海藻や木の枝は、昆虫や植物が入りこみやすい環境を作るとといいます。

出典:朝日小学生新聞 令和6年5月9日

今日の新聞記事から
『わたり鳥』作・絵:鈴木まもる
こちらをよみきかせ紹介しようと思い立ち、検索してみると…。
貸出中。
これは、残念。
日本十進分類法「488 鳥」の本棚へ行ってみると何かあるかな?
キーワード:わたり鳥、ツバメ、クロアジサシ、鳥の巣
本棚で探してみると、キーワードに関連する資料がないぞ。
参りました。
何かないかな?
若干、焦り。
あと5分で3年〇組が来室します。
それまでに、よみきかせ本を決めておかないと。
司書「あ!」
見つけました。

『すばこ』文:キム・ファン ほるぷ出版

出版社からのしょうかい:

巣箱は、ひとが作った鳥の家です。
小動物のすみかである森が減っていくなか、巣箱をかけることは、簡単で身近な自然保護と言われています。
素材も、かたちも、大きさもいろいろ。
その巣箱、もとはドイツの貴族の男性がはじめたことを知っていましたか? 日本ではまだあまり知られていない巣箱の起源と、その楽しみ方を描いたノンフィクション絵本。
巻末に豊富な写真の入った解説つき。
すばこ特設サイト

司書からミニブックトーク:

司書「今日の朝日小学生新聞の一面はこちらです。
(壁に掲載中の新聞を紹介)

海鳥が海藻や木の枝をつかって巣を作っていましたね。
ここでクイズです。
人が作った鳥の家はなんというのでしょうか?」
男子➀「巣箱。うちにある」
みんなの注目の的。
司書「え!お庭にあるんですか?」
男子➀「うん。」
先生「鳥の観察をしてるようです」(笑顔)
司書「それは、いいお話をききました。
今日、紹介する本は、巣箱がどうやってできたか、その起源もわかります。
巣箱を知っている人は、もちろん、まだ巣箱を見たことがない人も巣箱のひみつがわかりますよ。」

ーよみきかせー

司書「これでよみきかせをおわります」
男子②「先生、これってSDGsだね」(拍手)
司書「素晴らしい!よくぞ言ってくれました。
先生は、丁度用意していましたよ。
○○さん、SDGsって言ってくれてありがとう!
次は、SDGsに関する本を1冊と鳥の図鑑を紹介します。
ここで、3年生なので、本のラベルクイズをしますよ。
今よみきかせした「すばこ」と、この鳥の図鑑は同じ本棚にあります。
本のラベルには3つの数字がありますね。
日本十進分類法でいうと最初の数字は何でしょうか?」
男子③「4」
司書「当たりです。4〇〇ですが、4の次は何でしょう?」
男子④「5」
司書「45は、鉱物や恐竜だね」
男子⑤「6」(4,5,6…順番に言ってる?笑)
司書「46は、生き物です。3つの数字でいきましょうか。」
男子⑥「533」(どうして5からはじまる?笑)
司書「ごめんごめん。4からはじまる3つの数字ね」(笑)
男子複数「420」「480」「483」…(数撃ちゃ当たる、笑)
司書「すごい!48いいね!」
男子⑦「488」(ビンゴ!拍手)
司書「正解!拍手」(拍手喝采)
(略)

感想:
小学生は、クイズ大好きですね。
本の背にタイトルがありその下にラベルがはってあります。
そのラベルは本の名札、本棚はみんなの教室ということで図書室利用の時に話をします。
子どもたちにとって自分のお気に入り本の場所は、すぐに覚えますが、そうでない本棚になかなか足が運ばないようです。
好きな読書だけなら十分ですが、調べ学習になると日本十進分類法が大活躍です。
その便利さを機会がある毎に伝えるのも司書の役割、仕事だと思っています。

紹介本がすべて貸出となりました。
今日も、子どもたちへ良書を届けることができました。(笑顔)
良かった、よかった。(合掌)

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)

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