今後の創作活動について
はじめまして、ルナと申します。
私は画像生成AIを使って二次創作をしている、AIイラストレーター(自称)です。
現在は「勝利の女神:NIKKE」という作品を中心に制作をしていて、制作したイラストはX、pixivに投稿しています。
このたび、Xのイラスト用アカウントのフォロワー数が5000人になったので、創作活動の方針について書いておきたいと思います。
AI生成+手描きの複合スタイル
現在、画像生成AI(Stable Diffusion)を主力ツールとして制作していますが、私自身は「AIだけ」に拘っているわけではありません。
私が創作活動できるようになったのはAIがあったからですし、知識や環境も整っていたから主力武器としている、というだけです。
AIだけで高品質な作品が量産できるようになってナンボ、という考え方も理解できますが、私のゴールはそこではありません。
今でも、得意ではありませんが、ペンタブレットを使って瞳を描いたり、破綻を修正したり、線画に戻して描き直したりすることも頻繁にやっています。
しかし私はAI・手描き、どちらも特別な才能も実力もないと思っています。
だから「AI or 手描きに固執せず、今持っているすべてのちからを使って最高の作品を作る」ということを毎日続けてきました。
AIは、私がもともとIT業界に長くいたこともあり、日々進化していく情報を追っていくだけでも楽しいです。
昨日までできなかったことがいきなりできるようになったり、時代が一気に数年進んだかのような革新的なAIが発表されたり。
それも単なるビジネスツールとしてではなく、クリエイティブな方向でテクノロジーが急速に発展していくのは珍しいことだと思うので、それを最先端で楽しみたいのです。
一方で私は、手を動かして描く(Drawing)の楽しさも味わいたいと思っています。
少年時代には、稚拙ながらよく漫画(ゲームの二次創作)を描いていたので、そのプリミティブな情熱に、改めて挑戦したいという想いがあります。
AIの技術を活用すれば、手描きイラストも効率よく上達させることができるかもしれません。(しらんけど)
まずは仕上げや線画の修正の実践で鍛えつつ、いずれはちゃんとはじめから1枚絵を仕上げられるようになることも一つの目標です。
そんなわけで、AIだけでも、手描きだけでもない、自分らしい方法で作品のクオリティを上げていきたいと考えています。
作風、絵柄について
さて、作品のクオリティの話が出たところで、私が考えるクオリティの高い作品とはどういうものか?についてお話します。
AIモデルの進化によって、追加学習による再現性も驚くほど高くなりました。
キャラクターの特徴だけでなく絵柄の模倣も、学習次第ではかなり高い精度で可能になっています。
ただ、私が作りたいファンアートは、作者の思いや癖が入ったものなので、「原作に似せること」を目標とはしていません。
やろうと思えば、ゲームやアニメの絵柄をそのまま再現することも可能ですし、それを見たいと思う人も多いでしょう。
しかし二次創作のゴールをそこにしてしまうと、多くの人と目標イメージが同じになってしまうような気がしてしまうのです。
手癖の入りにくいAIイラストではなおさらです。
個人的に、二次創作と言えど絵柄の模倣はモラル的にNGとも考えているので、できるだけ原作に似せないような調整をするようにしています。
自分でLoRA*1を制作する意図も、ここの調整を効かせることができるということが大きいですね。
*1 LoRA (Low Rank Adaptation): 特定のキャラクターや絵柄などの特徴を追加学習させる技術、またはそのデータのこと
私は個性を出したい人なので、AIツールを使っていても独自の表現を目指したいと考えています。
絵師さんや作家さんのように、自分の個性が溢れる二次創作作品を生み出してみたいんです。
つまり「ルナさんの◯◯(キャラクター)がめっちゃ癖に刺さる!!」と言ってくれるファンを作るのが目標ですね笑
そうした活動を続けていれば、いずれコミケのようなイベントにも参加できる、そんな日が来るかもしれません。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
活動方針として特にこれまでと変わることはないのですが、フォロワーさんも増えて一区切りついたところで、所信表明という感じで文章を書いてみました。
しばらく前はよく文章を書いていた人なので、また色々と書き連ねていきたいと思っています。
また機会があればお付き合いください。
ルナ
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