Leaner の BizDevMix とそれを支える取り組み

Leaner Technologies Advent Calendar 2023 14日目担当のエンジニアの lulu です。

昨日はエンジニアのころちゃん( @corocn )がプロダクトのロードマップ作りについて投稿してくれました!興味のある方は是非見てくださいね。



14日目ということで AdventCalendarも折返しを過ぎ今日から後半に突入ですね!
何のネタを書こうかなーと思いNoteの記事一覧見てみたらもう2年以上記事書いていませんでした…。プライベートが忙しくなったのもありますが筆不精っぷりが露呈してしまってますね。

気付いたらLeaner に join して 1年半以上経過していますし、今日は私が Leaner で働いてきて「いいなー」と感じている要素の一つを紹介しようと思います。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

Leaner で大事にしている BizDevMix

BizDevMixとはLeaner の中で定めている独自の概念です。
ざっくり書くと「職能や役割の垣根を超えて協力・共有できる信頼関係を築き、同じ視座を持ってコトに向き合っていること」といった感じになると思います。

Leaner では掲げた Mission を達成するために必要な行動指針である Values を定め、その Values を発揮し続けるために必要な環境を形成し続けるための考え方として Foundations が定められています。
BizDevMixは その Foundations の中の一つとして位置づけられています。

( Values については以下で弊社代表の大平さんが思いとともに纏めてくれています! )

BizDevMixはその Foundations の中の一つであり、「一つのコト(Missionの実現 や お客様のサクセス)に向けて、それぞれの役割を担うチームメンバー間のコラボレーション がうまくできている必要がある」という考え方を指します。

この概念の好きな所は自然発生的に以前から使われていた言葉で、自分たちに必要な考え方を整理していく中で Foundation の一つだよねと定まっていった所です。
(Slack や Notion を時系列で検索したので間違ってないはずです。)
「誰かが決めたからそうしよう」といったものではなく、皆が当然必要だよねと考えていて、そう考えられるメンバーが集まっていることが感じられてとても良いなと思っています!

以下は私がこの記事を書くにあたって検索して見つけた大好きなフレーズです。

「本気で世の中変えようと思ってる仲間同士だったら、普通にBiz Dev Mixとかユビキタス言語とか考えるでしょ」

弊社Slackより

丁度弊社CSメンバーの織茂さんが登壇した時のレポート記事があり、その中でも BizDevMix にも触れられています。
BizDevMix という考え方がどの様な形で日々の業務に浸透し、成果に繋がっているか等はこちらをご覧ください!

記事に触れられていない所でも以下のような利点があると思っています。

  • 他チームの動きにも関心を持つため、議題としてあげる程じゃないけど困っている事が拾われ解決やすくなる

    • 実際に他の職能の人が簡単に困り事を解決できた事例もありました

  • 採用活動等でお互いのチームの候補者へのアトラクトに積極的に参加する


今の Leaner で BizDevMix がどうやって成立・維持しているのか?

日々の業務や小さなコミュニケーションの積み重ね等もあるので網羅はできないですが、いくつか代表的なものをあげてみます。

  • 皆が参加し情報を共有することで、プロダクトチームや組織全体で目線や認識を揃えるための会議体

  • チームや職能の異なる人とのカジュアルなコミュニケーションの加速

    • チームを跨いで相互理解を深める相棒制度

  • 自分の感じた感謝や活躍を皆に共有する取り組み

    • Slack の #all_kachidoki チャンネル

    • Win-Session

  • BizDevMix を大切に思えるメンバーを集める

    • Values への共感やカルチャーマッチも重視した採用活動

上記のような各種取組がありますが、その内3つ程紹介したいと思います。

普段業務で触れる機会の無い職能の人と同期的にコミュニケーションを取る機会を作る 相棒制度

  • 普段なかなか話す機会が無い人とのカジュアルなコミュニケーションの流量を増やす

    • 以後非同期コミュニケーションも含め話しかけやすくなる

    • どんな事をしているのか解像度が高まる

    • ちょっと気になる事・困っている事を共有したり解決できる

    • 日々の感謝を伝える事ができる

  • アイデアを形にするために異なる知見を持つ人と壁打ちできる

    • 全体に提案する前にブラッシュアップしたり気付きを得ることができる

詳しくはこちらの記事にまとまっています!

一つの成功をみんなで喜び熱量を共有できる #all_kachidoki チャンネル

Leaner の Slack スペースには #all_kachidoki というチャンネルがあります。
良い結果が出たり、お客様から良いFBを頂いた時等にみんなにその成果を共有し熱量を電波させる場です。

これは完全に個人の印象なのですが、Leanerではこの手の投稿がされる時に他のメンバーやチームへの感謝や貢献の紹介が多く添えられているイメージがあります。
後述する Win-Session ではここに投稿された内容が絡むことも多いです。

#all_kachidoki チャンネルへの投稿の一例

目立たないこと・他のチームでは気付きにくい活躍や貢献を社内で共有する Win-Session

Leaner では毎週末 Win-Sessionという時間を設けています。
全メンバー集まってそれぞれが今週感じた「この人のあの取り組みはWin」だったと思うことを自由に共有できる時間です。
また書いた人が読み上げるため、その取組のどんな所が良いと思ったかも添えられたりします。

Win-Session については詳しくは以下の記事で紹介されています。

また、この Win-Session は「書いた人がどんな事を Win だと思ったか」 を知ることができるのも良い所だと思っています。
「◯◯さんよく見てるな〜」等、書いた人への理解や信頼関係の構築にも繋がってると思います。


今回紹介した3つの取り組みがあることで以下のようなメリットがあります。

  • その成功を支えていた人に感謝を伝えたり皆に周知できる

  • あるチームでの成功例を知り他チームでも試しにやってみる流れが生まれる

  • 他チームの人がどんな役割を果たしているか知ることができる

  • 目立たないけど大事な事をやってくれる人の貢献が可視化される

良い取り組みがあっても共有・認知されないと単発の動きで終わってしまい
ますからね。
逐次非同期的な場に投稿されたり、毎週同期的に集まった場で共有される仕組みが存在しているのは大きいと思っています!

Leaner で皆が安心してコトに向き合えるのも、自らアピールしたり評価を意識した動きをせずとも、自ずと周りが可視化・評価・感謝してくれる土壌があるからだと思っているので、こういった取り組みを維持・アップデートしていきたいです。

各施策が相乗効果を発揮している

相棒制度・#all_kachidoki ・Win-Session とそれぞれ別の取り組みなのですが、これらの施策が相互に好循環を産んでいます。

例えば以下の様な流れです

例1

  1. 成約やお客様からのフィードバック等で all_kachidoki ch に勝鬨があがる

  2. そこに付随して影で支えていた人やチームの活躍が可視化される

  3. それを見た他の人が Win に書いて共有する

例2

  1. あるチームでやっていた施策が好評だったので発案・推進者への感謝がWin-Session にあげられる

  2. それを見た推進者の相棒が 相棒制度の 1on1 の中でどのように自チームに適用し実施するか相談する

  3. 他チームでその取組の実施

  4. そこでも好評だったので Win-Session で共有と感謝が伝えられる

良い循環が生まれていることで各メンバーがより積極的に参加・投稿するモチベーションになり活発になってるのが素晴らしいなあと思ってます。

最近はメンバーが増えたり、 Win となる事象が増えすぎて Win-Session の時間がカツカツになってきていますが、進め方工夫するなどして今後も継続していけると良いなーと思っています!

まとめ

以上、Leaner で大事にしている BizDevMixという概念と、日々のどのような取り組みが支えているかの紹介でした。
Leaner では日々各会議体や施策がブラッシュアップ・アップデートされており、より良い組織を目指して変化を続けています。
また少し時間が経ったらその辺りを発信していければなーと思っています!


昨日の記事にもある通り Leaner ではロードマップも新たに策定し、やる事・やりたい事が山積しており絶賛採用強化中です!
もし BizDevMix 興味を持った方がいらっしゃったら気軽にお声がけくださいねー!!


明日の Leaner Technologies Advent Calendar 2023 の担当は営業責任者 の健太さん ( @KentaTakahash20 )です。お楽しみに!                                                 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?