チャリティーとお金のお話

市役所にお金を寄付したお年寄りの話が美談になるけど、私はどうかなぁって思います。
だってそのお金は誰かが一生懸命働いて生まれてきたわけで、使い方もわからないで寄付するってお金に失礼です。使い道や管轄もわからず渡されても、現場は混乱するだけです。

NPOも同じで、広告やホームページが立派だからとか評判がいいからとかじゃなくて、寄付する前に活動について自分なりに調べて、疑問があったら最後まで面倒くさがらずに答えてくれる団体を選んで下さい。説明を面倒くさがるところや上からのところは、活動も独善的でラディカルだったり、営利主義に走っているところが多いです。
気に入ったところがあって、一般会員や、賛助会員になった後も対話ができる事は最低条件だと思ってください。疑問や不安を感じた時にちゃんと説明してくれない所は、あなたの心にシミをつくります。
広告をたくさん出せるところなら、それを活動費に使えます。ホームページも同じです。
壁だけ立派でも土台が立派でなければ家が倒れてしまうのと同じです。

有名じゃないけど地道にコツコツやっているところ、ここなら長くお付き合いしていけると思ったところに絞って寄付をした方が、本当に必要なところに繋がって行きます。
うっとうしがられることもあると思いますが、クリティカルシンキングを忘れずに、自分に合ったチャリティーをしてください。

よろしければサポートをお願いします。今後の執筆活動や、学び続ける意欲に繋がります、大学院入学を目指しています。