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【資金調達】株式会社SODA

株式会社SODA

資金調達額: 61.9億円
出資種別: 第三者割当増資
出資元: KREAM(LI)、Altos Ventures、SoftBank Ventures Asia、THE GUILD、basepartners、コロプラネクスト、ジャフコグループ
シリーズ: シリーズC

-企業紹介-
2018年7月設立。国内最大級のスニーカーフリマ「SNKRDUNK」を提供するスタートアップ。「SNKRDUNK」はスニーカーのマーケットプレイスであるだけでなく、人気スニーカーの新作やリーク・発売情報を配信するメディア、スニーカーを中心としたコーディネート写真やリストック情報などが毎月数万件以上が投稿されるコミュニティとしての機能も備えている。また、鑑定のプロフェッショナル陣を擁する真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」との業務提携を締結することで、業界唯一のダブル真贋鑑定を実現した。2021年7月時点で、月間300万人以上が利用している。
今回の資金調達により、国内事業の拡大や強化に加え、アジア市場獲得のために積極投資を行なっていく。そして、スニーカー特化型C2Cマーケットプレイスを展開するモノカブの買収を発表し、グローバル展開をより加速させていく。


-遊牧民カーラより-

多趣味な私ですが、10代より絶えずアンテナを張っていた市場が、金融市場以外にもありました。
それがスニーカー・ストリートウェア市場です。特にスニーカーマーケットは私の主戦場でした。
「主戦場?ただスニーカー買うだけでしょ?」と思われるかも知れませんが、違います。スニーカーと言っても全てのスニーカーが該当するわけではなく、一部のブランド(ストリートウェアブランドが発売するものも含め)が生産する極一部の商品がその市場に流通しており、上記SNKRDUNKではそれらの商品が主に取引されます。商品の定価に異常なプレミアムが付いて。生産数(供給数)が決まっているため、それに群がる人が多ければ多いほど価格は高騰します。先に述べた”群がる人”には多くの種類が存在します。純粋にその商品がカッコいいと思った人、憧れのセレブ(ここでは主にHIPHOPアーティスト)が履いているから自分も欲しいと思う人、そして所謂”転売屋”です。ここで該当するスニーカーとはNIKEやアディダスといった大衆向けブランドであり、価格帯も1万円弱から高くても2万円強です。一見、転売を図ったところで利鞘は少ない(絶対値として)ように見えますが、市場で取引されるスニーカーには破格なプレミアムがつくものがあります。文章でダラダラと書いていてはイメージが付きにくいと思うので、ランキング形式で幾つか画像付きでご紹介させてください。

※価格は2019年7月時点で販売済みとなっているものです。プレミアムが一度つけば、その価値はほぼほぼ下がらないので、現在価値と同程度と思っていただいて差し支えありません。

第10位 
Nike Air Jordan 5 Retro T23 Tokyo
定価:23,000円
現在:約567,000円

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第9位
Nike Lunar Flyknit HTM Milano
定価:16,170円
現在:約631,000円

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第8位
Off-White X Air Jordan 1 Chicago
定価:16,170円
現在:約647,000円

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第7位
Nike Air Yeezy 2 Platinum
定価:27,000円
現在:約647,000円

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第6位
Nike Air Yeezy Blink
定価:27,000円
現在:約647,000円

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第5位
Nike Air Yeezy 2 Solar Red
定価:24,300円
販売:約863,000円

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第4位
Nike Air Yeezy 2 Red October
定価:24,300円
販売:約905,600円

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第3位
Chanel X Pharrell X Adidas NMD Hu
定価:126,000円
販売:約1,509,000円

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第2位
Nike Air Mag
定価:324,000円
販売:約1,618,000円

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第1位
Kanye West X Louis Vuitton Jasper
定価:123,000円
販売:約3,235,000円

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いかがでしたでしょうか?
株価や仮想通貨が数ヶ月かけて数倍、数十倍になるのとは違い、
この類のスニーカーは発売前から予想プレ値で既に取引がされることがあります。興味のない人からすれば馬鹿馬鹿しい話ですが、”転売屋”にとっては非常に美味しいビジネスでしょうね。

※私は転売屋は嫌いです。私がスニーカー・ストリートウェアの虜になっていたのは利益目的ではなく、純粋にファッションとして楽しんでいたからです。事実、現在、販売側も転売目的の購入者を嫌っており、様々な策が施されています。

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