いんよう!第259回【再現性と一回性に対する教え方】

サンキュータツオさんが教育について、文章表現についてお話しされました。
《形容詞》について
形容詞は中身が空っぽの箱、容れ物。例えば「やさしい」という箱の中に具体的なエピソードを入れることで、それを見た人にも「やさしさ」が伝わる。
「私の彼はやさしい」と言うより、「私の彼は道を歩く時は車道に並んでくれて、お店に入ると必ず眺めのいい席に私を座らせてくれる」と書くと、どんな風にやさしいかが分かる。もしくは、やさしいというよりキザで嫌な感じと思う人がいるかもしれない。
やさしいという形容詞の具体例がなければ、どんなやさしさか分からず、容れ物としての形容詞が機能しない。

タツオ先生に教わる東北芸術工科大学の学生さんたちが羨ましいです。
#ラジオ

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