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音ってなあに?


私たちが生きている世界は、極微小粒子によって出来ているのを前提に、
お話いたしましょう。

私達が吸っている、美味しく透き通った空気や、澄みきった飲み水の中にも、色々な微粒子が存在しますよね。

そこで微粒子よりも大きな物質が移動したら、どうなりますでしょうか?
そうです
空気や水の中の粒子が押し出され、圧力が発生しますねっ!
これが、音です。

耳が音を認識するのは、
この圧力振動が鼓膜を振るわせると「電気信号」になる為、脳の中で 音 が認識されます。

しかし、圧力振動だけは、骨電動もあり、肉体全部が感じているのですよ。

音を扱うお仕事は色々ありますが、
社会や人の生活に利益をもたらす研究を
【音響学】といいます。
空気や水などの媒質が振動することで生まれる「音」がつくる影響を探究して、音を活用し、私たちの暮らしを豊かにする取り組みをしています。

2つに分けますと
音が人体にもたらす影響を研究する学問は【音響生理・心理学】

音が環境にもたらす影響を調べ、社会をデザインしていく【音響工学】
となります。

一概に音と言いますが、脳の違いなどにより、違いが生じるのも、また現実の生々しさで複雑な問題になります。

「大きい音」「小さい音」は人によって異なりますし、音色にも多少好みがあり、雑音が気持ち良いも有りさらに、「女性は小さな音量で満足」という結果も出ています。

人によって聞こえ方が異なる理由にも、脳の働きが関係しているわけです。

音が
メロディーをもって、リズムをもって、和音を構成したら
それはもう、
音楽です。

音をリズミカルに発生させることで生まれる「音楽」には、人をゆるめたり緊張させたり、様々な影響をもたらすことが判明していますが、

私たちが「いいな」と思っている楽曲は、どこか懐かしい事も合間って、認知症にも効果を発揮しています。

脳がメロディーから長短などの「調性」を読み取りつつ、一つひとつの音色の意味を判断する「調性的体制化」処理を行うことで、より音楽を理解する次元へと繋がっていきます。

音楽と人の関係について、音響生理・心理学では、音圧のレベルを示す「デシベル」や音量「ラウドネス」、音の高さを示す「ピッチ」
等さまざまな専門知識を活用し、研究を進めています。

自動騒音キャンセリング能力

私たちの脳は、音楽を楽しむために「欠けている部分」を補完します。そのため、音楽で一部が存在しなくても、又ノイズが混じっても、脳が自動で補正するために、気づかないことがあります。
「音韻修復」といいます。

マスキングは、音をかぶせ合わせることで、お互いに聞きづらくなる現象のことです。これは、音楽が騒音に消される事も有るが、騒音を消す為に音楽を流す時も有ります。

音の話題は、飽きませんね!またお逢いいたしましょうか。

オマケ☆
♪心理に関わる音響生理・心理学学部例:映像、医、心理

♪建築や機器の設計に関わる音響工学学部例:建築、工、情報
位置測定ソナーは音の波を利用した機器で、音響兵器も開発が進みました。

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