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私ばっかりの裏側

私ばっかりどうしてこんなにツイてないんだろう、とか、私ばっかりどうして上手くいかないんだろう、とか、私ばっかり‥って、よく耳にするし、
私も思ってしまうこともあるのだけれど、

「私ばっかり」の裏側にあるものについて、
考えてみた。

例えばだけど、
私には、妹がいて、妹は結婚して子供もいる。
私の仲良しの友人たちはほとんど既婚だし、
子供のいる人もいる。

何で私は結婚できないんだろうとか、
子供がいないんだろうって、
思うとしたら、少し変だなと思う。

というのも、それは別に私ばっかり損してるってことにはならない思うから。

同じ種類のよくある不満に、
職場に子持ちの人がいて、
独身女性がフォローするというもの。

「何で私ばっかり」

これはよく聞く話だし、
私の身近にもある。

そもそも、結婚するかどうか、
子供を持つかどうかは、
自分自身の選択であって、
後天的なものだから、

「私ばっかり」っていうのは少し変。

おかしいのは、結婚していない子供持っていない自分でもなく、結婚して子供を持ったあの人でもなく、

フルで働けない人を1カウントとして課せられる仕事量なのであって、

是正すべきは、子持ちの人が現れても、
皆安心して、心身共に健康的に働ける環境でないということだ。

例え子持ちの人が、子供の都合で早く帰ろうとも、
急に休みになろうとも、

残された側が、残業を強いられたり無理を強いられなければ、別に「私ばっかり」ではない。

「選んだライフスタイルによる働き方の違い」ということで収まる。

子持ちの人は子持ちの人で、
家庭と子育てと仕事と3足のわらじを履いているので、仕事だけに全精力を注ぐというのは無理だろう。

もしかしたら、子持ちの働くママも
残された独身女性と同じように
「なぜ私ばっかり」と思っているかもしれない。

独身女性にも大変さがあるように、
結婚して子供を持つということも十分に大変だと思うのだ。

その他にも、
例えば、男運が悪いというものや、
周りの人に恵まれないというもの。

これも少し変だな、と思う。
というのも、カップルというのは、得てして納得がいく場合が多いから。

あらゆる意味でレベルが違いすぎたら、
付き合うところまでもいかないと思う。

友人関係にしたって、続かないと思う。

広くいえば、職場の人間もそうだと思う。
違いすぎる人は同じ職場に入れもしないと思う。

共鳴するところや、似ている部分、
似てなくても、波長やレベルが同じ、

そういう人が近くに集まるのだと思う。
違いすぎる人は、長期間同じ空間にはいられないと思うから。

それに、出逢った人との縁をどう繋いでいくか、
どう発展させていくのかも自分次第だ。

だからやっぱり「私ばっかり」は変。

「私ばっかり忙しい」
これも変。

多分そう思ってるのは自分だけ。

自分だけが忙しくて頑張っていて回る環境なんてあんまりないと思う。

顔や態度に出さなくたって、
皆、自分なりに頑張っている。

生きていくって大変なんだ。
きっと頑張ってない人なんていない。

私ばっかり可哀想とか、
私ばっかり損してるとか、

そんなこともありえないのだと思う。

どんな仕事だって、
どんなライフスタイルだって、
どんな立場だって、

それなりに大変で、それなりの苦労がある。

それを選択した自分がいて、
それを選択するために、
切り捨てた別の選択肢があった、
それだけのこと。

「私ばっかり」って、私もよく思ってしまうのだけれど、よくよく考えると、

「私ばっかり」ってクソダサい。

※この記事は自分へのエールです笑

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