服装に見る主張
道を歩いている女の人が
「おかゆ」と書いてあるトレーナーを着ていた。
私は、それをみて、「ゆるさ」ではなく、
「私はゆるゆるしたいのだ!キビキビとは絶対にしないぞ!」というような、「ゆるさ」への強い自己主張を感じた。
私は凡人だから、
ユニクロとか、GUとか、無印とか、
大衆的なファッションとか、
何となくでも流行りを取り入れた服装をしている人見ると安心する。
人と違うちょっと奇抜な格好をしている人を見ると素敵だなとか、面白いな思う反面、
ちょっと面倒くさそうな人だな、とも思ってしまう。
実際はそんなことないかもしれないけれど。
大衆と自分は違うんだ!一緒にするな!
というような主張を勝手に感じてしまっているのかもしれない。
大なり小なり服装は、その人主張を表している気がする。
もちろん服装自由なので、
良し悪しはない思うけれど、
話しかけやすそうかとか、
自分と気が合いそうかとかを、
無意識に感じてしまうものなのかも。
見かけによらない場合もあるとは思うけど。
女性らしさを強調した服を着ている人は、
女性らしく見られたいのだろうし、
ボーイッシュな格好をしている人は、
ボーイッシュに見られたいのだろう。
見た目と中身にギャップがある場合もあるけれど、
(女性らしい服装人が意外と気が強く動作が荒めとか。)
その人の願望を体現したものであり、
そのように扱われたいという主張であることは間違いないだろう。
私はというと、
昔から、流行についていきたいのに、
上手くついてゆけないちょっと残念な人である。
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