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息子に教わる、愛のつたえ方

「ママは100歳まで生きてねっ!絶対に!!
いけたら1000歳でもいいよ!」


と、長男に言われた。


いやいや、私は魔女か。
突然なんの話をするかと思えば。
100歳を越える長寿の人もいるけど
そんな簡単に生きられるものじゃないよ。


私 「ママ、体力ないからさ、100歳はキツそうじゃない⁈ 90歳とかでも長生きだから十分だわ〜」
シワシワのよぼよぼになって、人に面倒見てもらってまで長生きしたいと思わない。

長男「いや、ダメよ。だって僕、ママのこと大好きだから、最低でも100歳までは生きてくれなきゃ困る〜」



キュン♡

そんな風に言われたら、こっちだって困る。笑



私「ママも長男くんのこと大好きだから長生きしてほしいんだけどさ、何歳ぐらいまで生きる予定?500歳ぐらいまでならいけそう?」

長男「……うーん。たぶん100はいけると思う!500歳はフツーに無理でしょ〜」


だったらママの1000歳はもっと無理じゃん。
どんな会話よ、と心の中でツッコミながら話を続ける。
まぁでも君からの愛はしっかり受けとめたよ。
そして長男の"100はいけると思う"は、すっごくうれしい!!
生まれてきてよかった、生きることが楽しいって思ってくれていると解釈するよ?いいよね⁈

私も、元気なおばあさんになるために
一日でも長く健康でいられるよう心掛けたい。



長男「それからね、ママが100歳まで生きたら
お空の◯◯ちゃん(私の名前)へ。って僕が手紙を書いてあげとくね。
お空でも元気で生活してください。って感じのやつ。だから頑張って!」


また不思議なことを言い始めた。

私「??? どーゆうこと?手紙?」


長男「だって、人は死んだらお空に行くでしょ?
だからママがお空に着いたら読めるように書くから」



ファンタジー!!!(*⁰▿⁰*)


ひょっとしたら本当に息子から手紙が届いていそうで、100歳まで生きてみたいなと思ってしまう。
なんて可愛いことを言うんだろう。
100歳まで生きたら…なんてケチくさいこと言わず、無条件で書いてほしい。


私「それ、すごくいい考え〜。楽しみだわ♫」

長男「で、またママが生まれ変わるでしょ?」


え、そうなの?
また生まれ変わるの?
"生まれ変わる"なんて何で知ったのか。


私「何に生まれ変わるかなぁ。選べるなら鳥とかチョウとか飛べるのがいいなー」

長男「ちがうちがう。また!ママに生まれ変わるの。」

私「えー!またママ⁈」(←イヤなんかい)

長男「そう!それで、また僕がうまれてくる。そしたら良いでしょ?」


また長男のママになれるなんて…!

私「そりゃあ良い!すごいこと考えるね。
長男とママのエンドレスストーリーだわ。笑」


長男「エンドレスストーリーってどういう意味?」


私「無限に続くってことよ。もうさ、それ終わりがないじゃん?」


確かに!!と長男はうれしそうに笑う。


マザコンにならないか心配だけど、
まだ小1だから大丈夫かな。(……と思いたい)


マザコン疑惑を除けば素直にうれしいよ。
そんな風に思ってくれてるなんて幸せだよ。
思春期で「くそババア」って言われる日がきたとしても乗り越えられそうな気がする。



普段から抱きついてきたり、「大好き♡」と言ってくれたり、ありがとうのお手紙を書いてくれたり、とにかく愛情たっぷりの長男。
愛する気持ちをストレートに相手に伝えるって、意外と難しいこと。
だけど言わないと伝わらないし、言われた方は嬉しいよね。


子育てにおいても同じで「生まれてきてくれてありがとう」なんてことを思っていても
普通の生活の中で口にすることはない。
はたして、子どもたちに私の想いは伝わっているのだろうか。
誕生日には意識して伝えるようにしてるけど
普段はどんなタイミングで言えばいいんだろう、と考えてしまう。

考えちゃったらダメなんだろな。
思ったときに伝えればいいんだろうな、と長男を見ていて思う。けど、それが難しい。
私も長男を見習いたい。



大人になっても恥ずかしがらず、
大切な人に"大好き"や"ありがとう"を伝えられる男になってほしいものです。

なんでもない日に突然くれるラブレター。好きが強め。


常にハッピーオーラを放出している長男に
幸せをたくさんもらっている。
一緒に過ごす時間はいつも楽しいよ☺︎
ありがとう!

あっ、これもちゃんと口に出して伝えなくちゃ!









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