アリシア

文章を書くのが好きです。 クリスチャン。介護職。懐古趣味。 エッセイ。

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最近の記事

腰痛、そして私の旅

今日は、朝から腰が痛かった。 湿布を貼って出勤した。 ある方の介助中に、腰がピキっとなり、その後はかなり辛いことになっている。 介護の現場は、みんな順番に腰を痛めている。 一回の介助は大したことないのだけど、それが重なると、緩やかに崩壊していく感じ。 病棟で働いていた時は、身体の大きな患者もいて、二人や三人で移乗介助していた。 寝たきりの方をストレッチャーバスに移乗する時、一人は頭、一人は腰、一人は足を持って、せーの!でスライドシートの上を滑らせる。 お風呂当番が二人しか

    • 私の仕事着

      今日も疲れました。 明日は休みのはずだったのですが、職場でコロナが出て、いろいろとシフト変更があり、上司に頼まれ、出勤することになりました。 今のメンバーはわりと助け合える人たちなので、人数が少なくても、疲れても、やりがいがあります。 職場に制服はなくて、ずっとポロシャツを着ていたけど、最近は、買ったのに着てなかったTシャツを着ています。 キャラクターものが好きなので、ムーミンとか、ペコちゃんとか、ポムポムプリンも着るし、その日の気分で。 下はジャージのズボンを履いてます。

      • 神様の食卓

        今日は、カレーの日。 利用者さんと一緒に料理を作る日が、月に二回ぐらいある。 職員は希望者だけ、500円を払って食べることができる。 春雨サラダは、中国の職員が作ってくれたので、パクチーが入っていたり、異国の味がした。 コロナ前は、教会で、みんなで集まって、よく食事をした。 カレーは定番メニュー。 最近少しずつ、食事も再開されて、みんなで食卓を囲むっていいなぁと思った。 その食卓は、あたたかい場所であってほしい。 イエス様は、孤独で、拗ねたような人と、食事をされた。 イ

        • 刈り取りは必ず

          今日は、体調が優れず、礼拝を休んだ。 zoomで説教を聞くことができるので、便利な時代になったと思う。 あなたの敵を愛せよ。 実行するのが難しい、神様のことばである。 生きていれば合わない人もいるし、ビックリするような嫌がらせをしてくる人もいる。 大人の世界にも、イジメは存在する。 私は人間関係で、12月から仕事に行けなくなった。 3ヶ月休んで復帰できたのは、幸いだったと思う。 原因の人たちが、みんな異動や退職でいなくなったので。 それでも部署は違えど、同じ建物で働いて

        腰痛、そして私の旅

          ラストダンスは私に

          利用者さんの影響で、最近、越路吹雪を聴いている。 レコードも欲しいけど、取り敢えずCDから。 その利用者さんには三人の息子さんがいて、それぞれ、よく面会に来てくれる。 部屋で越路吹雪のCDを聴けるように、プレイヤーを頼んだら、三男さんがすぐ持ってきてくれた。 私も仕事の合間に、一緒に聴いたりして、岩谷時子の歌詞もいいなぁと思う。 「ラストダンスは私に」が好きなんだけど、元歌の歌詞を書いた人は、車椅子に乗っていたと、越路姉妹のボーカルの人がいつかMCで話していた。 元歌は、

          ラストダンスは私に

          ライオンキングと詐欺体験

          ゴールデンウィークも終わってしまったけど、劇団四季の「ライオンキング」を観に行った。 劇団四季は二回めで、毎回ワクワクする。 親子連れが多かった。 開演前に母親が子供に「一緒に歌わないでね」と言い聞かせてるのが聞こえてきた。 芝居のパターンみたいなものも少しずつ分かってきた。 悪役の人や、少しおどけた役の人も、歌が上手くて聴き入ってしまう。 浅利慶太の訳詩もいいなぁと思う。 シンバがかわいくて、帰りにベビーシンバのぬいぐるみを購入。 通勤の車では「ライオンキング」のサントラを

          ライオンキングと詐欺体験

          ふるさとに帰る

          私は若い頃、機関銃のように喋っていた。 エネルギーもあったし、友人たちに伝えたいことが沢山あったのだろう。 そして、誰かと繋がってないと不安だった。 誰かとずーっと繋がってるなんて不可能だし、人間は所詮一人なんだと思う。 子供は、いつも自分のことを見て欲しいし、いつも自分の話を聞いて欲しいと思っている。 そのまま大人になったような人もいる。 そういう人は、相手をしてくれる誰かを常に探しているし、心が満たされることはない。 24時間無休で、自分に付き合ってくれる人間なんていな

          ふるさとに帰る

          最近のお買い物

          昨日は、夕方、買い物に出かけた。 久しぶりに、ファッションセンターしまむらへ。 楽な下着と、5本指靴下、仕事用のジャージのパンツ、Tシャツ、カゴバッグなどを購入。 その後、マツキヨへ。 洗剤の詰め替えや、白髪染め、シミが気になるのでコンシーラーなども購入。 濃いシミが目立つようになり、様々なコンシーラーを試してきたけど、なかなかしっくり来るものがなくて、でも今回買った色はいい感じ。 歳を取ると、こういうものが必要になるんだなぁと、しみじみ思う。 若い頃は、年配の方から、白

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          天の御国が近くなった人

          私の所属してるキリスト教のグループの名誉牧師なる年配の牧師先生が、時々うちの教会でも説教をしてくださる。 たまにしか会わないので、先日お見かけした時、年を取られたなぁと思った。 初めて先生を見たのは20年前なので、それはそうなのだが。 その先生の働きは偉大で、私のクリスチャンの先輩も、すごい先生だと言っていた。 でも、現役でバリバリ働かれてた時の先生より、天の御国が近くなって、現役から退かれた今の先生の方が好きだなぁ、と言っていて、深いなぁと思った。 私は仕事柄、日々高齢者

          天の御国が近くなった人

          しがみつく所

          職場に、ネパールの若い女の子が入職した。 ネパール。 エベレストの国。 介護って大切な仕事だと思うんだけど、日本人の若い人は、なかなか入ってこない。 大変さもあるし、お給料も他の職種より安いからなのか。 先日近所の公園へ行ったら、高齢者と職員の団体が来ていて、職員は殆ど外国の方だった。 私の職場も、半分は外国の方たち。 文化も違うけど、一緒に働くことになったのは何か意味があると思うので、協力して働ければいいなぁと思う。 昨日の帰り、利用者さんとネパールの子が二人で話して

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          最近のこと

          先月までは時短勤務でしたが、今月からフルタイムで働いています。 三ヶ月も休職していたので、身体が疲れますが、仕事自体は楽しいです。 働けることは当たり前ではないし、感謝しながら働いてます。 通勤では、年末に買ったC-C-Bのアルバムを聴きながら運転してます。 アルバムの中にも良い曲が沢山あるし、メンバーが全員歌えるんですよね。 ハーモニーが美しくて、聞き入ってしまいます。 「空想Kiss」という曲が好きなのですが、関口さんが歌ってるバージョン「空想Kiss2」もハマりそうで

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          80年代を懐かしむ

          ふてほど(ドラマ「不適切にもほどがある!」)が終わってしまった。 彼に薦められて、毎週楽しみに観ていた。 80年代は、好きな時代なので、面白かった。 確かに、現代では考えられないようなことが普通に行われていた時代でもある。 中学生の頃、体罰は当たり前だったし。 それでも私は、あのバスで、80年代に行ってみたい。 そして、セーラーズのコラボトレーナー、番組が終わってすぐの時間に販売されたのだが、1分で売り切れて、私は買うことができなかった。 再販してくれることを願うばかり。

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          お花見がしたい

          今日は、ザーザー振りの雨の中、花粉症の薬を貰いに行った。 先生に「いつもより、一ヶ月遅く来ましたね」と言われて、来年はなるべく早く行こうと反省する。 花粉症は、いつからだろう。 私の記憶では、22歳ぐらいから。 当時、最寄りの駅の近くの靴屋で働いてて、春になると鼻水が止まらないなぁと思った。 有線放送から、小室哲哉の作った曲がよく流れていた。 NIKEのエアマックスが流行っていて、どこも売り切れだったけど、時々お店にも並行輸入のものが入荷したので、社割で買って履いていた。

          お花見がしたい

          命綱のようなもの

          今日は、午後から仕事だったのですが、朝、味噌汁を作っていたら、台所で倒れてしまいました。 熱も少しあって、風邪っぽくもあり、花粉症も酷いし、貧血もあったのかな。 なので、仕事は休みました。 先週末、新しい利用者さんが入居されて、「帰りたい」の一点張りだったので、その後どんな感じなのかも気になっていたし、三ヶ月も休職していたから、働けることが本当に嬉しいです。 でも、身体がなかなかついていかなくて、もどかしい気持ちもあります。 身体が辛い時は、休むしかないですね。 今は、グ

          命綱のようなもの

          中学時代

          甥っ子が中学を卒業した。 ついこの間生まれたような気がするが、もう高校生になるのか。 弟が、卒業式の写真を送ってくれた。 見ていてビックリしたのは、担任の男性教師が若くて袴姿だったこと。 生徒一人ひとりにメッセージをくれたようで、甥っ子宛のものも一緒に送ってくれた。 名前を呼び捨てで呼んでいた。 私たちの頃には考えられない距離感である。 自分の中学時代を思い出してしまった。 私の担任も、若い男性教師だった。 恐らく彼も、青春らしいことをしてみたかったに違いない。 しかし、私

          神様のサプライズ

          気づけば、3月だ。 いろいろあって、12月から休職していた。 もう、働いていた職場には戻れる気がはしなかったのだが、環境がどんどん整えられて、今月から復帰して働いている。 この不思議な展開は、神様だと思っている。 神様は、いつだって、私の想像以上のことをなさるのだ。 上司も、ビックリしていた。 私は、ギリギリまで頑張った。 壊れそうになりながら。 そして、私が力尽きた時から、神様の力が働き始める。 私が休んでいた3ヶ月の間に、神様は、神様のやり方でずーっと働かれていたのだ

          神様のサプライズ