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自暴自棄になった私を救ってくれた恩師。進路選択について②


こんにちは。
「かおもへじ」です(╹◡╹)

「夏を制する者は受験を制す」
受験を経験した方は散々聞かされてきた言葉だと思います。
そんな中、進路選択について考えすぎるあまり、【負のループ】に陥り、私は高3の夏休み、何も勉強せず、参考書を開くこともせず、夏休みを終えました。・:*+.\(( °ω° ))/.:+

前回の記事で、高1から高3の夏休みまでの進路遍歴、負のループに陥った私を救ってくれた詩を紹介しておりますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)

さて今回は、夏休みに何も勉強せず、行きたい大学、学部も決まっていなかった、ヤバめの人間が、高3の2学期からどのよう行動してきたのかについて書いていきたいと思います。前回と同じく全く皆さんの参考にはなりませんm(_ _)m

優しく支えてくださった先生方からもらった言葉、学びの紹介とともに、まとめさせていただきます。


1.高3  1学期

・夏休み

将来について悩みすぎた私は、負の思考ループに陥ります。前回の記事で紹介させていただいた詩集や、映画をみるなどして心に余裕を持てるようになってきてはいました。

しかし、相変わらず目標は定まらない。
覚悟も決まらない。

高3の夏休みは一切、勉強というものをしていませんでした。模試の結果も悪くなっていく一方で、志望校欄は
第一志望 E判定
第二志望 E判定
第三志望 E判定
第四志望 E判定
第五志望 D判定
第六志望 C判定
真剣に決めた志望校でないにしても、流石に見た時は血の気が引きました。
何も決めてないなりに、一応、偏差値表を見て判定がバラバラになるように書いたつもりでした。
また何も決めてないなりに、先生方におすすめしていただいき、多少気に入っていた大学を書いたので悲しかったです。

偏差値があまり高くない高校に通っていただけあって、高1高2は学年順位も模試結果もそこそこ良かったので、自信も少なからずありました。

やはり力を保つ、伸ばすには継続が大事なんだなというのを実感した瞬間でした。

ですが今振り返れば、この時期に勉強せずとも、詩集に出会って、崩壊しかけてたメンタルが回復してきて、生きてるだけで良いじゃないかと思える余裕を得ることができたのは本当に良かったと思います。
そのまま無理に勉強を継続して、メンタル崩壊してたら、今の自分はいませんしね^_^

継続することは何においても大事だと思います。
しかし、一回中断することも、人生においては同じぐらい重要なのではないですかね。


2.高3  2学期 

・受かりそうなところを受けよう期


そんな感じで、模試の結果にショックを受けた私は、どこの大学も受からないのではないかという新たな不安に襲われます。

それまでは、目標を決められず、とりあえず大学に行こうとしていたのですが、まずもって大学に受かるというのは相当厳しいことなのかもしれないと気づき、当時の学力で受かりそうな大学を探し始めます。

そして、とある先生からおすすめされていた大学の公募推薦を見つけます。その大学は、入学後に専攻を決められるようなカリキュラムでしたので、目標を定めていない自分にぴったりだと思いました。
周りの友達は、高3になった頃から志望理由書、面接など早くも準備していたので,今更かもしれないと焦りましたが、公募推薦で早く合格をもらってしまおうと考えました。
(大抵、公募推薦で合格をいただいた場合、必ず入学する必要があります。)

何と、書類提出締め切り、2週間前の決断でした。(^_^;)(°▽°)

今考えたら無謀すぎます。しかし高3の9月になっても志望校が決まらない、勉強もしていない状態が、そもそも私にとっては、既に常軌ルートを外れてしまっているので、まだ大学に受かれば希望が持てるかもしれないという思考になってました。( ̄∇ ̄)

この決断を、先生に伝えて、推薦書を書いて貰おうとしました。

しかし、先生方は、
受かりそうなところを受けたい
という志望理由をスルーするはずがありません。そして先生方に何度も相談に乗っていただき、様々な葛藤もありましたが、その大学は受けないことにしました。

そもそも、そんな志望動機、大学に対して失礼だし、このような気持ちでは受験したとしても、受かってなかったと思いますが…。


・大学受験をやめよう期

しかしながら、そこの大学の受験をしないとしても、まだ明確な目標は定まっていません。
結局、また一から、同じことを考え、答えの出ない問いに振り回されるのかと思うと、もう高3の夏休みのような苦しい思いはしたくない!とまたメンタルが崩壊しそうでした。

そこで、原点になって、
なぜ大学に行くのか。
ということを考えました、

その結果、私は、周りの流れに合わせてただけで、大学に行く意味なんてないんじゃないか。
高い授業料を払ってまで大学に行く意味って何だ。大学受験なんてやめよう!!と決心しました。

【自暴自棄】
私 「大学受験やめようと思ってる」
友達「まじか( ・∇・)」
私 「T_T、T_T、T_T 」 

友達にそう伝えた瞬間、涙が止まらなくなりました。今まで相談に乗ってくれた人に申し訳ない気持ちと、3年間も費やした悩みに答えが出ないからと言って諦めるのかという自分に対する悔しさでいっぱいになりました。

そうか、自分は、諦めたくないんだな。
第一、大学受験をしないにしても、将来に対して不安があるのは同じじゃないか!!

そういうことに気づきました。


3.恩師に救われる

・自分を見つめ直す

もう一度、一から考えてみよう。
と思い、とある先生に相談しにいきます。

その先生に「大学受験するもしないもどっちでもいいし、海外に行ってきたっていいし、何したっていいさ。ゆっくり一緒に考えていこう」
と言ってもらい、何か答えを出さなきゃと焦りすぎていた私は、すごく落ち着きました。3年の10月中旬の話です。受験の追い上げ期で、先生も忙しいのに、そう寄り添ってくれました。

人生焦ることないさ。ゆっくり自分の信じる道を見つけて、歩んでいこう。
というメッセージにとても安心させられました。

その先生と、自分の軸を一緒に考えていただき、受験の方向性もみるみるうちに決まっていきました。


・歩き出す

そして11月には、とある大学の推薦入試の準備を進め、受験します。

また、とある別の先生には、高2の頃から受験に対する覚悟を決めろと言われてきました。
この時には、受験に対する覚悟がようやく決まってきてたように思います。

人生において、覚悟ができた時、初めて自分の力で歩いていける。
そのような大切なことを、その先生は教えてくださいました。


・走り出す

12月下旬からは、ずっと一般受験へ向けて準備をしました。夏休みは、参考書を開いただけで吐き気がしてたのに、この時はもう参考書を相棒のように扱っていました。

また受験校も、色々相談に乗ってもらいながら、納得する方法を考え、決定しました。


・スタートラインに立つ

そして最終的には、なんだかんだで大学受験が終わりました。
大学に行くことが全てではありません。今の時代、大学に行かない選択肢の方が正解ってこともあると思います。

しかし私は、大学に行く意味を見つけ、自分の人生に覚悟を持って生きていくスタートラインに立てたような気がします。

それもひとえに、
ゆっくりでも自分の信じる道を進もう
人生は覚悟が重要だ

ということを教えてくださった先生方のおかげです。



4.最後に

自分について知る、語るって1番難しいかもしれないなと受験を通して気づきました。

皆さんも、悩んでること、答えが出ないこと、沢山あると思います。それなのに、答え早く出さないといけない時もあるかもしれません。

けれど、継続の重要性と同じぐらいの苦しい時に中断する大切さ、ゆっくりでも自分の道を覚悟を持って歩いていくこと、をたまにでも思い出してくれたらなと傲慢に願っております。m(._.)m

自分のペースで自分の人生を歩みましょう。
ありがとうございました。(´∀`)

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