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「クリキャベ」について話そ?/すまいるスパイス

5月19日「すまいるスパイス3周年記念配信」
みなさん聴いていただけたでしょうか。

皆さんと顔を合わせての時間、とても幸せで今はだいぶロスってます。

私からは、配信の後半「推しについて話そ? LIVE ver.」について書かせてくださいね。

スペシャルゲストとして せやま南天 さんにお越しいただき、メンバーから色々な質問をいたしました。その一部を手短にご紹介します。

クリキャベの土台記事が note に?!

いきなり「もつにこみ」さんのお名前が出て、なんのことやら?と思われたでしょう。(もつにこみさん。あらためまして、こちらでご紹介させてくださいm(_ _)m)
こちらの記事から辿ると、せやまさんのエッセイも読めます。

せやまさんは特に意識されていなかったようですが、いろいろな経験や思いが今の「クリキャベ」に繋がっているのだなと分かりました。

自然にでたセリフに酔いしれるメンバー

「長編のラストは決めて書いていましたか?」の質問に、ゆっくりと答えてくれる せやまさん。

ラストは決めずに、ラストが知りたいから書く、みたいな

「かっこいい~(≧▽≦)」
「そのセリフ私も言いたい~(≧▽≦)」
素敵、素敵の大盛り上がり。
小さな収録部屋が一気にせやまさんを胴上げしたい空気に包まれました。

すまスパメンバーの誰かがこのセリフを言っていたら、せやまさんのパクリですのでご注意ください!

急に家事への不満を爆発させるメンバー

作中の「手書きっぽいお品書き」について聞いたり、「書籍化で増えたメニュー、めちゃめちゃ美味しそう!」という話が出たり。

そして料理の手順の手際の良さの話から、台所の片付けの話になると……

急に声高で家事や配偶者に対する不満を言い出す女性陣🤣
「シンクが汚いと萎える」
「まず片付けからだ!」などなど

やっぱりそういう事なのよ。
家事の話がリアルだと女性読者の心をつかんで離さないのよ。

※椎名ピザさんはひとつも悪くない!

編集さんのクリキャベ愛を語るコッシー

帯にコメントを載せてもらったコッシーさん。
最初の連絡から編集さんの強い強いクリキャベ愛を感じたとのこと。
なんと重版のときも編集さんからメチャクチャ丁寧な連絡をいただいたのですって。
クリキャベとせやまさんのみならず、note の皆さんまで愛して大切にしてくれているようでうれしいです!
朝日新聞出版さん、今年の創作大賞もよろしくお願いします。

質問じゃなくて感想を伝えただけの豆島

質問として上手く話せなかった私。
ここで改めて「感想」を書かせてください。

クリキャベの津麦の母の存在が気になります。
私自身が、母の年代だから。
家族に対しても、家事に対しても後悔が多いから、かもしれません。

津麦の母は娘を愛しているのだけど、ちょっと方向が違う。
磨き上げられた水道の蛇口に写っている「ぐにゃりと歪んだ母」。
その表現に、津麦とお母さんとの関連性が如実に表されていました。

母からプレゼントされた黒い鞄。
前半、津麦が丁寧に扱うシーン。
後半、海に行くときに使う鞄を決めるシーン。

幼い子供だった津麦が、親の喜ぶ顔が見たくて必死に勉強し、商社に勤め。
そして退職し、家事代行という仕事を通じて、感じたこと、学んだこと。
その過程のひとつひとつが、愛おしくて、抱きしめたくて、応援したくなりました。

お母さん、津麦はこんなに成長したよ。
だからお母さんの子育ても無事終わったんだ。
そろそろゆっくり休んでいいよ。
いままでありがとう。

そう伝えたい。
お母さんの心も、きっと「ふわりと明るく」なっていると信じています。


作家になるべくしてなった せやま南天さん

創作大賞授賞式では「これからも書き続けます」とスピーチなさる方が多い中、あの時は「まだそんな気持ちにはなれなかった。今になってやっと落ち着いてきた」とおっしゃる せやまさん。

長編小説は初めて書いたと以前から言われていた せやまさん。

そう。見た目も書かれる文章も、ほんわかふんわりしている印象の方なのです。
だから実は私、受賞のときからずっとこう思っていました。

いきなり書いて受賞、書籍化なんて……サクセスストーリーすぎる。

ところがです。
エッセイばかり書かれていると思っていたせやまさん、全然違うんです。
すまスパ絡みで言うと、こんな作品も過去に投稿されていました。

↑ すまスパで朗読もされ「はんなり感がすごい」と絶賛されたお話(はんなり感ってなんだ?)

↑ ピリカグランプリに出された、クリキャベと共通する部分もあるけど雰囲気は随分違う。

そして創作大賞2023では、お仕事小説を書くにあたって「お仕事小説本」を10冊程読んで「型」を掴んだうえで、オリジナリティをどう出すか悩んだ と言うではないか!

「はじめて書いた長編が賞を受賞した」のには、理由があったんです。
もう腑に落ちました。

そして極め付きはコレ。
せやま南天さん note 初記事。

note を始められてから小説家デビューするまで、一歩一歩着実に階段を登られてきたのだなと分かりました。
いや、note を始めるもっと前。
子供の頃から登り始め、ずっと努力を続けていたんです。

そこでコッシーさんからの質問。

当時の自分に声をかけるとしたら何とかけますか?

このお答えは、ぜひ「すまスパ」アーカイブで。

↓↓↓

「生配信だよ!ゲストの話を聞き逃すな~」とさんざん宣伝しましたが、暫くアーカイブを残してくださってます。
こちらのアーカイブでお楽しみください!

ファンの方への貴重なメッセージもありますよ。

せやまさん、本当にありがとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 サポートしていただいた分は、創作活動に励んでいらっしゃる他の方に還元します。