Tomoko (つゆつき)

すみません、note設定をいじってしまいました。 tomoko(つゆつき)として、出直…

Tomoko (つゆつき)

すみません、note設定をいじってしまいました。 tomoko(つゆつき)として、出直します。 Mr.Childrenのファンです。 映画大好きです。 現代アートに最近はまっていて、美術館巡り=旅 であちこち一人旅を楽しんでます

最近の記事

「ブランクーシ 本質を象る」  @アーティゾン美術館

金沢21世紀美術館の「アレックス・ダコルテ」展の最初の展示室で、毎日のように見ていた「接吻」の彫刻作品の映像。 この本物を見たいなぁと思っていたので、アーティゾン美術館のブランクーシ展、楽しみにしていました。 私はずっと「プランクーシ」だと思ってましたが、正確には「ブランクーシ」、Brancusi あの「接吻」は、そもそも、アーティゾン美術館の所蔵作品だったんですね、なるほど。 意外に小さい・・・A4サイズ?的なぐらい小さかった。 へぇ~ ブランクーシは当初、ロダンの下彫り

    • ヤノベケンジ@GINZA SIX チームラボ@麻布台ヒルズ  playground becomes Dark Slowly@日比谷公園

      先日、金沢21世紀美術館でのアーティストトークにこられてたヤノベケンジさんの最新の展示、屋上ガーデンのオブジェもおもしろいから・・・とX(ツイッター)でも話題になってたので。 ヤノベケンジさんのは、岡本太郎さんの太陽の塔にたくさんの猫たちが群がり、その上に大きな猫がでん!と居座るといったオブジェ・・・ちょっと「いよいよ来年だっけ?に迫ってきた大阪万博を意識させる?」的な・・・プロパガンダっぽい匂い感じちゃう・・・ちゃぁ感じちゃうけどなぁ。それは関西人の考えすぎか? 屋上の

      • 「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?  」@国立西洋美術館

        国立西洋美術館六十五年目の自問:現代美術家たちへの問いかけ 古典西洋絵画のコレクションが素晴らしい、老舗ともいえる「国立西洋美術館」が、リニューアルを経て、地下に企画展示エリアを使っての初めての本格的な現代美術の展覧会。 驚きました! ものすごく尖ってました! もはや、金沢21世紀美術館では、ここまで尖っての展覧会はやれないのではないか!とまで感じたぐらいの熱量を感じました。 惜しむらくは、かなり「詰め込み過ぎ」たかなぁ。 でも、ここでこれだけの現代アートの展覧会

        • 「デ・キリコ  不思議の世界へ、ようこそ」@東京都美術館(上野)

          5月9~10日の「お一人様東京アートツアー」 まとめ 20世紀のイタリア絵画の中で「形而上絵画」と呼ばれた画風が特徴的なジョルジュ・デ・キリコ大懐古展 形而上絵画というと「歪んだ遠近法、脈絡のないモチィーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常に潜む非日常を表した絵画」と定義されています。 一番有名な「通りの神秘と憂愁」という作品はきてなかったけど、この絵、私、とっても好きなんです。割と日常的に目にする素材を描いているのに、全体としてとても不思議で幻想的で非日常。どこか「悪い

        「ブランクーシ 本質を象る」  @アーティゾン美術館

          Under the tree  午後の木陰で音楽を

          あまり詳しくないが、ロスアンゼルス発の野外音楽イベント。Leaving Recordsの創設者マシュー・ディヴィッドと音楽家の田村文岳、パーカッショニストのヨーダ・フェルスターと作曲家のニクラス・クレーマーによるコラボレーション。 上記アーティストさんたち、全く知らないんですが、このイベントは、正月の能登半島地震によって本来は5月12日まで開催予定だった「コレクション展2:電気・音」の関連企画として企画されたということと、石川県からASUNA(キーボード)と映像参加として「さ

          Under the tree  午後の木陰で音楽を

          浅井裕介展「星屑の子どもたち」@金津創作の森

          まるびぃのボランティア仲間から絶賛おすすめされたので、GWの午後、仕事の後、夫を誘って行ってきました。 初めて知るアーティストさんでしたが、1981年生まれの40代の作家さん・・・でもお写真からはもっともっと若い感じでしたね~ 絵画の作家さんですが、使う素材がおもしろい。 土、泥、石、水、小麦粉、テープなどなど身近にある素材が主人公。 土や泥ってその土地ごとに全部色が違う・・・確かにそうだなぁ。 そして土、粘土とくれば「焼き物」へも・・・ 制作に協力したたくさんのボランティ

          浅井裕介展「星屑の子どもたち」@金津創作の森

          映画「燃えるドレスを紡いで」

          English title : Dust to Dust directed by 関根光才 starring : 中里唯馬 (YUIMA NAKAZATO) Documentary film 2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、2009年に「YUIMA NAKAZATO」を設立。翌年7月、日本では森英恵以来2人目のパリ・オートクチュール・コレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリコレで作品を発表している。 デザイナーとして衣

          映画「燃えるドレスを紡いで」

          金魚美抄

          金沢21世紀美術館の市民ギャラリーBで行われている展覧会。 確か、毎年、行われている「金魚美抄」展・・・実は今まであんまり関心がなかったんですが、昨年、ポーラ美術館での「シン・ジャパニーズ・ペインティング」展でも深堀隆介さんの作品が展示されていて「あ、いいなぁ」と初めて感じて、それで、今回、深堀氏が監修をされた展覧会ということで、注目したわけです。 「透明標本」展では、地球環境の中で46億年の年月をかけて進化をしてきた生物の、自然そのものが作り出した骨格標本がベースにあり、

          新世界 「透明標本」展 by冨田伊織

          金沢21世紀美術館市民ギャラリーAで開催されている展覧会 骨格標本は、私も大学の生物学科卒なので、実験実習の鶏胚での骨格標本や、卒業後に務めた安全性試験研究所での、マウスの胎児の骨格標本など、見たり携わったりしたことがある。 「骨の図鑑」も持っているが、とにかく、生物の骨格ってその動物が死んでから細部が分かるというけれど、本当に多種多様の生物の体を支えている骨格って本当に美しい。 「神という創造主の存在」を信じたくなるよね。 学術的な骨格標本からさらに、その美しさを「鑑賞」

          新世界 「透明標本」展 by冨田伊織

          映画「メメント」

          原題:memento directed by Christopher Nolan starring : Guy Pearce, Carrie-Ann Moss, Joe Pantoliano 前向性健忘(発症以前の、つまりかなり前の記憶は残っているものの、発症後は新しい記憶は数分しか保たないで忘れてしまう症状)になってしまった男・レナード。ロスアンジェルスで保険の調査員をしていたのだが、ある日、何者かが自宅に侵入し、妻をレイプした上に殺害し、その光景を見てしまったレナード

          映画「メメント」

          映画「マリウポリの20日間」

          原題:20 Days in Mariupol directed by Mstysiav Chernov Documentary film 2022年2月、ロシアがウクライナ東部に位置するマリウポリへの侵攻を開始。これを察知したAP通信のウクライナ人記者のミスティスラフ・チェルノフは仲間と共に現地に向かった。ロシア軍の容赦のない攻撃により、断水、食料供給や通信の遮断・・・瞬く間にマリウポリは包囲されていく。海外メディアが次々と脱出していく中、彼らは攻撃が次第に激化する市内に

          映画「マリウポリの20日間」

          映画「ミークス・カットオフ」

          原題:Meek’s Cutoff directed by Kelly Riuchardt starring: Michelle Williams, Paul Dano, Bruce Greenwood, Shirley Henderson, Neal Hull, Zoe Kazan, Tommy Nelson, Will Patton, Rod Rondraux 1845年、オレゴン、広大な乾いた平原、水もほとんど補給できないような砂漠のような荒地を西部へと向かう白人三家族

          映画「ミークス・カットオフ」

          映画「異人たち」

          原題:All of us Strangers directed by Andrew Haigh starring Andrew Scott, Paul Mescal, Jamie Bell, Claire Foy Based on ‘ Strangers ‘ by Taichi Yamada(  「異人たちの夏」  by 山田太一) ロンドンのタワーマンションで一人暮らしをしているアダムは、12歳の時に交通事故で両親を一度に亡くした過去がある。現在は40代に入り、

          映画「異人たち」

          燈す(ともす)」 橋本雅也展覧会@白鷺芸術

          知る人ぞ知る、なかなか素敵なギャラリー&バーの「白鷺芸術」 基本、夜に開いていて、飲み会の二次会とかで行くことが多いけど、いつも大きな画面にモノクロの古い映画が流れていて、静かに語ったり、熱く語ったり、飲んだり・・・ ここの2Fのギャラリーに、橋本雅也さんの個展を開いているので、先ほど書いた「二人だけの女子飲み会」の帰りに誘って行ってきました。 いつもはすごく静かなところなんだけど、なぜかどこかのグループの二次会が開かれていて、1Fのバーは賑やかでした。 今回の個展は、ドネ

          燈す(ともす)」 橋本雅也展覧会@白鷺芸術

          女子会からの「下柳剛の柳に風 42」

          たぶん、お着物で来られるなぁ・・・と予想してたら、やっぱり! 二人だけでしたが、女子会! 飲み会!! 同じ施設でお仕事しているけど、職種が違うので、普段は顔を合わせてちょっと挨拶やら、手を振ったりやら、軽い世間話で終わるぐらいだったんですが、私が参加した「meeting」に彼女も行きたかったけど行けなかった・・・話聞かせて!ってことで、じゃぁ飲みに行こうよ!ってことになりました。 メールとかLINEで書き言葉にしてしまうと、あまりに生々しく、そして後に残ってしまうことがち

          女子会からの「下柳剛の柳に風 42」

          久しぶりの「宗玄」

          能登の地酒「宗玄」 お正月の能登半島地震で本店の店舗、酒蔵、タンクなどなど大きな被害を受けた。 これから1年以上は「宗玄」を飲めなくなるかも・・・ あちこち酒屋巡りをしながら「宗玄」がなくなっている棚を見てため息つきながら、あきらめもしていた。 でも、残されていた「もろみ」などを金沢をはじめ、いろんな地酒メーカーが助け合って、他の醸造会社がその後の行程を引き受けたりして、徐々に「復興の酒」として、あちこちで売り出されていくのをニュース等で知ってはいた。高めの値段設定になってい

          久しぶりの「宗玄」