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幸せってどんな色?

男と女の関係ってムズかしいですよね。
時々分からなくなることがあります。
といっても恋愛や婚姻関係のこじれとかじゃなくって、男性性と女性性の問題なんですけどね。

先日おともだちと読書のハナシになって、この本はけっこう考えさせてくれたよってすすめられたんです。

川野芽生さんの「Blue」

トランスジェンダーを扱った物語なんですが、
うーん、けっこう考えさせてくれますねwww

物語の途中で、男性が男性に告白されたっていうシーンがあって、そのことを聞いた幼馴染の男性が

「気持ち悪い」「あいつ変態なんだよ」

とかなんとかいろいろ言葉を掛けるんですが、

なんかこう、どことなく違和感を感じたんですよね。

もちろん生殖行為が恋愛のすべてであった頃なら、異性愛者ヘテロセクシャルが正常だったのかもしれません。

でも、ここまで自由恋愛が発展してくれば、それ以外の性愛の形もアリかなって思うんです。

もちろん最近は、温泉や公衆トイレの問題も出てきてますから全面的な肯定も難しいんですが。

他にも

「わたし、女の子やめちゃったから」

なんてセリフがあるんですが、

女の子をやめるっていう発想もまたスゴい。

女性の人生って、なんかこう型にハマってる気がするんです。先に男性ありきみたいな。息が詰まりそう。

それも女性として生を受けた宿命なのかなってずっと思ってたんですが、

女の子ってやめれるんだ!って感じです。

それで幸せになれるなら、それもありかなって思っちゃいます。

でも異性愛者ヘテロセクシャルが多数を占める限り、男女間の恋愛のみが正義になっちゃうんですよ。悲しいことに。

保守的な人の中には、まだまだ従来型の家族観にこだわってる人たちもいて、どれが正解なのかはわかりません。

何が正解なのかはよくわかりませんが、この本は考えさせてくれる本でした。

これは、当人たちの問題ではなく、社会が許容できる性愛の形態を問うているのかもしれません。

みなさんはどうお考えですか?

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