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【社会人留学】伝えきれないもどかしさ~Week3~

こんにちは!瞬く間に、今学期の四分の一が終わりました。。
二学期目(加えて、サマーインテンシブ2科目受講済み)となり大学のシステムにも慣れ、様々な点で期待値コントロールができるようになりました。前期は分からないこと、想像すらできないことばかりでしたので、常に緊張と隣合わせでしたが、今期は大分リラックスしています。たいていのことは自分が動かなくても何とかなるし、時間が解決してくれるので。(予習、復習、課題は相変わらず真剣に取り組んでいます><。念のため。)

近所の人気カフェにて、フラホワ❤

相変わらず、日々新しい出会いがあるのは(大げさでなく本当です。昨日も
6人知り合いができましたw)ありがたくワクワクする一方で、友人関係をマネージするのはひきつづき大変です。社交体力もかなり使います。。全員とお茶をしたり、食事をしたりするのは(したいですが)残念ながら難しいので、前期同様、授業中にしっかりと関係を築くことを心がけています。すると、授業を一緒にとってグループを組もうと誘ってもらったり(結果、今期のある授業では初めてローカル/オーストラリアの学生3人とグループを組むことになりました)、興味領域が近しいお友達を紹介してもらったり、キャリアに関する貴重な情報を共有してもらえたり、逆にこちらからビジネスケースのコンペに一緒に出ようと誘ったり、起業している友人から話を聞きさまざまな着想を得たりと、一期一会の出会いも多い一方、授業から発展していく関係も多いものです。

さて、タイトルの「もどかしい」に関してですが、先週は、さまざまな事が重なり、エモーショナルローラーコースター急降下。ダウナー気味でした。原因は、突き詰めると言語の壁(スピーキング)です。。

もともと大学院の授業に耐えうる英語力は十分にあり、かつこの8か月間で「即興性」が求められる、数多くのディスカッション、ロールプレイ、プレゼンのQ&Aを経験する中で、自分のスピーキング能力(特に概念化、言語化)は、間違いなく自分史上最高地点に到達していると感じています。口をついて出る言葉の語彙、文構成、流暢さのクオリティーが格段に上がっていると思うのです。(・・・もちろん、ネィティブのスピードに合わせて、そのクオリティーを維持しながら話し続けるのは至難ですが。。)

しかしながら、ある人事の授業で、ダウナースイッチが押されてしまいました・・・!評価制度についてある学生が教授に質問をした際、強く関連すると思われる自分の経験談を共有したい!!と思ったのです。私は授業での発言回数が多い方ではありますが、たぶん、4センテンス以上の長い発言をすることはそれまでになかったと思います。発言が長くなるときは十分に頭の中でポイントと文構造を整理したいところですが、そんな時間もなく、「発言するなら今しかない!」というタイミングが到来してしまったので、何を話すかまだ整理できていないまま、咄嗟に手をあげ、発言しました。話しながら、「あっ、いまの表現おかしいかな」「あ、アクセント間違えたかも」「今の情報は不要だったな」「この情報は言った方がいいかな」「あれ、どこに着地させればいいんだっけ」「やばい、沈黙してしまった」「無意味に説明を繰り返してしまった・・・」と頭のなかでは大分混乱していました。教授からは、「共有してくれてありがとう。それはとても意義のある事例だね・・・略」とコメントをもらったので、とりあえず要旨は伝えきることができたと思うのですが、もっと端的に、かつ意義のある伝え方ができたはず、と猛烈に悔しさがこみ上げてきました。。

救いだったのは、直後の休憩中に、先に質問していた学生がわざわざ話しかけにきてくれたこと、空席だった私の右隣に移動してくれて「一緒にディスカッションしよう」と言ってくれた学生の存在でした。

とはいえ帰宅後もまだ落ち込んでいたところ、気の置けない友人の一人であるインドネシア出身Fが、たまたま「この前の肉じゃがのレシピ教えて♪」と何気ないメッセージを送ってくれたのですが、そのメッセージが孤独を救ってくれました。私の異変を感じたFは、翌日わざわざ予定を開けてディナーに付き合ってくれたのです。私の経験談を共有すると、「前学期の授業で、どうして私がココに話しかけたかわかる?ココの授業中の発言にインスパイアされたからだよ!」「ココのことだから、どういうべきだったのか調べたでしょう?次はきっと思うように話せるよ!」と言ってくれました。Fの心のこもった、あたたかな励ましに思わず涙がでました。

週末には、日本にいる親友が親身になって話をきいてくれて、「本当によく頑張っているよ!」とあたたかく励ましてくれました(涙)彼女のすすめで、「You are doing great!」と大きく書いたメモを壁にはりました。自分のことになると厳しくなりがちですが、苦しいときに、比べるべきは理想の自分ではなく、過去の自分。成長をしっかり認めてあげたいです。

忘れないように、「こう言えたら完璧だった!」という文章を残しておきます。次は悔いなく、ためらいなく話せるように。

In my previous employment, we used a relative evaluation system for performance reviews for a long time. However, when we changed our personnel system from seniority-based to job-based, we switched to an absolute evaluation system.

Our evaluations are linked to the amount of bonuses we receive twice a year, and the bonus budget is strictly managed. In the relative evaluation system, the number of people who receive each evaluation is fixed. Therefore, if you received the highest evaluation, your bonus would be calculated based on the highest bonus coefficient. However, in the absolute evaluation system, the number of people for each evaluation is not predetermined. Consequently, if everyone received the highest evaluation, their bonus amount would decrease.

Despite this, we found that the absolute evaluation system, which bases evaluations solely on results against targets, led to a high level of satisfaction among employees.

最後に、International HRでの議論が面白かったので超簡単に共有します。毎回15カ国以上の出身国から構成される学生と各国のプラクティスについて議論するのですが、これが面白い!前回は、オーストラリア、中国出身の学生と議論したのですが、ワークライフバランスに関して、オーストラリアでは「組織の目標を達成することと同じくらい、個人の目標(Personal goals)を達成することが大切だ」と言っていました。個人の目標を持たなきゃいけないの・・・?!もちろん日本とは価値観が大きくことなることは理解していましたが、プライオリティーが仕事に大きく偏っている私にとってはガーンとなりました。。>< ワークに振り切れることが許されるという文脈では、ある意味、日本の方がインクルーシブなのかもしれません。(笑)

よい週末をお過ごしください❤

珍しく、日本食レストランに行きました!
友達が食べていたうどんがとっても美味しかった・・・❤


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