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中小企業診断士試験を2年で合格する

先日、簿記2級に何とか合格しました。

次の目標を何にしようかなって考えています。2021年に宅地建物取引士試験に合格した後に、何もやっていない状態がとても不安になるという変な状態になっています。
TOEICの勉強を再開しようかと思いましたが、せっかくなので前から興味のあった中小企業診断士の勉強を始めることにします。本記事のタイトルは気合いを込めて「中小企業診断士試験を2年で合格する」にしてみました。もちろん、勉強を始めただけで、まだ合格していません(笑)
今回の記事は2024年4月から中小企業診断士の試験勉強を始めたことについて記事にまとめたいと思います。

中小企業診断士試験の概要(第1次試験)

中小企業診断士試験は第1次試験「7科目マークシート形式」と第2次試験「筆記試験、口述試験」があります。令和6年(2024年度)の第1次試験は8月3日(土)と8月4日(日)の2日間に渡って実施されます。夏の暑い時期にある試験ですね。

中小企業診断士試験HPより

■第1次試験「7科目マークシート形式」
1次試験の7科目は以下の2つに分けることができるようです。
どの科目も配点100点ですが、試験時間が60分と90分の科目があります。
理解系科目(3科目)→2次試験(筆記)の科目
「企業経営理論(90分)」「財務・会計(60分)」「運営管理(90分)」
暗記系科目(4科目)
「経済学・経済政策(60分)」「経営情報システム(60分)」「経営法務(60分)」「中小企業経営/政策(90分)」

■合格基準(1次試験)
①総得点による基準 
・総得点の60%以上であり、1科目でも満点の40%未満のないこと
②科目ごとによる基準
・満点の60%基準
科目合格があるのが良いですね(税理士試験と似ていますね)

■合格の有効期間
・第1次試験合格「全科目合格」の有効期間、2年間(翌年度まで)
・第1次試験合格までの「科目合格」の有効期間、3年間(翌々年度まで)※
※科目合格した場合、翌年度と翌々年度の第1次試験の際にその科目が免除されます(合格実績は最初の年を含めて3年間有効)

中小企業診断士試験の概要(第2次試験)

■第2次試験「筆記試験、口述試験」
2次試験は第1次試験合格者が受験できます。第1次試験に全科目合格した年度とその翌年度に限り有効です。筆記試験は10月末に開催されるようです。
筆記試験は4科目、各設問15~200文字程度の記述式で実施されるようです。
「中小企業の診断および助言に関する実務」に関する設問が4つのテーマで出題されます。
どの事例も配点は100点、試験時間は80分です。
(事例Ⅰ) 「組織」
(事例Ⅱ) 「マーケティング・流通」
(事例Ⅲ)  「生産・技術」
(事例Ⅳ)  「財務会計」

■合格基準(2次試験)
①総得点による基準 
・総得点の60%以上であり、1科目でも満点の40%未満のないこと
②口述試験が60%以上

一発合格は無理だから、科目別合格を狙う

2024年4月から中小企業診断士の勉強を始めました。正確には3年ほど前に2021年1月に宅地建物取引士試験に落ちたあと、やけくそになって正月に中小企業診断士の通信講座を申し込んで、見事に?勉強に挫折して、ワンチャンあるかなと思って8月の試験だけ受けたことがあります。この時はひとつの科目合格すらできずに撃沈しました。今回は少し冷静になって一発合格は無理なので、できれば2か年、なんとか3か年計画で中小企業診断士に合格したいと思います。今は7科目のすべてのテキストを読み始めています。全体は一度目を通したいので「企業経営理論」から読んでいます。今は「財務会計」の途中です。ちなみに「財務会計」は簿記2級の知識が役に立つことが新しい発見です!一度、7科目の全部のテキストに目を通したら、暗記系科目である「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業経営/政策」の4科目を中心に勉強して、この4科目の「科目合格」することがまずもっての目標です。できれば、財務会計まで合格できると嬉しいです。

なぜ、中小企業診断士を受けることにしたのか?

人それぞれ、資格試験勉強をする理由があると思いますが、私の場合は以下の3つです。

①会社勤めの集大成の資格だと思ったから
私はIT系の会社で法人営業をやっていますが、中小企業診断士の資格は会社員人生の集大成の勉強であるような気がしたからです。「運営管理」以外は何となくかじったことがあります。会社員を30年近く勤めているので、それを中小企業診断士試験合格という形で締めくくれると格好いいなと思ったからです。

②行政書士×中小企業診断士でなんかできそうだから
中小企業診断士には独占業務がなく、名称独占資格なので、資格をとっただけですぐに仕事ができるわけではありません(資格を取っただけでは食えない、というこは他の資格も同じですが)ただ、いつか会社を定年退職した後に、行政書士として独立した後に、法人のお客様と接する機会もあると思うのですが、その時に「私も現役の時は会社員でした」という時に中小企業診断士を取っていたら、拍がつくといいますか、私の発言に迫力が出ると思ったからです。行政書士も中小企業診断士も補助金申請支援を業務されている方がいますが、補助金申請業務でも、行政書士×中小企業診断士だと差別化できそうだからです。

③会社から補助が出るから
中小企業診断士の資格試験(通信講座、受験料)に会社から補助が出ます。しかも有難いことに課題を提出すれば合否に関わらず補助が出ます。これも大きな理由です。また会社の名刺にも中小企業診断士と書けます。行政書士や宅地建物取引士も会社の名刺に書こうと思えばかけるのですが、今の業務内容と大きくかけ離れており、名刺に書けません。一方で中小企業診断士は今の仕事とも少し関係もあり、名刺にも書くことができます。

8月の試験まで時間がありませんが、まずはゴールデンウィークはしっかり休んで笑、GWが明けたら、朝勉を再開して、ベストを尽くしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

資格のTACホームページより

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