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「こころのうちを言葉にする」 本や映画、陶芸、アート、旅 etc..から感じたこと考え…

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「こころのうちを言葉にする」 本や映画、陶芸、アート、旅 etc..から感じたこと考えたことを綴ります。 毎週月曜更新。

最近の記事

自分を疲れさせてくるあの人の正体は。

ゴールデンウィークもあけたある日のこと。 突然夫が生のホタルイカを買って来た時、その事件は起きた。 今思えば私はとっても疲れていたのだと思う。 食べた後は疲れがどどーっと出てしまい、 その日の夕食の食器も夜に洗えなくて、 翌朝洗うような日々が続いていた。 その日も、今晩は楽をして、 ごはんとみそ汁と何か焼いてどうにか乗り切ろうと思っていたところに、出かけてた夫が急に生のホタルイカを買って来たのだった。 えええ~~~わたし今日めっちゃ疲れてるんだけど。。。 なぜ今日?

    • こころを整えるには、誰だって、一人になる時間が必要だ。

      先日、雨が降った日。 朝通勤していて、大きな駅で乗り換えようとホームから階段を降りている途中、下から5段目くらいだったかと思う、 濡れていた階段で足がつるっと滑って、 ぎゃー!こける!! と思ったところ おっとっと、、、という感じで不思議に身体が立ち直り、普通に歩いて降りた。 あれ? 派手にこけて青アザできるとこだったよね、いつもの私なら。 やったー!だいぶ体幹が鍛えられてきたかもしれない、と嬉しくなったのでした。 ピラティスをはじめて、もうすぐ11ヶ月。 疲れやす

      • 気の合う友達を見つけられなかった理由。

        先週末、織物を体験しに行って来ました。 丸一日かけて、好きな糸を無心に織り、 できたストールは不恰好だけど愛着いっぱいです。 一緒に行ったのは、ひょんなことから ものづくりが好きということが分かった友達。 わたしも作るの好きだよー!あれもつくってこれも、、、というような話で盛り上がり、 「こんなのあるよ!」 「じゃあ今度一緒に織りに行こう!」 ということになり、一緒に満喫し、大満足の休日。 でも、こんな風に自分が心から好きだと思うことで人とつながれたのは、実は初めてに

        • もうここに自分の居場所はないんだ、と思う時。

          久しぶりに、きっかけがあり、 新卒から10年働いた会社の同期に会いました。 とても高級で素敵なレストラン、 美味しいものを食べながら、女子会。 久しぶりにみんなの顔を見れて嬉しかった。 でもなんだか、もうここには居場所がないんだ、と終始感じてしまった会になりました。 みんな、話しかけてくれたし 自分も少しは話したのだけど 自分がどういう話題を投げかけていいのかもわからず、 おそらくみんなもそうなのだろう 子供がいる人 いない人 管理職として働くみんなと 派遣の自分 共感

        自分を疲れさせてくるあの人の正体は。

        • こころを整えるには、誰だって、一人になる時間が必要だ。

        • 気の合う友達を見つけられなかった理由。

        • もうここに自分の居場所はないんだ、と思う時。

          『にがにが日記』を読んで/ 何気ない愛しい日常

          先週、『にがにが日記』という本を読みました。 何気ない日常なのだけど、岸さんの視点で捉えられたのは愛しい日常にみえる。 日常を文章でタイムカプセル的に閉じ込めてみたら愛しいものになるのかな? オマージュ的に真似してわたしの日常を書いてみたいと思います。 『あまあま日記』 登場人物 あき・・・(夫) ふゆ・・・(妻) 4月30日 朝からあきと家の近くを散歩。 新緑がきれい。ほんとの新緑というより少しだけ緑色が濃くなっている。 曇り、涼しい。 途中、小川沿いの、川

          『にがにが日記』を読んで/ 何気ない愛しい日常

          稲垣えみ子『家事か地獄か』シンプルな幸せを考える

          昨年読んで、1番衝撃をうけた大好きな本。 『家事か地獄か』 すごいタイトルです。 好きすぎて、何度も何度も読んでいます。 いわゆる、やさしい感じの家事本などではなく、 ラディカルな提案満載の なかなかにパンチのある本。 この本は、わたしにとって、自分の幸せに究極に必要なものは何かを考えるきっかけとなりました。 朝日新聞の花形記者だったえみ子さん。 東日本大震災を経験し、 やむにやまれぬ事情で家電を手放すことになり、 最終的には、会社も辞めてしまい、 収入がとだえた

          稲垣えみ子『家事か地獄か』シンプルな幸せを考える

          陶芸で自分をゆるめる

          陶芸をはじめてもうすぐ3年になる。 最初はおじさんの趣味、くらいにしか思ってなかったのに、ひょんなことで始めてみたらこんなにもどはまりしてしまった。 土に触れ、こねて、くっつけて、削って、、、 子どもに戻ったみたいに無心にひたすら形をつくるうち、あっという間に時間が過ぎる。 釉薬をかけて焼くと、偶然にすてきな色に焼き上がってきたり、はたまたへんてこな代物になるときもあり、コントロールできない部分がまた面白い。 次はこうしたい!ああしたらどうかな?と、試行錯誤するプロセ

          陶芸で自分をゆるめる

          『Last Days 坂本龍一 最期の日々』 を観て「生きる」を考える

          ソファーで旦那さんが寝ている隣で、 スマホをみながらリラックスしていたある夜 テレビからたまたまNHKスペシャルが流れてきて、思わずぐぐっとひきこまれてしまった。 坂本龍一さんの最期の日々と、 彼が最期まで生み出し続けた音に。 番組では、坂本さんが書いていた日記のはじまりの8桁の数字の日付と、(20240414みたいに) その日の数行の日記、 そしてご家族が残していたビデオや写真、音楽を通して、最期の日々が綴られます。 人が死ぬってことはどういうことなのか 生きるっ

          『Last Days 坂本龍一 最期の日々』 を観て「生きる」を考える

          築地散歩から考えた 夫と旅のペースを合わせる方法

          先日、思い立って夫と築地に行ってきました。 行ったことがなくて、どんなところだろう?という興味と、美味しい海鮮丼を食べたいという希望があり、魚を特集した雑誌を片手に電車で一時間ほどかけて向かいました。 ところが、築地に着いてみると、駅から既にインバウンドの外国人で込み合っていて、夫はすぐさま引き気味に。朝の電車並みの混雑に、早く食べたいものあるならそれ食べてかえろう?と急かされてしまいました。 わたしはぶらぶら冷やかしながら、お店を決めたかったのです。目的のお店、と言わ

          築地散歩から考えた 夫と旅のペースを合わせる方法

          拝啓 工藤あゆみさま: 優しい思いにひたる時間をくれた絵本に。

          コロナが流行りはじめてしばらく経ち、 まだ人と会うことがなかなか難しかったころ、 本屋さんに一人よく立ち寄っていました。 人もまばらで広い店内をうろうろ、 書棚を背表紙を見ながら歩き回るうちに、 平置きされていたこの本の表紙が目に止まりました。 なんとなく不思議なポーズのネコ?の絵 ぱらぱらめくるとユーモラスな絵の数々。 イタリア在住の日本人の絵本作家さんが描いた絵本とのことで、 ユーモラスでシュールなものが好きな私は、 早速買って帰りました。 "はかれないものをはか

          拝啓 工藤あゆみさま: 優しい思いにひたる時間をくれた絵本に。

          2024年 note始めます。

          はじめまして。ふゆと申します。 簡単に自己紹介をさせてください。 40代派遣社員で主婦です。夫婦二人暮らしをしています。 東京都内の大学を卒業し、当時は就職氷河期まっさかりで、唯一採用してもらった企業で営業をすることになり、心身ともにハードな仕事中心の日々。10年強、営業をやっとこ続けるも、30代前半で想定外の病気を経験し、入院、休職、退職・・・と、自分が想定していた人生のルートから思いきりはみ出して(転げ落ちて?)しまい、何年か絶望の寝たきり期間を過ごすことになってし

          2024年 note始めます。