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ちょっとした思いつき

 先日、夫とふたりでお好み焼きを食べに行きました。東京のお好み焼きは関西と違って卓上で自分で焼く形式ですね。シンプルなもので1玉500円くらい。豚肉など入った豪華なもので6、700円くらい。ふたりで3玉ほど食べてお腹いっぱいです。自分で焼くから、作っている時間含めて楽しめるし、そんな高くなくてこんな満足できるのってあまりないねとほくそ笑みました。ソースの香りが家へのお土産です。

 いつか聞いた話ですが、飲食店を未経験で始めるならお好み焼き屋さんがいいと。メインの小麦粉は大量入荷すればコストを抑えられるし、調理はお客さんが自分で焼るのでお店側の手間は少なくすみます。その分、他のところにこだわれば、お客さんの琴線に触れるお店になるでしょう。もちろん、言うは易しでみんなうまくいくはずないので、その時は話半分でしたが。

 ほんとにふとした思い付きなのですが、食べることに困っている人へ小麦粉を支給して、自らでお好み焼きを作ってもらう、そんな自炊場を設けることはできないのでしょうか?

 今の日本には食べるのに困っている人が多くいると聞くたびに心をいためます。この事実は刮目して受け入れなくてはいけないでしょう。(お好み焼きの話からスタートしたたため、少し罪悪感ありますが……)

 食に困っている人に安定した支援で満腹になっていただくにはどうしたらいいか。そこで、ちょっと思いついたのが小麦粉です。昨今は物価の高騰で小麦粉の価格も上がりつつありますが、それでも1食分で換算すると大きな額ではないはず。地域の台所で、自分で、もしくは仲間で助け合って調理できるような場所があれば、支えになるのではないでしょうか。

 お好み焼きである必要はありません。設備やノウハウがあったら、うどんでもいいし、もちろん、お米を炊ける設備もあるといいと思います。いずれも、自分で調理すれば、原価はそこまでかからないはず。

 私は知識も浅く、実際に支援の場で活動しているわけではないので、まだまだ見解が浅いと思います。ご意見ある方がいたらどうぞ教えてください。


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