「厳しいですが、言わせて頂きます。」~詐欺被害がなくならない件~
昔から「甘い話には裏がある」と言われています。
昔から「上手い話はない」と言われています。
昔から「楽して稼ぐことなどできない」とも言われています。
批判を受ける覚悟でハッキリ言います。
騙される方も明らかに落ち度があります。
メディアではよく詐欺被害者の“被害”の部分がクローズアップされ、詐欺に遭った人は可哀想というイメージを強調し、放送されます。
しかし、話を聞いてみると投資額が数百万、数千万というではないですか。
明らかにお金に困っている人たちではないでしょう。
そして結果業者に騙され、多額の損失を被った…、ということですが、出資者の根底には「儲けよう」という金銭欲が少なからずあったはずです。
金銭欲が大きくなり、つられて損失も大きくなったのでしょう。
早めに損切りしておけば、まだ被害は少なく抑えられたかもしれません。
一番悪いのは詐欺をはたらく者たちです。
ですが、甘い話に乗ってしまった出資者には一切の落ち度はないのでしょうか。
詐欺に限らず、物事への危機意識を持つ人は年々減っているように思えます。安定や平和に慣れ過ぎてしまったのでしょうか。
安定も平和も、偶然に存在しているにすぎないのです。
たまたま恵まれているだけなのです。
「オレオレ詐欺」だって、あんなにたくさんのメディアで注意喚起がなされていたのに…。未だに引っかかる人がいることに驚きます。減少傾向にあるものの、令和3年を機にまた増加傾向にあるようです。
危機意識がまた薄れてきている表れでしょう。
耳の痛い言葉というのは聞きたくないものです。
嫌なものです。不快なものです。
受け入れがたいものです。
しかし、自分で自分を守るためには時に痛みを伴います。
それでも大きな痛みを負う前に、危機意識をしっかり持ち、怪しい話には飛びつかないようにすべきです。
お金は簡単に手に入りません。
恋人も簡単に手に入りません。
地位も簡単に手に入りません。
簡単に手に入った場合、それはあくまで虚像です。
欲望・罠・裏切り・妬みなどが入り混じったものでしょう。
便利な社会だからこそ、危機意識を高めていくべきなのです。
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