見出し画像

うつ病 理解してくれる人

「この人には肩の力を抜いて話ができる。」
そう心の中で思えた。

私は、うつ病で休職しています。
現在は、回復期で一進一退を繰り返しております。
今回は、うつ病になって考えたことを記事にします。

うつ病になると、アドバイスという名の正論を言われますよね。
うつ病になった方は誰しも経験あると思います。
例えば

「うつ病の回復には運動がいいんだよ。」
「外出すると、気持ちも切り替わるよ。」

という類のものです。
多分正しいんだと思います。
でも、正しいだけなんです。
私は、それすらもできない自分が嫌に思えて仕方ないのです。
傷つきながらも答えます。

「今はそういうのをするのもしんどいんだ。」

このような返事をするのも、嫌なんですよね。
相手の善意を踏みにじった気持ちになってしまいます。
自分という人間がつくづく嫌になりますよね。
でも、稀にちゃんとこちらの気持ちも汲んで話をしてくれる人もいます。
すごいなと思います。
うつの経験がないのにも関わらずです。
そのような方には、とても安心感を持って接することができます。
しかも、アドバイスを言われても嫌に感じなかったりします。
なぜでしょう。
それは、

自分を一人の人間としてまず認めている

からなんだと思います。
だから、こちら側は構える必要もありません。
うつ病というレッテルを貼ったりしていないんだと思います。
うつ病というのも含めてこの人なんだと思ってくれているんだと思います。
このような人には、自然と人が集まりますよね。
いつか私も、回復したときには、こんな風に人と接することができたらと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?